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40歳だが気付いたら異世界転生してアデール・トゥルーマン将軍になった件  作者: アフリカ霊長類進化研究所 ンゴ・イクァンノカ職員
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正体不明の大男編その8

嘘を信じ嘘を盾にする者

本当の真実は闇に隠れる

バァンッ


静かな朝の始まりではなかった、辺りには乾いた金属音が響く

思い切りドアを開け桜井に駆け寄る和田


「桜井落ち着けよ!」


郵便受けの前には糞尿を撒き散らし絶叫する桜井の姿が

「ああああああああああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ!!!!!」


「ど、どうしたんだいきなり大声出して」


「なんでもな(ブリブリブリブリュュリュ!!ブチチチブゥゥゥッッッ!!!) 」


「お・・おい、何だよ腹が痛いのか?救急車呼ぶから待ってろ」


「ちちちちちちっ違うッス!」


ふと見ると桜井の手には見慣れない封筒を持っていた


「おいその手紙よこせ」


「送り主は弁護士!?見た事ある名前だコイツは絶対許さねえ・・・」

「まだあるッス、ざっと見て全部が和田さん宛ての名義ッス!!」


手紙は70通程入っており、半分は和解を勧告する内容だった


「どっどっどどどどういう事態なんスか!?!?」


「奴らの狙いは分断工作だ、君が代でも歌って落ち着け」


「わわかたッス、えーっと歌いだしは・・・」

「きいいいいィィィィィィみィィィィィィいいいいがああああああああ」


「耐え難い音痴だな、一先ず部屋に入って手紙を見るか」


「ちいいいいいィィィィよにいいいいいいィィィィやあああちいいい」


部屋に戻るとそこには不機嫌なアデール将軍がたたずんでいる


「おいッ!朝からうるさいぞ、近所迷惑だから静かにしろッ!」

将軍、この間わずか1秒で臨戦態勢をとり腕に力を込めた


「さあああああざあァァァァァれええええぇぇぇッゴファッ!!!!」


間髪入れずに桜井の右頬に将軍の鉄拳がお見舞いされる



「んぎゃッ!!!」



鈍い音と衝撃波が部屋中に伝う

衝撃で2m程吹き飛び叩きつけられる、背中の壁には無数の亀裂が走った


「どうしたのだ!貴様らしくもない」


「そうなんだ将軍、桜井は酷く取り乱しているが俺は平気だ」


「むう!?敵でも攻めてきたのか、我も武器を取り共闘するぞ!」


「いや手紙でだよ、和解しなければ訴える・・・とな」


「んん??一体どこの連中が送ってきた親書なのだワダよ」


「反日勢力の手先とだけいっておこうか・・・」


和田によればテレビ局、経済、政治、司法を操る悪の組織の一員と日々戦い

その組織に関わる弁護士から訴状もとい挑戦状が叩きつけられたらしい


「まさか反撃してくるなんて、少し動揺してるがな大丈夫だよ」


「まさか住所まで割り出されてくるとは、反日勢力も必死だな」


「まさかパヨは言論弾圧が目的で司法も完全に乗っ取ったのか!?」


「まさか我々に直接戦いを申し込んでくるとは、血に飢えた狂犬め!」


「ワダよ漏れてるぞ」


「えっ!?」

和田は急いで脱衣所に向かう、本人はまったく気づかず演説していた


「サクライどうだ目が覚めたか?」


「しょうう・・・将軍さすがに痛いッス、でも落ち着けたッス!」

手を差し伸ばし体を起こす


「まさかあんな量の訴状が届くなんて夢でも見てるかと思ったッス」


「俺達の住所が分かってるのが謎、探偵でも雇って割られたんスかね」


「サクライはそれに心辺りでも、何か少しでも知っているか?」

「んー・・・弁護士の名前見ても知らないッス、誰一人も」


「和田さんが全部事情知ってそうだから話して貰うしかないッスね」


「やれやれ忙しい日になりそうッス、保守速報でも見て気分転換ッス」


スマホを弄りだす、彼の日課である情報源のまとめサイト巡回

当然テレビは洗脳装置と捉え、ネットが全てと確信している


それを見た将軍は告げる

「その情報が詰まっている不思議な箱で、ベンゴシを調べてはどうだ?」


「それは思いつかなかったッス、やっぱり将軍は天才軍師ッスね!」


「えっと名前は・・・難しい漢字で何て読むのか分からないッス」


「ニホンジンのお前が知らないのか!?まったくバカげた話だな」

将軍思わず頭を抱え、ため息をつき呆れる


「へへっでも日本人として漢字は読めなくても、立派な愛国者ッス!」


とりあえず日本語は読めない将軍に代わりに、手紙を読み内容を伝える


「ざっくり言えば起訴前に和解すれば許すみたいな事を言ってるッスね!」


「つまり話合って解決を提案してると?相手からは敵対心を感じられないな」


「ならばこれは戦いではなく、停戦協定の申し込みを催促さいそくされているのか?}


「よく法律知らないから詳しく言えないんスが、将軍の読みは当たってるッス」


「これではワダが嘘を付いている?ベンゴシは至って戦いは望まない意志」


「そうかもしれないッス!俺と将軍で便所から引きずり出すってのはどうスか?」


トイレに籠城する者との戦いが幕を開ける・・・

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