模擬訓練①
太一との模擬戦闘を終えたと同時に忙しいと言ってすぐに消える太一は影武者さんと入れ替わり元に戻る。
「とこんな感じで戦闘訓練を各自行って欲しい。なにも僕らみたいにやれとは言わないから戦闘系の異能者を主体にサポート系の異能者と各自組んでほしい。人数は五人組を作ってくれ」
ハヤテに言われるがまま全員が各々組み始める。
「太郎来い!金剛も中川もだ」
正樹に言われるまえから向かっていたので素早く合流。
「サポートは金剛がいる俺ら三人は戦闘系だからあと一人はどっちでも大丈夫だな。それならちょうどいいあの女を使う」
睨みつけるように見たのは山田さんだ。まだ学校に来たばっかで友達もいないのでうろうろとしている。
「おい!そこのたしか山田だったか?俺らと組むぞ」
遠慮なしに誘う。というか命令する。
「はい!是非と...も」
後ろを振り返る前は返事がよかったが振り返ると返事が変になった山田。なぜなら振り返ると金剛や中川たちの狂気の笑みでお出迎えだったため怖かったからだ。
「よしこれでそろった。早速だがお前の能力サポート系だろ?」
「え?なんでわかったんですか?」
言い当てる正樹。
「お前の周りを見る目、何か相手の力量を把握しているような目だった。特に太郎を見ているときの目が一番驚いてるような感じだったからな」
どうやら正樹は気づいていた様子だった。いまだに太一には変な眼差しを向ける山田。
「お恥ずかしい、あなたの言う通りです私の能力は目視で相手の魔力量を数値として見れる能力です」
どうりでと合点がいく。
「破格の能力だなさすがわ選考待ちの生徒だ。」
「ところで兄貴?なんで太郎をみたら驚くんですかい?魔力量が見えるって言っても太郎と俺らとそんなに差がないと思うんですが」
中川が聞く。
「ん?お前らは魔力制御がまだまだだからわかんないだろうがこいつはさっきのやつの弟だぞ魔力量だけならお前らよりもあるのは当然だろう」
フォローしてくれる正樹。
「まだまだ制御が甘いからたくさんあっても使いこなせてないけどね」
太一が恥ずかしそうに言うも山田は何言ってんだこいつみたいな顔をしている。
「なんだビビらせやがってさっきのお前の兄ちゃんみたいな戦闘能力の持ち主かと思ったじゃないか、まだまだ伝説の喧嘩師この中川様には及ばなそうだな」
シャドーボクシングしながら答える中川。
「前から思ったけどそれ本当なの?」
「ああ本当だぞ戦闘力でこいつをそばに置いたからな。それにこの学校に来てからの成長もかなりいい」
「おうよ!」
中川と金剛が仲良く答えてくれた。
「よーしそれじゃあ組めたみたいだからついでにトーナメントを行う!ちょうど四組あるからな。最初の相手は隣同士の組だ。次は勝った組と負けた組同士で行う。準備ができ次第結界の中に入れそのあと俺が合図する」
そう言われ各々が結界内に入っていくのだった。
仕事が忙しくなるので今回より四日開けての投稿です申し訳ない




