(8) 補習
夏休み入りたて、
僕が通う高校は少し特殊な補習をする。特殊といっても二つから選択式なだけだ。
僕は体育を休みすぎたせいか、補習対象者になった。僕以外にも何人かいる。
校庭or体育館で45分を2回補習か、水泳40分休憩あり2回から選択する。
「え~水泳がいい~」誰かが言う。
数人いる中でみんな同じ補習内容でなければならない。
「暑いし水泳でいいじゃん」別の生徒が言う。
「ねぇ、君は?」
「ぼ、僕ですか?」
「そう」
「ぼ、僕はみなさんに合わせます」
「そ、じゃあ決まりだね」
高校に水泳の授業はないが、中学の方で授業がある。
同時に補習をやることが決まっている。ちなみに水泳をしたいがために補習を受ける生徒まで現れる。
・・・・・
プールは屋内にあり、外でやる必要がない。水着は借りるか、自ら買うか、中学校の時に使っていた水着を使うかだ。
大体の人が借りる。僕も借りた。
「先生、あの僕…ラッシュガード着たいんですけど…いいですか?」
「ラッシュガード…は、、ないなぁ……中学生が使う小さいやつならあるけど」
「そ、そうですか……」
「どうしても肌を見せたくないのであれば、女子用の水着ならあるけど、○○さんがいいなら貸すよ」
「………………は、はい。それでいいです」
(大丈夫なはず、人少ないし他の生徒見たことないから………)
・・・・
「じゃあーストレッチしてやっていくぞー」と先生が言う。
(少し恥ずかしさがあるけど、周りの生徒は僕のこと見てない)
ストレッチして、始めは水に慣れるために水中歩行をしていく。
(久しぶりに水泳やった)
~終了
「着替た後、水着は回収するぞー持って帰って、次持ってこないやつが出てくるからいいぞー」
僕も渡す。
通学かばんを持って下駄箱へ。
「ねぇ君、さっき水着あっち着てた子でしょ?」
「え…あっはい…」
(え…き、緊張する……)
補習者の中にいた高校生のようだ。
「マイナスの方面を言いに話しかけた訳じゃなくて、凄くよっかたよって言いたかっただけ」
「……………」
「いや、今の時代に合ってたなって思ったし、周り全く気にしてなかったじゃん」
「いや別に、緊張はしてたよ。たまたまラッシュガードがなかっただけだし」
「あ~なるほどー着ても着なくてもよかった系?」
「…………別に気にしない、かな……」
「そっか。ごめんね!引き止めちゃって!」
「いえ別に……」
学年も名前も知らない彼は、早足で下駄箱を出て行く。
(まぁ、最初は気にしてはいたけど、慣れていくと感じなくなるよね)
早く帰って、ゆっくりしよう。
・効果音
(↑気にしないで↑)
お仕事お疲れ様です。休みなんてないですよね。
僕はお休みまああります。学生ですから。。




