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九天楼  作者: 普九浪
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第十三話 再会

この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称・事件等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

「まぁ、考えてもしょうがねぇか、」

カイトは立ち上がり、動かない足を引き摺りながら神社の中へと動きはじめた。


「トメさん、よろしく頼む!」

「なんだいもう来たのかい、少しは考えたのかぃ?」

「これしかないし、ルリにも会いたいしな、」

「やらないよ、」

「うるせぇ、そんなんじゃねぇよ、」


トメとカイトは神社の奥へと進んでいく、そこには地下へと続く階段があった。

「この中に入るのははじめてかい?」

「あぁ、怖くて入れなかったさ」

「まぁ無理もないねぇ」


進んでいくと神社の地下深くに、縄が絡まりついている黒い塊の前に降りて来た。

「この中にいるのか?」

「あぁ、何年ぶりかねぇ、、、さぁ、開くから離れな。」

トメさんは鈴の付いた儀式で使う杖を振り回し、鈴の音を響かせた。

それに反応するように、黒い塊が青白い光を放ちはじめた。

「久しぶりだな、ルリ」

青白い光を放ち黒い塊は合わさった両手の掌が、開くように膨らんできた。

その中には、目を閉じた少女が手を合わせた状態で立っていた。立つというより宙に浮くような、そんな感じだった。


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