表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
回復魔法だと思ったら即死魔法でした ~最弱回復魔法師の力を受け継いだ俺、気づいたらダンジョン魔王に~  作者: マリアンナイト


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

62/63

62話 四百五十年前の怨念


 ふう……疲れた……。


 俺は寝室に移動して、

 ひとりの時間を満喫する。


「温かいベッド……。

 ここでゆっくり眠りたい……」


<この先、ダンジョンをどうしていくつもりだ?>


「仲間の状況は把握できたけど、

 このダンジョンってさあ、どうなってるの?」


<どうなってるとは?>


「あのさぁ……

 ダンジョンが深くなったのはいいんだけど……」


(うおーー。ぬおーー)


 不気味さが部屋に漂う。


「十階層に深くなったあたりから、

 急にゾンビが湧き出してるんだよね」


<ガハハハハ!>


「どの階層からも湧き出してくるしさ。

 気持ち悪いんだけど」


<お前の姿と変わらんけどな>


「いや、それだけじゃなくてさあ。

 気づいたら全部、

 玉座の間の前に集まってきてるんだよ」


 遠くで唸るような声が聞こえる。


(うおおお……)


(おのれ……)


(ゆるさん……)


 無数の声が折り重なり、


 灯の火が揺れた。


 壁の向こうから、


 怨念が滲み出してくるようだった。


「ちょっと怖いんだけど」


<そうか>


「そうかじゃなくて!

 ここから出られないんだけど!

 隠し通路からしか通行できないのが邪魔なんだって」


<仕方ないな>


「仕方ないじゃないよ」


<仕方なかろう。

 ありゃ、ここで死んでいった亡霊だからな。

 もう四百五十年もの長きにわたって恨み続けておる>


 だからといって、なんで俺が襲われてるんだ?


<我が赤い霧で殺したじゃ。

 あの国のすべての住民を……。

 そして我は、お前の中におるからな>


「えーーー!!!

 そいつら全員、俺を恨んでるの?」


<正確には我のことを恨んでいるんだがな>


「どうにかしてよ~。

 言うことも聞いてくれないんだよ」


<今の魔王はお前じゃ。

 お前がどうにかせい。

 お前に眷属ができて良かったな>


「言うことを聞かない眷属ってありなのかよ?

 それに、お前のせいだろ!」


<我のせいだけではない。

 死んでいったものがここに引き寄せられ、

 どんどん増えておる>


「そんな~……」


 ゾンビの声が、玉座の間に不気味に響いていた。


 その中に……


 ひときわ変わった言葉が聞こえた。


「うう~……もう成仏させてくれ……」


 怨念の言葉の中に……


 ひとつだけ違う声が……


「うう~……カンカイ……俺を許してくれ……」


 ***


 今回のダンジョンは十五階層で、このようにボスを配置した。


 ※すべての階層で低確率遭遇、モグラ。お宝持参。

  ドリュウの眷属であるモグラが宝箱を配置している。


 一階層、赤いアリ、普通のスライム、芋虫、ゾンビ。

 二階層、赤いアリ、普通のスライム、芋虫、ゾンビ。

 三階層ボス、無防備のカブト。


 四階層、赤いアリ、赤いスライム、大きな芋虫、ゾンビ。

 五階層、赤いアリ、赤いスライム、大きな芋虫、ゾンビ。

 六階層ボス、女王アリ型スライム(赤いムマ)。


 七階層、赤いアリ、赤いスライム、大きな芋虫、カマキリ、ゾンビ。

 八階層、赤いアリ、赤いスライム、大きな芋虫、カマキリ、ゾンビ。

 九階層ボス、スライムのレッド。


 十階層、赤いアリ、赤いスライム、大きな芋虫、カマキリ、ゾンビ。

 十一階層、赤いアリ、赤いスライム、大きな芋虫、カマキリ、ゾンビ。

 十二階層ボス、カマキリのシンエイ。


 十三階層、ゾンビ。

 十四階層、大量のゾンビ。

 十五階層ボス、魔王サンク。


 (玉座の間)


ここまで読んでいただき、ありがとうございます。


少しでも面白い思っていただけましたら、

ブックマークや↓の『☆☆☆☆☆』で応援いただけると、とても励みになります。


よろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