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魔法少女を回避したい  作者: タコ
第3章

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歓迎会にて暴走

 異能課に入ってから今だに歓迎会を行っていないと言うことで歓迎会をしている。

なんと午後の四時から六時までという早い時間である。理由は未成年を連れまわすのよくないということだという。今更ながら学生組は学校を辞めていて代わりに異能者学校に通うのと全額免除ということもあり全員のご両親は納得したらしいし魔法少女であることも知っているらしい。太一達兄弟の両親は異能のことは知っているだろうが自分たちが異能者なのは知らない。


「ということで皆!新しい仲間に乾杯ー」


 赤みがかった顔の健也がグラスを持って告げる。場所は異能課で貸し切りの焼肉店のチェーン店だ。本当はもっと高いところにいってもいいが異能者学校の方に予算が早めに行ったためなるべく抑えておきたいらしい。


「統括はたくさん飲まれますけど太一さんはどうなんですか?」


 青姉さんが聞いてくる。


「僕はあんまり飲まないですね前に飲んだ時は記憶がなかったもので兄に聞いたら面白いから今度動画でとってやるから飲むとき言えよって言われて以来飲んでないですね」


 お茶を飲みながら答える太一。


「そうなんですねところで話が変わるんですが千尋ちゃんとなんかありました?」


 離れている千尋から聞こえないくらいの声量で言う青姉さん。


「あー最近避けられ気味というか前みたいにからかうのをしなくなってるようで前の旅館で相部屋になった時からあんな感じです」


 話をしながら千尋をみるとみられてることに気づいて頬を赤くして視線を外された。


「今みたいに目を合わせるとよそよそしくされて性別について話してからずっとああなんですよ」


 ため息をはき落ち込む太一。


「あら男性だってようやく知ったんですね。でもそれだけじゃああならないだろうしなんか言いました?」


「そうですね女の子になりたいって言っていたので魔法で本当に女の子になればいいんじゃない?とは言いましたが、もしかしてまずい言動でしたかね?」


 なるほどねと何かを察した様子の青姉さん。


「大丈夫だと思いますよあの年代の子たちはたまにあんな風になるんです時間がたてば前みたいに接してくれますよ」


 励ます青姉さん。


「だといいんですが」


「おい!太一こっち来い」


 健也に呼ばれギクッ!と反応する太一、


「ど、どうしたの健也兄さん?」


 嫌そうに聞く太一。


「おう飲め!」


 早速嫌な予感が当たる。


「いや」

「飲め!」

「いや」


「そうかなら魔法少女にいい話が来ててな五人がアイドル活動みたいにして売り出したいというのがな」


「はぁ~飲みます」


「よし!ミーこいつ酔い始めたら動画取れよ」


「ええいいんですか?太一さん」


「不本意ですが」


 圧に押され酒を飲みだす太一。二、三杯ほど飲んでから変化が起きた。


「お!酔いが回ったぞ女性陣は気をつけろよ前に本気にしたやつがいるから」


 なんのことかと思う女性陣。


 ミーさんはスマホで動画をとろうとするが太一に手を引かれる。


「ミーさんあなたの様な綺麗な人に出会えてとてもうれしく思います、その綺麗な髪に心奪われる毎日です今は思い人などいるのでしょうか?」


 突然太一が口説き始める。


「なっ!」


 顔を赤くするミーさん笑い出す健也。


「ほれ普段、顔をあんまり変えない太一が飲むと一流のナンパ野郎みたいに笑顔になって面白いだろう因みにこいつ忘れてるからな次の日には」


 どうやら酔うとこうなるらしい面白がっている健也。


「よーし次は魔法少女達にもいけ」


 そういって異能で逃げるミーさん転移で入れ替わるように姫と変わる。


「げっ!私?なんでこんなおっさんにって近いし酒臭い」


 鼻をつまんで言う。


「そんなこと言うなよそんな強がって本当はもっと優しく言いたいけど言えなくてそんな態度をしてるんだろう俺にはわかる、だがそんなところも俺は好きだぞ姫様」


 またも話し方が変化する太一。


「なによこいつ情緒不安定だし強がってるとか意味わかんない」


 赤くなりながら言う姫。


「ず、ずるい」


 つぶやく千尋。


「え?」


 つぶやきを聞いた黄瀬と青姉さん。


「なら変わってあげたら」


 青姉さんに言われると姫が逃げてきて千尋の裏に隠れる。


「お、お兄さん私には?」


 恐る恐る聞く千尋。


「だいぶ悩んでいたようだけど大丈夫?」


 またも雰囲気を変える太一どうやら人によって態度が変わるらしい。


「僕のことはどう?」


 決心したように告げる。


「ああ君のことで頭がいっぱいにさせられたことが最近は多くて悩ましいよいつもみたいにいじってくれていいのに最近はよそよそしくてつらかった。僕は君に余計なことを言ったのではと思ってしまって」


「そ、そんなことないよ僕すごくうれしかった」


 太一の手をとり胸に当てる。


「お兄さんがいるといつも心臓がどくどくするんだ、だから距離を置いちゃったごめんね」


 まあといった顔で青姉さんに見られる女性陣は大盛り上がりの中、健也は寝てしまっていたそしてミーさんによって自宅へと送還された模様。


「それならいいんだ君はかわいいんだ堂々としてこれからもみんなに元気を与えてくれそんな君に俺は…」


 そう言いかけ座り込み眠りこける太一。


「しばらく禁止ですね太一さんにお酒は」


 ミーさんに担がれ自宅がわからないため健也と同じ場所に転移しに行った。


「告白しちゃったかも」


 赤い顔をしながら千尋は後悔する。


「明日には忘れてるらしいから告白損ね」


 青姉さんい言われる


「でも気持ちは楽になったようね私も頑張らなきゃ」


 念話で黄梅が言ってきた。


 太一の変な一面をみてそれぞれ帰っていった。

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ゲームばっかりしてますよければどうぞ https://www.youtube.com/@tako%E7%A4%BE%E7%95%9C
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