介入者
とてつもない力を見せつける田中。場面は変わって太一の寮の部屋でお留守番中の黄梅。
「太一君ったらあんまり物を置いてないのねゲームくらいしか趣味ないのかしら?」
部屋を物色する黄梅。
「エッチな本なんて見つかればと思ったけど今時はないのかしら?」
そんな独り言をしていると健也が戻ってきた。
「あらどうしたの?」
「あー転移の異能者がいなくなってだなもしかしたら手薄なあんたを襲って味方にしようと考えるやもと思って戻ってきた」
念のため確認をと健也は戻ってきていた。
「別に何もなかったわ...」
そう言うと黄梅が急に周囲を警戒しだす。部屋の奥から銀仮面が現れる。
「おやまさか気づかれるとはさすが元最強の魔法少女だけはある。統括さんは気づいてなかったみたいだけど予想はされたからどっちも優秀だ」
表情がわからないが不敵に笑っているように感じる。
「てめぇ確か魔神とかの黒幕みたいなやつだったか?」
そう問うと。
「そうさ僕が黒幕だ!これ言ってみたかったんだ。」
少し楽しそうにする銀仮面。
「何が目的だ?」
「そんなの簡単さ僕らの時代と違って今の時代平和ボケしすぎてる少しでも刺激をと思って魔神達と手を組んで国取りさ」
ひょうひょうと答える。
「大層な理由があるのかと思ったがそうでもなさそうだな?それに時代って言ったな?爺と見た」
「まあそうだねざっとヨーロッパ十二世紀から生きてるから正確には忘れたけど」
「あん?ヨーロッパの人間なのかなんで日本にいんだよ」
「え?だってここが一番土地の魔力がすごくて異能者も優秀と見たここを取れば世界も取れると思うんだよね」
「土地の魔力?」
「知らないかなら教えなーい。まあとりあえずそこの魔法少女もらうね」
「させるかよ」
銀仮面に結界を張るが。
「君じゃ話にならないね」
手を振るだけで砕ける結界。
「くそ結界をこうも簡単に」
「結界じゃないじゃんこんなの僕の時代にはもっとすごいのいたよそれこそ物理だけ完全無効とかもっと工夫しないとこれだから平和な時代は」
そう言いながら健也は結界を拳に纏い殴りかかる。
「おっと」
ラッシュと畳み込むが紙一重で避けられ腕をつかまれる。
「ジエンドってね」
捕まれた腕が黒い靄に覆われ腐っていく健也の腕。
「ぐぁああ」
痛そうに悶絶する健也腕からどんどん侵食していきこれ以上はと思って結界を薄く腕に貼りつけ浸食を防ぐ。
「はぁはぁ」
「驚いたそんな風に防がれるとはでも大ダメージだそれじゃあいただくとしよう。」
黄梅に手を伸ばす彼女自身は抵抗をしない。
「おい無抵抗でいるな逃げろ」
「無理よレベルが違うわ申し訳ないけど操られるのは確定だわだからせめて」
黄梅の周り魔法陣が浮かぶ
「エリアハイヒール」
すると健也の腕は再生される銀仮面はなぜかビビッて距離を取っていた。
「なんだ回復か驚いたじゃないか」
魔法を使うと黄瀬の姿に戻り倒れる。
「あいつせめて魔力を使い切って戦闘に参加できないようにしたんだな」
黄梅の行動を理解したが銀仮面が黄瀬に近づき謎の球を取り出す。
「魔力切れたのは痛いけど杖の魔力は全部引き出せてないからね全然大丈夫」
球を黄瀬に取り込ませてそのまま抱えて黒い靄を生み出しそこに入る。
「わるいね急いでてねまた今度相手するよ。」
そう告げどこかへ転移した銀仮面。
「くそ逃げられた糸氏に合流されたかもしれんだがもう魔力がねえ。あとは二人に任せるしか...」
