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【秦末興亡記】 ~始皇帝の子に転生した公子は、乱世を生き抜く~  作者: 越後⭐︎ドラゴン
第3章 群雄割拠

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第67話 人たらし

 (はい)の地に、一人の男がいた。


 名を劉邦(りゅうほう)という。


 男が十人に一人ほどしか生まれないこの世では、それだけで周囲から特別な目を向けられることも多い。だが劉邦(りゅうほう)は、その希少さを使って富や地位を得たわけでもなく、役人として大きく出世したわけでもなかった。


 酒を好み、細かなことは気にせず、面倒事があれば何とかなるだろうと笑って済ませる。


 そんな男だった。


 その劉邦(りゅうほう)に転機が訪れたのは、秦の賦役に駆り出された者たちを驪山(りざん)へ護送していた時だった。


 道中、囚徒が次々と逃げ出したのである。


「おい、また一人いなくなったぞ!」


「これでは着く頃には半分も残らん!」


 同行していた者たちが青ざめる中、劉邦(りゅうほう)は頭を掻いた。


 逃亡者を出した責任を問われれば、自分もただでは済まない。


 逃げた者を一人ずつ捕まえ直すなど、到底できる話でもなかった。


 しばらく考えた後、劉邦(りゅうほう)は残っていた者たちの縄へ手をかけた。


「もういい。お前らも逃げろ」


 囚徒たちが目を見開く。


「……何を言っている?」


「ここまで逃げられたら、俺も帰れねえんだよ。だったら全員逃げた方が話が早い」


「お前はどうする」


「俺も逃げる」


 劉邦(りゅうほう)は悪びれずに笑った。


「どうせ捕まれば酷い目に遭う。だったら山にでも潜って、生きられるだけ生きようぜ」


 呆気に取られていた者たちの中から、やがて笑い声が漏れた。


 縄を解かれれば、そのまま去ることもできた。


 それでも何人かは残った。


「行くところもねえしな」


「なら、あんたについていく」


「好きにしろ」


 そうして劉邦(りゅうほう)は、山沢に身を潜める小さな集団の頭になった。



 やがて、天下の空気が大きく変わった。


 陳勝(ちんしょう)呉広(ごこう)が立ち、各地で秦へ反抗する者が現れ始める。


 さらに、死んだと思われていた公子扶蘇(ふそ)が生きていたという報せまで広まった。


陳勝(ちんしょう)が立って、本物の公子扶蘇(ふそ)まで出てきたらしいぞ」


 仲間から話を聞いた劉邦(りゅうほう)は、酒を飲みながら面白そうに笑った。


「なら、俺たちも山で鼠みてえに暮らしてる場合じゃねえな」


「公子扶蘇(ふそ)のところへ行くのか?」


「なんでだ?」


「なんでって、反秦なら一緒だろ」


「知らねえ奴の下へ入るのも面倒だ」


 劉邦(りゅうほう)は器を置いた。


「自分たちでやろうぜ。その方が気楽だ」


 こうして(はい)でも兵が立った。


 だが、気楽に立ったからといって戦に勝てるわけではない。



 劉邦(りゅうほう)の軍は、弱かった。


 集まった者には腕の立つ者もいたが、軍全体として動かす術を知る者が少ない。勢いで攻め、敵が固ければ止まり、崩れ始めれば一斉に退く。


 秦の城を攻めては失敗し、別の場所へ向かってはまた押し返された。


「また負けたな」


 敗走した後、劉邦(りゅうほう)は焚き火の前で平然と言った。


 傍らにいた樊噲(はんかい)が呆れた顔をする。


「笑ってる場合か。次も同じ戦い方したら、今度こそ死ぬぞ」


「じゃあ次は違うやり方にする」


「その違うやり方が分からねえから負けてんだろうが」


「そうとも言うな」


 樊噲(はんかい)が額を押さえた。


 そんな軍だった。


 ところが、不思議なことに人は減らなかった。


 むしろ少しずつ増えていった。



 劉邦(りゅうほう)の周りには、本人とは似ても似つかないほど有能な者たちがいた。


 樊噲(はんかい)


 かつて犬を屠って生計を立てていた女で、膂力に優れ、乱戦になれば先頭へ飛び込む。口は荒いが劉邦(りゅうほう)への忠誠は強く、危険な場所ほど自分から引き受けた。


 蕭何(しょうか)


 もとは(はい)の役人で、兵糧や人員、帳簿の整理を一手に引き受けていた。劉邦(りゅうほう)がどれだけ無計画に人を増やしても、この女が後ろで帳尻を合わせるため、軍はどうにか動いている。


 曹参(そうしん)


