執事との戦闘
リアムが太一に斬りかかる、太一も魔力で刀を生み出し応戦する。
「む、やりますねというかかなり強いでしょ?執事さん」
「当然だ俺はオルディン以外なら負けなしだったんだ」
戦闘でハイになってるリアムは言葉使いに気を使っていなかった。
「オルディンって勇樹兄さんか、あれはノーカンでいいですよ強すぎます、ですけど僕は勇樹兄さんを超えますよ」
刀同士で鍔迫り合いを太一がいなしバトルコートに変身し出力を上げリアムをすっ飛ばす。
「がはっ!」
ガラス張りの手前結界の壁にぶつかるリアム。どうやら訓練場は親善試合のように死んでもいい結界を張っている様子で加えてかなり硬い結界を張っているようす。
「くそ化け物の弟も化け物ってか、というかさっきまで魔力を感じなかったのに急にバカみたいな魔力量があらわになったな」
目を開け太一を見るとすさまじい魔力量を感知できたリアム。そのまま太一を見続けると急に視界から消え横に現れる太一。
「それは隠ぺい魔法だ、先日開発に成功してな学校生活もこれでうまくいく。」
話ながら刀を振り下ろす太一。辛うじて受け止めるリアム。
「魔法?そっかあんた確か魔法少女だったな、男のままってことはまだ本気じゃないのか舐めやがって兄もそうだがあんたら兄弟そろって俺のこと舐めてきやがって」
「なら少しずつ強さを上げていくぞ!」
距離を取る太一。体に紫電を纏い始める。
「いくぞ!八東流居合術夜草月」
横に刀を振り斬撃を飛ばす技だ。
「すげぇ魔力だなだがくぐってきた修羅場が違うぜ」
同じく刀から魔力の斬撃を飛ばし相殺するリアム。
「いいねやっぱり戦いわ俺に戦士としての自覚を感じさせられる」
「では次だ魔族化発動!」
片角をはやす太一。
「おいそれ侵略者の魔力がなぜおまえに」
「魔法少女はすべての魔力を備えているらしい」
「でたらめな」
太一は天井に手をかざす。
「ソードレインフルバースト」
魔法で剣を大量に生み出しリアムに向けて発射する。
「魔法なんてありかよ」
次々に発射される剣に刀で弾き対処するもギリギリだ。
「これで決める!紫電轟雷」
剣を飛ばしながら大きな雷がリアムに降り注ぎ命中して部屋の外へと飛ばされた。
「うわーーってあれ?」
外へ飛ばされたリアムは発狂し飛び起きる。
「お、お前生きてるのか?」
「あ、ああ生きてるぞボス」
あわてて部屋の外に行く太一。
「言い忘れてましたこの部屋の中ならいくら死んでも大丈夫なのでつい本気で殺しに行っちゃいました」
あははと言いながら戻ってきた太一。
「やばすぎでしょこの人」
ワンが小さめにいうが。リアムがぶるぶると震える。
「さ、さ最高じゃねぇかーもっとやろうぜ!俺はいくらでも戦えるってことだろ?魔力さえあれば何度でも挑戦できるもう一回しようぜ!」
死んでもいいと聞かされテンションを上げるリアム。
「ええいくらでも、やっぱり男なら最強を目指すべきですから」
「ああそうだあんたの言う通りだぜ、やっぱり日本人は侍なんかもいたし戦士の血が通ってるんだな」
楽しそうに話す二人の前にイーがやってくる。
「リアム言葉が汚いですよ、また痛い目を見たいのですか?」
「あん?うるせぇ俺はこいつと何度でもやりてぇんだ」
自分の立場を忘れているリアム。
「そうですかそうですか、すいません旦那様訓練はいけないようですねリアムは」
笑顔のまま怒りを感じるイーにうなずく太一。
「そ、そうみたいですね僕はお風呂でも行ってきます」
そういって浴場へと逃げた太一。それを追いかける二人。
そして残されたリアムはイーさんが手をかざすとチョーカーが締まりそのまま訓練場へと転移した。
「おい、やめろくるしい!」
チョーカーを触りながら苦しそうにもだえるリアム。
「何度死んでもいいなら都合がいいですね。ではまずは腕から」
イーの転移の能力はすさまじく対象の一部分だけ転移などどいったこともできるのである。
「ぐわー」
「次は足と」
「ひぐぅ」
こうして口調が治るまで屋敷は男の泣き叫ぶ声が何度もしたのであった。




