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只今、普通の人生を浪費中。  作者: 成瀬朔久


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登校の時間

今日は朝から肌寒い。


昨日は夏服で登校したが、今日は冬服を着ることにした。

母は、出勤時間を私の登校時間と合わせてくれているため、遅れることは出来ない。


早くして、と声をかけられる。


祖母からお菓子のラムネを貰い、口に入れ、私は家を出た。

ドアを開いた瞬間、冷たい風が吹いてくる。



この時間帯は人が少ない。


ジョギングをしている人、保育園に行くであろう親子、いつも挨拶をしてくれる近所のおばあさん。

眠気覚ましに食べたラムネが口の中で溶け切るとき、今日も同じ一日を繰り返すんだなぁ、と私は思う。


自転車に乗った母が、私のリュックサックをかごに入れてくれる。

雑談をしながら、学校に向かって歩く。


今日はSNSについて話した。

私は最近、SNS投稿にハマっている。


気が合う人と話すのは楽しいし、同じ趣味、同じものが好きな人と話すのはもっと楽しい。

3時間もやりすぎだ、そんなことない、と、平凡な会話をしていた。


話していると時間はあっという間に過ぎていく。


もう学校に到着してしまった。

渋りながらも私は校門をくぐり、手を振る母に手を振り返し、靴と上履きを履き替えた。

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