 これも(はい)の出で、実務だけでなく戦場でも頼れる。派手さはないが、部隊を預ければ崩れにくく、劉邦(りゅうほう)の雑な命令を現実に動かせる形へ直していた。


 そして、その集団を一人の女が見ることになる。


 張良(ちょうりょう)だった。



 張良(ちょうりょう)は本来、景駒(けいく)のもとへ向かっていた。


 博浪沙で始皇帝を討とうとして失敗し、下邳(かひ)では老人から兵法の書を授けられた。その後も反秦の勢力を探しながら各地を巡り、自分が仕えるべき相手を見定めようとしていた。


 その途上で、劉邦(りゅうほう)の一団と出会ったのである。


 最初は、通り過ぎるつもりだった。


 戦績だけ聞けば連戦連敗。


 率いているのは名門の出でもなければ、名高い将でもない。


 ところが陣へ入ってみると、張良(ちょうりょう)は足を止めた。


「この兵糧の管理は、誰が?」


「私です」


 答えたのは蕭何(しょうか)だった。


 帳簿を見る。


 粗末な軍にしては、兵数と食糧の把握が妙に正確だった。


 続いて部隊を見る。


 曹参(そうしん)の指揮する兵は、他より明らかにまとまっている。


 さらに、陣の外では樊噲(はんかい)が数人を相手に武器の稽古をしていた。


(……妙だ)


 張良(ちょうりょう)は首を傾げた。


 この三人が、それぞれ別の主へ仕えたとしても十分に働ける。


 なぜ揃って、連戦連敗の男のもとにいるのか。



 その疑問は、劉邦(りゅうほう)本人と話すうちに少しずつ解けていった。


「つまり、この地形で正面から攻めれば、守る側が有利になります」


 張良(ちょうりょう)が地面へ簡単な図を描く。


「こちらの兵力では、城門へ集中しても損害が増えるだけです」


「なるほど」


 劉邦(りゅうほう)はしゃがみ込み、子供のように図を覗き込んだ。


「じゃあ、どうすりゃいい?」


「兵を分け、相手の注意を散らします。その上で」


「待った」


 張良(ちょうりょう)が顔を上げる。


「分からなかった?」


「いや。面白いから酒持ってくる。続けてくれ」


「……酒は後でよろしいでしょう」


「そうか?」


 本当に残念そうな顔をした。


 張良(ちょうりょう)は少し呆れながらも説明を続けた。


 すると劉邦(りゅうほう)は、意外なほど早く話の要点を掴んだ。


「敵の強いところと殴り合わなくていいってことだな」


「大雑把に申せば」


「なら最初からそう言えよ」


「今、説明したでしょう」


「俺は細かい理屈を覚えるのが苦手なんだ」


 悪びれもしない。


 だが、自分が分からないことを隠そうともしなかった。


 知らなければ聞く。


 理解すれば使う。


 自分より頭のいい者を前にしても、張り合おうとしない。


 張良(ちょうりょう)は、そこに初めて興味を持った。



 後日、張良(ちょうりょう)はさらに踏み込んだ軍略を語った。


 太公望(たいこうぼう)の書から学んだ、兵の動かし方、人心の掴み方、敵将の性格を利用する方法。


 並の者なら途中で退屈するような話だった。


 だが劉邦(りゅうほう)は最後まで聞いた。


「それ、使えるな」


 張良(ちょうりょう)は僅かに眉を上げる。


「理解されたのですか」


「全部は分からん」


「……では、なぜ使えると」


「お前が使えると思って話してるんだろ?」


 張良(ちょうりょう)は言葉を止めた。


「だったら任せる。俺より詳しい奴が考えた方がいい」


「失敗したら?」


「その時は一緒に逃げようぜ」


 あまりにも軽い。


 けれど、張良(ちょうりょう)は笑いそうになった。


(なるほど)


 蕭何(しょうか)も。


 曹参(そうしん)も。


 樊噲(はんかい)も。


 この男のもとにいる理由が、少し分かった気がした。


 劉邦(りゅうほう)自身には、突出した才がない。


 だからこそ、他人の才を怖がらない。


 自分より優れた者がいても、それで己の立場を脅かされたとは考えず、むしろ喜んで使おうとする。


 それは簡単なようで、できる者は少なかった。


 張良(ちょうりょう)下邳(かひ)の老人の言葉を思い出した。


 王者の師となれ。


 その相手がこの男なのか。


 まだ断定はできない。


 だが、もう少し見てみたいとは思った。



「なあ、張良(ちょうりょう)


 ある日、劉邦(りゅうほう)が言った。


「俺のところに来ないか」


「唐突ですね」


「お前が来てから、俺たち負け方が少しマシになった」


「勝ってはいないのですね」


「だから必要なんだよ」


 劉邦(りゅうほう)は笑った。


「見ての通り、俺は戦が上手くない。頭のいい奴が必要だ。蕭何(しょうか)は後ろを見てもらわなきゃ困るし、曹参(そうしん)は兵を動かしてる。だから軍略を考える奴が欲しい」


