第2夜
4.短調と長調
短調と長調と言うのを聞いた事があるだろう。
マイナー、メジャーともいうが短調は人をかなしい気持ちにさせ、長調は人を明るい気持ちにさせる。
そんなものは主観でしかないはず、調べても心にどう働くかまでは説明されない。
説明されればされるほど”だからなんで!”となる。
かろうじていえる事は音楽自体のリズムが人に近ければ長、遠ければ短調となる。
私は人を破壊する音楽というものに出会った事がある。10秒と聴かずに心臓が一度は止まったが適切な処置により助かった。音楽を奏でた者は結果を知っていてあらかじめ準備していたのだ。
先の説明を吟味すればお分かりになるだろう。
音楽が人に近づくのなら逆もあり得る。
人が音楽になりはじめる。
短期間聞いただけで体の振動はとまる。
それ等は音楽になる。
5.水の中で喋る。
水の中で喋るなど、口に水が入るし空気よりも遥かに密度の高い水では遠くに伝わらない。水自体が持つ波にまけてしまうのだ。
だから水の中から助けを求める少年の声など聞こえてはならない。聞こえるならばそれは気の所為だ。気の所為なのだ。気の所為に決まっている。
6.言葉が現実になる能力者
マンガ等で言ったことが実際におこる能力者というのは何度か見たことがあるだろう。
真言、呪言、言霊、予言、もっと単純に魔法、または自己暗示。
自己暗示はともかく、超常を起こす技なら何かまだるっこしいではないか、もっとしっかり結果を言葉にしろと思う人は多いはずだ。
ストーリー上のご都合主義と言ってしまえばそれまでなのだがそこには秘密がある。
言った事が本当になることは怖いのだ。
それらの技は自分の力でなくて誰かが叶えている。
叶えている者が本当に味方なのか永遠に分からない。
どう伝わっていようと本当かわからない。
予言がはずれたか当たったかは予言した本人は知りたくない。




