(7) 外す
暑い夏がやってきた。僕にとって苦手な時期でもある。
その理由は、「イヤーマフを付けると熱がこもり汗をかく」からだ。
外出の時は常に付けてるイヤーマフ、「友達と遊ぶ」や「身内と食事する」時は街中でも外す。
・そもそも何故付けてるっけ?
→大きな音を聞き続けると疲れてしまうし、(聞き続けた)次の日は朝からぼーっとするし、雰囲気的に話しかけんなオーラを出す。とにかく喋りたくなくなるからだ。
あと外出時一年中マスクをしてる僕にとっていやなのだ。
顔を見られるのがいやだし、匂いがキツイ時があるからその場から逃げたくなる。あと、汗かくし。
体育の時は仕方なく外す。蒸し暑くなるし、先生が外せと言うから。
授業中クラスの子たちがちらちらと見てくる。外してるのが珍しいのか分からないけど見てくる。
(あんま見ないでほしい……)
「ねぇ、○○君ってマスク取るとかわいい顔してるよね~」
「うーん…なんかね、幼い?顔だよね~」
何人かの女子が喋ってるのが聞こえる。
僕はいやだから、座ってうずくまる。
「え~かわいい~恥ずかしくなっちゃったのかな~」
(はぁ…マスク付けたい)
足音が近づいてきて、「○○君大丈夫?具合悪い?」と隣の席の○○君が声をかけてきた。
「えーと………大丈夫。早く体育終わらないかなーって思ってただけだから」
「あーそうだよねー」
「………」
「……………」
無言になる二人。
「ねぇ、一つ聞いてもいい?」と○○君。
「うん」
「なんでいつもマスク付けてるの?」
「………えーと、恥ずかしいから。顔見せんの」
「えー、いい顔してるよ?○○君って。ほら、髪型をもっとこう……」
「さわるよー」と言いながら僕の髪をパラパラといじり、適当に直してくれる。
「お~こっちの方がカッコイイよ」
鏡がないから僕は見られない。てか、見なくていい。
近くにいた友達を呼び、「なぁ!○○君こっちの方がカッコイイよね!」
「うん、確かにこっちの方いいし、これモテるよ」
話しかけられるの慣れてないから、顔が火照る。
「照れててカッコイイが可愛いになった」
もう恥ずかしくて顔をふせる。けど、目だけ○○君に向けて
「あんまり僕を見ないで。は、恥ずかしく……なるから」
~数秒の間~
「そっかそっか、ごめんね」と言いながら僕の頭を撫でてきた。
もう少しで授業が終わる。
・最後 スーーーゥッ……バーン!
(↑気にしないで↑)
「反転」の話。
・春くん書いてますか?
→えー……あーはい、
・今週中と言ったのに、明日か明後日しかないですねー大丈夫ですか?
→あーー……まあ、なんとかなります
・あーなるほど…お察しします。。