 妙に率直だった。


「お前ならできるだろ」


 張良(ちょうりょう)はしばらく劉邦(りゅうほう)を見た。


 本来向かうはずだった景駒(けいく)のことが頭をよぎる。


 だが、目の前の男の方が面白い。


「……よろしゅうございます」


「おっ」


「しばらく、お力をお貸しいたしましょう」


「決まりだな!」


 劉邦(りゅうほう)は嬉しそうに張良(ちょうりょう)の肩を叩いた。


「ではまず、その馴れ馴れしさを改めていただきましょうか」


「そこから?」


「そこからです」



 張良(ちょうりょう)が加わって最初に目をつけたのは、(とう)だった。


 城そのものは大きくない。


 だが守りは固く、劉邦(りゅうほう)軍が正面から攻めれば、これまでと同じ結果になる可能性が高かった。


「では、どうする?」


 劉邦(りゅうほう)が尋ねる。


「中から崩します」


 張良(ちょうりょう)は答えた。


「県令について調べました。用心深い男ですが、女には弱いようです」


 樊噲(はんかい)が嫌そうな顔をする。


「色仕掛けか」


「そうなります」


「誰がやる」


 その問いに、張良(ちょうりょう)は少しだけ黙った。


「私が」


 劉邦(りゅうほう)が目を丸くした。


「お前が?」


「何か問題が?」


「いや。できるのかなと思って」


「……どういう意味でしょう」


「怖い顔してるから」


 張良(ちょうりょう)の目が細くなる。


「やはり、あなたを囮にしてもよろしいでしょうか」


「悪かった」



 城へ潜り込む前、張良(ちょうりょう)は一人で衣を整えていた。


 普段の旅装ではない。


 戦乱から逃げてきた女に見えるよう、上等すぎる衣は避ける。その一方で、県令の目を引かなければ意味がないため、襟元はいつもより緩め、髪もあえて完全には整えなかった。


 鏡代わりの磨かれた銅板へ自分を映す。


「……」


 張良(ちょうりょう)は黙って襟を少し直した。


 開きすぎた。


 少し閉じる。


 今度は目立たない。


 もう一度僅かに緩めたところで、手が止まった。


(私は何をしているのだ)


 剣を握って始皇帝を狙った時とは、まるで違う緊張だった。


 敵へ近づくという意味では同じなのに、自分の容姿そのものを武器として意識したことなど、これまでほとんどない。


 下邳(かひ)で読んだ兵法には、敵の欲や執着を利用することも記されていた。


 相手が欲するものを見せ、判断を鈍らせる。


 理屈では分かる。


 だが実際に自分がそれをするとなれば、頬に熱が集まるのを止められなかった。


「軍師とは、使えるものを使うもの……」


 自分へ言い聞かせる。


 視線。


 声。


 仕草。


 そして、この身体も。


 相手を殺す必要すらない。


 門を開けさせれば勝ちなのだ。


 張良(ちょうりょう)は息を整えると、流民を装って(とう)の城へ向かった。



 策は驚くほど簡単に進んだ。


 城内へ入った張良(ちょうりょう)は、ほどなく県令の目に留まった。


 県令は張良(ちょうりょう)の事情を尋ねている間も、何度も彼女の襟元へ視線を落とした。


 隠そうとすらしない。


 張良(ちょうりょう)はそれに気づいていたが、気づかないふりを続けた。


「戦で家を失いまして」


 声を少し弱くする。


「頼れる者もおりませぬ」


「それは気の毒にな」


 県令は露骨に機嫌を良くした。


「しばらく城に留まるがよい。余が面倒を見てやろう」


「ありがたき御言葉にございます」


 張良(ちょうりょう)は頭を下げた。


 屈んだことで襟元が僅かに開く。


 県令の目がそこへ吸い寄せられた。


 張良(ちょうりょう)は内心で冷静に数えた。


 一度。


 二度。


 三度。


 話の内容より、こちらを見ている時間の方が長い。


(これなら使える)


