決戦前④
敵アジトではいろいろな者が集い決戦に備えていた八雲が全員を集め演説をしている最中であった。
「よく集まってくれた!我々異能主義の組織は新しく来た者たちを含め総勢一万だ!対して相手は千人程度これは物量で有利でもあり俺の能力で死んだ者は死霊として復活もできる!安心して戦ってくれ!」
「まじかよ!」
「死んでも生き返れるのかこれは負けないな」
「俺は異能課の連中に娘が殺されたんだ許さねえ!」
とそれぞれの思いが熱くなっている。
「さあいよいよだ敵はもう来ているこちらから攻めていこうか後は各部隊の隊長に指示をもらい各自行動してくれ俺からは以上だ絶対に勝つぞ!」
「「「「おーーー!!」」」」
演説が終わり魔法少女のいる部屋に戻っていた八雲。
「もう少しで行けそうだな魔力が変化してきている」
どうやら死霊を取り込まれると霊体の当時の魔力になるようだ。
「そいつあてになんのか?俺のいた時代じゃ見たことねえ奴だが」
ウロボロスがにやにやとやってくる。
「ノックくらいしてくれないかな?」
「わりぃわりぃところでさっきの演説マジで言ってんのか?何度でも復活させて戦えるってやつはよぉ」
「あんなの嘘に決まっているせいぜい役に立ってもらうさ。どうせ大義もないさやつらは力をふるいたいだけの馬鹿どもだ死んでも構わん」
鋭い目つきになる八雲どうやら捨て駒のようだ。
「なんどでも復活できるってやつもうそか?」
「嘘に近いかな正確には憑依させる肉体がないと復活はできないし合う肉体がそんなにないから実質何度でもは無理だ。ちなみにお前のストックはない」
「そうかよまあもともと不死身だしないようなもんだ封印だけ気を付けるようにしますぜボス」
「ああそうしてくれると助かる」
話を終えたと思って八雲はまた魔法少女のほうを向くウロボロスは部屋から出ようとする直前に透明な箱に冷凍保存されている女性に目を向ける。
「なあこいつは何に使うんだ?」
と箱に近づくウロボロス。
「触るな!!」
大地が揺れウロボロスも死霊操作で体が完全に硬直状態にされる。
「悪かったよボス!でもよこいつがだれかくらい聞いたっていいだろ?」
かなり怒っているが落ち着く八雲。
「こいつじゃない彼女は俺の妻だ異能者が強い権利を得た社会にできたら起こそうと思っているだから決して触れるな。彼女の肉体のまま復活させるんだ決して他のゴミどもの肉体なんかを与えたりはしない雄一の肉体だ」
「そ、そうかそいつは悪かったボス今後は近づかねえよ」
「ああそうしてくれ」
ウロボロスはだらだらと汗を流していた。
こいつでも勇樹に勝てないのか?今の圧力だけで死にそうだったぞこの俺がこの感じからして最悪自分一人でも勝てるようにしてるってことか?
考え込みすぐに部屋を後にしたウロボロス。
八雲は箱に近づきながら大切そうに触る。
「もうすぐだよきっと君が悲しまないで済む世界が出来上がる」
一人覚悟を言葉に出す八雲だった。




