侵攻作戦開始
太一の場面に戻る。
「おい!起きろ二人とも!」
そう言われ目を覚ます二人。
「よくこんな朝から寝れるなってもう昼か」
健也に呆れられる。
「それでどうなったの?」
太一が聞く。
「一人しか増援がもらえなかったが現状最高戦力だ今向かってきてる。」
そう言われるが一人と聞いて落胆する。
「一人来てもあんまり変わらないんじゃ?」
「いやお前と同じ政令指定者なら問題ないだろ?」
そう言われ二人とも驚く。
「それなら期待できそうね」
黄梅が言う。
「黄梅にはなるべく戦闘は避けてほしい魔力量的にあと何人洗脳を解除できそうか?」
健也が聞く。
「そうねあと一人だけね。一人解除したらたぶん真鈴ちゃんの肉体になるから。ただし一切魔力を使わなかったらね」
「そうか一人でもありがたい太一はどうだ?」
「んー正確には言えないけど五人以上はいけると思う。ただし対象に一定時間触れないといけないから気絶させて触れるしかない」
「それなら希望はあるな」
話をしていると外から眼鏡の田中がやってくる。
「呼ばれたので来ましたよ統括さん」
メガネをくいっとしながらやってくる。
「え?もしかして眼鏡さんが政令指定者?」
太一が聞く。
「正解だ極秘事項だから他は勇樹兄さんと豚大臣くらいだ知っているのは」
そう言われ照れくさそうにする田中。
「いやー隠していてすいません。私あんまりに魔力が多くてこの眼鏡に吸収させているんですよ。この眼鏡のアーティファクトかなり魔力を使うので便利なんですよね」
アハハと笑いながら言うが見た感じそんな魔力も感じない。
「強そうに全く見えないわ魔力も感じないし」
黄梅がじっくり見るが。
「女性に見られると興奮してしまいますね」
はぁはぁと息が上がる。
「あぁごめんなさい」
引き気味に言う黄梅。
「さて作戦を伝える!学校を拠点にしているから校舎の中は把握していると思って省くぞ。実行日は作戦通達後、速実行だ早いうちに何とかしないと状況がどんどん悪くなる。敵は十中八九この前いた魔神とかいうやつが出てくるだろう。そこで魔法に対して俺らは対応できると思わないから黄梅と太一で魔法少女を精鋭部隊とミーのやつは俺と田中で行く。」
そう告げられるが黄梅が待ったをかける。
「いくらなんでも太一君に負担が多いわ。私戦えないのよ実質太一君一人で戦うのは酷よそれに精神的にもきついのよ仲間と戦うのって」
心配してくれる黄梅だが太一が静止する。
「いや俺がやりたいんだ。あの子たちの側にいながら何もしてあげれなかったから。それに黄瀬さんを前に救えなかったときもある。挽回するチャンスでもあるんだ」
前のことをいまだに引きずっている太一。
「ああそうだと思ってこういう配置だ。だが糸氏自体がどう動くかわからんその時は田中!お前が対処しろ周りの被害は考えなくていいが人命は考えろ物の被害は金で何とかなるし異能で治せばいい。」
健也が言う。
「了解です」
それから懸念事項などを話し合いいろいろと不安があるものの実行となった。
「転移は太一に任せていいんだな?」
「うんマーキング済みで寮からスタートになるから」
「よし十分だ各自準備はいいな?行くぞ」
そうして全員が太一に掴まり転移する。
「こりゃあたまげた」
寮の部屋から出ると四方八方に侵略者がいた。ガーゴイルやゴーレムと言った石系統のモンスターだ。
「ちっ侵略者とも組んでるのかめんどくせぇ」
戦闘に入り太一が刀を出し切り刻むがびくともしない。
「こういうのは打撃が有効なんだぞ」
健也が結界を手に纏い殴るとガーゴイルにヒビが入り散り散りになる。
「ほらな!」
「それなら」
太一も武器を変え籠手を生み出し寸勁をたたき出す相手の間合いに入り拳を前にして全体重を乗せたたき出す技だ。
「なかなかいいセンスですね太一君は格闘も」
そう言いながら大きいハンマーをどこからか出して軽々ふるい軽く振るだけで倒していく田中。
「めちゃくちゃ強いじゃんメガネさん」
太一が驚く。
「この程度なら余裕ですよ」
褒められてまんざらでもない様子の田中。
「行くぞ」
侵略者を倒していき寮を出ると待ち構えていた糸氏に出会う。
「早かったなーそれにしても少ない人数で戻ってきたな。あごめんもうこっちの仲間になってるから少ないのか」
「てめぇよくもぬけぬけというぜ」
健也が怒る。
「まあまあ落ち着けってお仲間だったやつら呼んでやるからよ」
そう言うと操られてるメンバーがやってくる。
「統括裏切ったなんて信じられないぜ」
ハヤテが言う。
「おい目を覚ませ自我があるならなんでそっち側にいるのか疑問があるはずだ」
健也が問う。
「ん?なに言ってんだ主のために戦う駒として俺はお前らを倒すそれだけだ」
なんの疑問もなく告げる。
「そうよご主人様のために戦うのが私たち奴隷の役目」
鎮守も告げる。
「だめだなこりゃあ考え方を決められてる感じだ何言っても通じねえ」
「お兄さん死んで!それがご主人様の命令だから」
千尋も黒い衣装になっていきなり死ねと言ってくる。
「そうよあんたみたいな偽物の魔法少女は死ぬべきよ」
姫も黒い恰好になっておりこれは洗脳が解けても言いそうと思いながらも聞く太一。
「ダメよ皆ご主人様の命令はあの男を捕まえて目の前に連れてくることそうでしょ?」
操られていても諭す係は青姉さんのようだ。
「思考を操って自分は戦わないビビりなんだなごしゅじんたまは」
太一がキレて言う。
「はっ!言っとけよほらお前の大事だったお仲間たちにボコられな」
そう言い放つと太一に向かって魔法少女三人が突っ込んでくる。
「よし手筈通りいくぞ魔法少女は任せた!」
そう言うと太一は距離をとって現場から逃げて魔法少女たちを誘導し離れて戦闘をする。
「いきなり逃げやがってまあいいか奴隷を通して状況は見れるし」
そう言いその場に残り操っている生徒を使ってジュースを飲んだりしてくつろぎだす糸氏だった。