 嫌悪はあった。


 だが、それ以上に相手が分かりやすすぎた。



 その日の宴でも、張良(ちょうりょう)は県令のそばへ置かれた。


「飲まぬのか」


「酒には弱うございます」


「なら少しだけでよい」


 杯を受け取る際、張良(ちょうりょう)は指先が触れる距離まで近づき、すぐに離れた。


 県令の顔が緩む。


 もう一度。


 今度は笑う。


 ただし近づきすぎない。


 欲しいものをすぐ与えれば警戒が戻る。


 届きそうで届かない距離に置く。


 兵法で敵軍を誘い込むことと、本質的には変わらない。


 そう考えると、張良(ちょうりょう)にも少し余裕が出てきた。


 やがて県令は完全にその気になった。


「今宵は余の部屋へ来い」


 張良(ちょうりょう)は伏せていた目を上げる。


 少しだけ間を置いた。


「……私などで、よろしいのでしょうか」


「無論だ」


 県令は嬉しそうに笑う。


 張良(ちょうりょう)も微笑み返した。


「それでは、仰せのままに」


 顔を伏せた瞬間、その笑みは消えた。



 夜。


 県令は部屋から護衛を遠ざけていた。


 兵に囲まれたまま女を迎えるのは興が削がれるとでも思ったのだろう。


 その判断が命取りになった。


 戸が静かに開く。


「待っていたぞ」


 県令が立ち上がる。


 だが入ってきたのは張良(ちょうりょう)ではなかった。


「こんばんは」


 最初に姿を見せた樊噲(はんかい)が笑う。


 その後ろには武器を持った兵たち。


 県令の顔色が一瞬で変わった。


「な、何者だ!」


「女を待ってたんじゃなかったのか?」


「兵を呼べ!」


「遠ざけたのはあんただろ」


 樊噲(はんかい)が間合いを詰める。


 県令も慌てて剣へ手を伸ばしたが、遅かった。


 短い争いで県令は討たれた。


 ほぼ同時に、張良(ちょうりょう)が事前に確かめていた経路から別働隊が城門へ向かう。


 指揮官を失った守備兵は混乱し、その隙を突いて城外の劉邦(りゅうほう)軍が攻め込んだ。


 これまで何度も城壁の前で押し返されていた兵たちが、初めて城内へ雪崩れ込む。


 (とう)は落ちた。



「勝った!」


 城へ入った劉邦(りゅうほう)は、本気で嬉しそうだった。


「俺たちが城を落としたぞ!」


「正確には張良(ちょうりょう)の策でございます」


 蕭何(しょうか)が訂正する。


「だから俺たちだろ」


「その考え方だけは便利ですね」


 そこへ張良(ちょうりょう)が戻ってきた。


 すでに衣も整えている。


「御無事でしたか、張良(ちょうりょう)


 曹参(そうしん)が尋ねる。


「何事もございません」


「おお、張良(ちょうりょう)!」


 劉邦(りゅうほう)が駆け寄ってくる。


「すげえじゃねえか!」


「策が上手く運んだだけです」


「それがすげえんだよ。俺が何回正面から行っても落ちなかった城だぞ」


 劉邦(りゅうほう)は素直に感心していたが、やがて妙な笑みを浮かべた。


「ところで」


 嫌な予感がした。


「何でしょう」


「県令をどうやってそこまでその気にさせたんだ?」


「……」


「いや、お前が綺麗なのは分かるけどよ。いきなり部屋に呼ぶほどだろ? 途中で何か」


 張良(ちょうりょう)の視線が冷たくなる。


「何か?」


「いや、例えばこう、ちょっと触らせたり」


劉邦(りゅうほう)様」


「はい」


「次にそれ以上申されたら、策を立てる際にあなたを最も危険な場所へ配置します」


「それは困る」


 樊噲(はんかい)が腹を抱えて笑った。


「怒らせるからだ、馬鹿」


「気になるだろ、普通」


「なりません」


 張良(ちょうりょう)は即答した。


「私は県令の欲を利用しただけです。身体を差し出したわけではございません」


「分かった、分かった」


「絶対に分かっておられませんね」


 劉邦(りゅうほう)は笑っている。


 張良(ちょうりょう)は小さく息を吐いた。


 才を妬まない。


 策を聞く。


 失敗しても責任を押しつけようとしない。


 その点では、確かに得難い男だった。


 だが。


(この下世話さだけは、どうにかならないものか)


 張良(ちょうりょう)は本気でそう思った。



 (とう)での勝利を境に、劉邦(りゅうほう)の軍は変わり始めた。


 張良(ちょうりょう)が戦う場所と方法を選び、蕭何(しょうか)が兵糧を整え、曹参(そうしん)が兵をまとめ、樊噲(はんかい)が必要なところを力で破る。


 その中心で、劉邦(りゅうほう)は自分にできないことを、できる者へ任せた。


 本人が突然名将になったわけではない。


 それでも軍は強くなる。


 それが劉邦(りゅうほう)という男の、奇妙な強さだった。


 秦の公子扶蘇(ふそ)が生き残り、楚では項梁(こうりょう)項羽(こうう)が勢力を広げている。


 そして(はい)からもまた、一つの勢力が歩き始めた。


 まだ天下を争うほどの軍ではない。


 けれど、劉邦(りゅうほう)張良(ちょうりょう)を得た。


 その事実が後にどれほど大きな意味を持つのか、この時点で知る者はいなかった。

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