メイドと執事の三人達
メイドと執事の紹介が終わり太一たちは早速戦闘訓練場を紹介されいろいろな武器を試している。女性陣は買い物へと向かったのである。屋敷に太一を残して遠くから訓練の様子を見るメイドと執事の三人の姿があった。
「おいどうなってんだボス!なんで俺達執事とメイドなんかしてるんだ」
黒人の執事がぼやく。
「仕方ないだろうあのオルディンに負けて俺たちの処遇が処刑って決まった時に日本政府がいらないならくれって交渉してこの屋敷に永遠に封じ込められたんだから」
この三人勇樹に負けた例の政令指定者クラスの三人である。健也によってこの屋敷で働かせれている。首のアーティファクトは魔力を屋敷にあるすべてのアーティファクトに魔力を吸われ続け稼働するためにあり。さらには屋敷から出られないようにしてあったのだ。訓練場はガラス張りとなっており中の様子が見受けらる構造となっており太一を見ながら待機している状態で話をしている。
「ボスの言う通りだよリアムはさっきミスったから減点されたんだぞ100ある点数が0になると首のアーティファクトが締め付けて私たち死ぬんだからこれくらいのことで喚くんじゃないよ」
ワンから叱咤を受けるリアム。
「それに悪くないじゃないか屋敷から出れないとは言え。屋敷内ならあいつらがいない間は仕事さえすれば自由って言ってるんだ。処刑されるところだったのが今の生活なら全然悪くないよ」
リアムに言い聞かせるように言う。
「俺は戦士だ!戦ってなんぼなんだ戦いがなければ死んだ方がましだ」
切実に言うリアム。
「そうかいならあのオルディンの弟に挑んだらどうだ?」
「俺だけならそうしたさ、だがボスとワンの命もかかるならやらないさ」
悔しそうに拳を握るリアム。
「訓練って言って挑めばいいんじゃない?あんたは執事の仕事よりそっちの方がいいんだから」
「だが監視がなー」
ちらっと部屋の奥の隅でイーが三人を見つめているのがわかった。
「なら俺が聞いてこよう」
「お、おいボス減点食らうぞ!さっきもあのアマ遠慮なくボコスカ殴ってきたんだぞ」
「なに、いつも俺の言う通りにすればうまくいっただろ?オルディン以外は」
そう言ってイーの元へと行くと。
「なんです?犯罪者どもが私に」
冷たい言葉で邂逅言われるが屈しない。
「すみませんうちのリアムが戦闘訓練に参加したいそうなのですがよろしいですかね?」
少し考えるイー。
「ふんいいでしょう!旦那様に聞いてきます」
太一は自身の分身と刀のアーティファクトを使って斬り合っていた。
「なかなかいいね、でもあんまりこの刀あっちの魔法とかとは相性が悪いな。やっぱり一番しっくりくるのは緑池さんと魔力がつながった大太刀が今のところ最強装備かな」
独り言を言いながら手を止め考えていると声がかかる。
「旦那さま、うちの執事が戦闘訓練のお手伝いをと申していますがどうしますか?」
イーさんが訓練室の放送を使って言ってきたので訓練室の外のガラス張りを見ると執事二人が待機していたので手招きしておいでと呼ぶ。
「すみませんわざわざ忙しいのに気にかけてもらって」
「い、いえ俺も体を動かしたいと思っていたので」
リアムは驚いていた。まさか承諾されるとは思いもしなかった様子だ。
「訓練の手伝いってことはある程度戦えると思ってきてもらいましたけど、武器はどこに?」
「あ」
すっかり自分が丸腰なのを忘れていたリアム。
「じ、じぶんは素手でも行けます!」
「あまり無理しなくてもそれに武器を貸してあげてもいいですよ」
ちらっともらった刀を見せると。
「それ俺の刀!」
リアムが武器を見た瞬間言ってしまう。
「え?そうなんですか?すいませんもらいものだったのでまさかリアムさんのまで入ってるなんて、何かの手違いで来たのかもしれませんお返ししますよ?」
そう言って差し出される。
「いえやっぱり違いました俺のじゃないです」
咄嗟にまずいと思い否定した。
「そうでしたか、でも武器なら貸しますよ」
もう一度差し出されて外にいるイーを見るとうなずかれたので武器を手にする。
「ありがたく使わせてもらいます」
「では早速そちらから仕掛けてください僕は結構強いので大丈夫なので」
久々の愛刀に気持ちが高ぶるリアム。
「では遠慮なくいくぜ!」
戦闘になると口調が戻ってしまうリアムなのであった。




