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7/10

(7) 外す

 

 暑い夏がやってきた。僕にとって苦手な時期でもある。

その理由は、「イヤーマフを付けると熱がこもり汗をかく」からだ。

外出の時は常に付けてるイヤーマフ、「友達と遊ぶ」や「身内と食事する」時は街中でも外す。

・そもそも何故付けてるっけ?

→大きな音を聞き続けると疲れてしまうし、(聞き続けた)次の日は朝からぼーっとするし、雰囲気的に話しかけんなオーラを出す。とにかく喋りたくなくなるからだ。

 あと外出時一年中マスクをしてる僕にとっていやなのだ。

顔を見られるのがいやだし、匂いがキツイ時があるからその場から逃げたくなる。あと、汗かくし。


 体育の時は仕方なく外す。蒸し暑くなるし、先生が外せと言うから。

 授業中クラスの子たちがちらちらと見てくる。外してるのが珍しいのか分からないけど見てくる。

(あんま見ないでほしい……)

「ねぇ、○○君ってマスク取るとかわいい顔してるよね~」

「うーん…なんかね、幼い?顔だよね~」

 何人かの女子が喋ってるのが聞こえる。

僕はいやだから、座ってうずくまる。

「え~かわいい~恥ずかしくなっちゃったのかな~」

(はぁ…マスク付けたい)

 足音が近づいてきて、「○○君大丈夫?具合悪い?」と隣の席の○○君が声をかけてきた。

「えーと………大丈夫。早く体育終わらないかなーって思ってただけだから」

「あーそうだよねー」

「………」

「……………」

 無言になる二人。

「ねぇ、一つ聞いてもいい?」と○○君。

「うん」

「なんでいつもマスク付けてるの?」

「………えーと、恥ずかしいから。顔見せんの」

「えー、いい顔してるよ?○○君って。ほら、髪型をもっとこう……」

 「さわるよー」と言いながら僕の髪をパラパラといじり、適当に直してくれる。

「お~こっちの方がカッコイイよ」

 鏡がないから僕は見られない。てか、見なくていい。

近くにいた友達を呼び、「なぁ!○○君こっちの方がカッコイイよね!」

「うん、確かにこっちの方いいし、これモテるよ」

 話しかけられるの慣れてないから、顔が火照る。

「照れててカッコイイが可愛いになった」

 もう恥ずかしくて顔をふせる。けど、目だけ○○君に向けて

「あんまり僕を見ないで。は、恥ずかしく……なるから」

~数秒の間~

「そっかそっか、ごめんね」と言いながら僕の頭を撫でてきた。

 もう少しで授業が終わる。

・最後 スーーーゥッ……バーン!

(↑気にしないで↑)


 「反転」の話。

・春くん書いてますか?

→えー……あーはい、

・今週中と言ったのに、明日か明後日しかないですねー大丈夫ですか?

→あーー……まあ、なんとかなります

・あーなるほど…お察しします。。

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