そう言いながら倒れる健也魔力切れもそうだが先程の黒い靄で腕を侵されたときにかなり体力が奪われて倒れたようだ。
銀仮面は糸氏の元へと転移していた。
「お土産だよ糸氏君!」
「いいねこれで全員そろった」
黄瀬を担いでいた銀仮面は糸氏の目の前におろす、糸氏が近づき触れると目を覚ます黄瀬。
「おらお前も俺の奴隷入りだ喜べ」
「ありがとうございますうれしいです」
黄瀬も操られ黒い魔法少女の衣装へと変化した。
「氷漬けのこいつにショーを見せてやるから仮面野郎はどっかいってくれね?」
「はいはい見る趣味はないから構わないよ」
そう言い黒い靄に消えどこへと言った。
「さーて青色!こいつの氷、頭だけ溶け」
「はいご主人様」
すると頭だけ溶けた太一が目を覚ます。
「おはよう!目覚めて早々最悪な気分だろ?」
「てめぇクズが!黄瀬さんまで洗脳されてるなんて予想外だ」
「はは!負け惜しみがよーく見とけお前の目の間で全員の処女奪ってやるよ」
四人が糸氏に手を絡ませる。
「最悪な趣味だなこのクズ」
「言っとけすぐに黙るしかできなくなる」
「そうはさせん!ディメンションアイ!」
眼からビームを放つ魔法で糸氏に攻撃を仕掛ける太一。
「あぶないご主人様!」
全員が障壁の魔法を張るも貫通する。
「任せて」
黄瀬が黒い光の壁を出現させ屈折させる。
「ちっ黄瀬さんがいなければ」
仕留め損ねる太一。
「あぶねー銀仮面に感謝だな。だけどこのまま野放しにしてるとあぶねーな目の前でやる予定だったができないならこいついらねえな。殺すなとか言ってたけど知らね。おい!こいつ殺せ!お前ら全員でな。最後はお仲間に殺されていきな」
魔法少女四人がそれぞれ自分の得意な属性の武器を作り構える。
「最後に女性に囲まれて死ねるなんて幸せもんだな俺は」
「まだそんなこと言えんのおまえ。固いらしいから全員で串刺しだやれ」
「「「「はい!」」」」
そう言い放つち全員で太一を串刺しにする氷は砕け四方に刺され痛々しい。そして魔法少女全員が涙を流していた。
「ぐはぁ!」
血を吐く太一。
「はは!結局なにもできずにいやがる!どうした?さっきみたいな態度を出せよ!あん?なんで泣いてやがるおまえら?」
喜ぶも泣いている魔法少女に疑問を持つ。
「すみませんなぜか涙が出て」
「この時を待っていた!領域拘束魔法 封牢 発動」
太一が刺されながらも魔法少女に変身し魔法少女全員を紫色の魔力で包み込み鎖の魔法で全員を縛り付ける。
「なっ!」
驚いて止まる糸氏。
「離せ!」
じたばたする魔法少女達。
「ありったけの魔力で拘束してさらに状態異常回復魔法 ウィー発動!」
刺されたまま全員に触れて魔法を行使する。
「放しなさい」
青姉さんが腕の拘束を解き薙刀を突き刺してくる。
「いってぇ」
さらに刺されとても痛がる太一。
「もう少しだもう少し」
意識が飛びそうになる太一。
「放せー!」
姫も手の拘束を解き炎の剣で太一の両腕を切り裂く魔法少女たちが止まらない涙を流しながら無防備な太一によって紫光に包まれた。
「これで俺の勝ちだ...」
太一がそう言い放つと同時に太一は倒れ。全員の手が止まり泣き邪気ながら魔法少女たちが太一を抱きかかえる。
「絶対あなたはゆるさない!」
全員が洗脳を解除され怒りをあらわにする。
「な、などうなって嘘だろあそこからどうやってクソどうすれば」
慌てふためく糸氏だったこうして反撃が始まる。




