操られる面々
昼食がすんでも結局戻ってこなかった千尋、全員が不思議がっていたがそのまま授業となり一日が終わる次の日になってようやく太一は理由をしった。
今日は正樹は用があるとかで一緒に登校しなかった太一。登校する際に千尋と会い挨拶をする。
「おはよう緑池さん」
「おはようございます太郎」
「ん?」
どこかうつろな様子でしかも太郎と呼びすて。
「僕ね昨日から糸氏様の女になったの」
意味不明なことを言われ困惑するがすぐに気づく
「まさか操られて」
といった瞬間変身した赤坂と青姉さんに囲まれる。
「おやおや最強の弟さんは勘がいいねもう気づくとは」
糸氏がやってくる。
「お前かやっぱり...その魔力魔神とかいうやつそっくりだ」
黒い魔力を身にまとう糸氏。
「ああ知ってるんだ、なあ?好きな女とられてどんな気分?」
「知るかよさっさと全員解放しろ」
怒りのままに要求する太一。
「まあ聞けって俺に力をくれたやつはよお前の兄貴勇樹だっけか?あいつを相当危険視しててねだからその身内からつぶそうと思ってね。いくら強くても身内を人質に取られれば動けまいしお前の兄校長によってしばらくは日本にもどってこないそうだ!これは楽しめる絶好の機会だ。ということでまずは仲間だった女の子にボコボコにされな」
そういうと千尋も変身して太一に襲い掛かる三人。するとそこに黄瀬さんではなく黄梅の姿でやってくる。黄瀬も操られていると踏んで魔法で拘束しようと試みようとしたら。
「待って味方よ!真鈴ちゃんが操られたから精神封印の魔法で一時的に私が肉体の手動権を握ってるから安心して」
そう言いながら光の鎖で三人を抑え込む黄梅。
「な!なんでお前だけ操れないかと思ったら二重人格かなんかかよ反則だろ」
キレる糸氏。
「最悪な状況だ黄梅さん協力してとりあえずこの場を離脱したい」
「オッケーよ皆操られてかわいそうだけど体制を整えましょう」
そういい二人とも変身し次々と戦闘系の異能者たちが集まってくる。
「ミーさんまでいるのか」
太一がナイフを投げてくるミーさんを見ながら言う。意外と戦闘できたんだと思い一瞬で背後を取るも転移で距離を取られれる。そして鎖につながれていた魔法少女三人がやってきて青ねえさんと姫が近接を仕掛けてきて千尋が遠距離で茨で太一を拘束しようとしてくる。
「くそ手をあげたくないから逃げる一方だ」
一方黄梅は精鋭部隊二人と相手をしていた鎮守とハヤテの二人だ。
「早いわねあの子」
神速と言われるハヤテはとても早く地面を割る勢いで移動する鎮守が槍で接近し背後をハヤテがとるといった戦法だ。
「厄介ね」
光の壁で守るのが精一杯の状態そんな決めきれない二人の状況背中合わせになる二人。
「何とかならないか?洗脳解除の魔法とか」
太一が聞く。
「私も長く生きたけどこんなに洗脳して魔力の消費が激しいはずなのにね。一人なら何とか行くんだけど」
「なら俺の兄を解除すればいい作戦を考えてくれるはずだ、だからまずは洗脳されている人全員を俺にひきつける本気を出すから少し離れて」
こうして決心し魔法少女に変身する圧倒的魔力量で周囲を吹き飛ばし空中で見下ろす。
「なんだよあいつあれも魔法少女だったのかよ」
太一は大弓を出し糸氏目掛けて一矢を放つ。
「大弓魔法 ドラゴンヴァイオレット」
紫色の龍が糸氏目掛けて解き放たれる周囲は壊滅的被害にあうが幸い学校には結界があるので校舎のみの被害となる。
「まずい守れ奴隷共」
そう言い放つといろいろな異能を使って壁を出していく当然健也も出てくる。
「いまだ黄梅」
「はーい」
ガードすることに夢中の健也を転移魔法で一気に詰めて腹パンしてからの連れ去り気絶している健也に魔法を行使する。
「状態回復魔法 ウィー」
光に包まれる健也。
「ん?ここは?」
「健也兄さん無事?今の状況わかる」
「ああ分かる覚えているくそがあいつ許さん」
いまだ太一の魔法に対応するので精一杯の糸氏達。
「油断したお前の言う通りもっと警戒すべきだったなとりあえずいったん引くぞ黄梅!安全な場所を知ってる転移できるか?」
「ええ大丈夫よお兄さん」
ひとまず逃げることにした太一達だった。




