魔法少女の基地
正樹の話は先程の話だったようで個人面談も終わり学校が終わるといつもなら異能省の仕事に向かうが今回は自分が住む部屋がないためにお休みをもらった太一。放課後にたまにはしっかりとした家具でもそろえるかと思って出かけようと学校の新しい寮の部屋を見に来た。場所が一人だけ違う場所になったと言われ前の寮より少し離れた場所に着くとそこは精鋭部隊の基地の隣だった。
「こんな近くにあったのか転移で移動したから知らなかったよ」
歩いてその場所に着くと魔法少女達がそこにはいた。
「あれ皆さんどうしたんですか?」
全員が太一に気付き話しかける。
「それが私たちの寮の部屋に侵入しようと試みた生徒がいたらしくてもう捕まったんですけど念のため防衛力の高い場所に変えようということで全員がこの場所に呼ばれて来たんですが」
黄瀬が説明してくれたがどうやら自分と同じ場所のようだがその場所はなんと二階建てで五色で彩られており魔法少女の色に合わせてある。まるで魔女の屋敷だ。
「もしかして私たち魔法少女専用の基地?」
姫がキラキラした目で語る。すると太一のスマホにメッセージが来る。他のメンバーにも同様に来ている様子だ。
そこはお前らの専用の寮兼基地だ大人になっても使えるようにしてるから防衛面もすごいし中も広いぞ。
そう書かれており驚く太一達。
「うそ結構というかかなり広いわよここ!一体いくらかかってるのかしら?」
青姉さんも驚く。
「ねえ中見ようよお兄さんも気になるでしょ?」
千尋に手をつかまれせがまれる。
「え?僕もいいんですかね?同居みたいなもんじゃないですこれ?」
太一が遠慮しがちに言うと。
「まあ中を見ないとわからないしとりあえず見てから判断しましょうよ」
青姉さんに促され中を見るためにスマホにメッセージと共に補足が書いてあった。いわく玄関は登録された魔力でしか開けれないようになっており安全となっているそうだ。屋敷に近づくとドアが勝手に開いた。
「勝手に開くなんて便利ね」
「これもアーティファクトなんでしょうか?」
健也から知らされてはいないが人口アーティファクトの実験も兼ねて建てられた屋敷でもある。屋敷の玄関までの道すがら手入れが大変そうな凝った植物や噴水などもありとてもじゃないが自分たちで管理できないと思っているところ。
「お待ちしておりましたお嬢様、ご主人様」
メイドさんが出迎えてくれた。
「あのお嬢様?屋敷の管理をしてくれる方ですかね?」
黄瀬が聞くと。
「はい健也様よりハウスメイド兼屋敷限定の護衛として数名雇ってもらいました」
「メイドさんだーかわいいー!」
「魔法少女もいいけどこういうのもいいわよねー」
女性陣が盛り上がりまくる。
「あの執事とかはいるんでしょうか?」
流石に男性一人だと気まずいので男が欲しいと思う太一。
「はい玄関より中でお出迎えの準備をしてもらっています」
「そうですかよかったです」
安心したところ執事やメイドが護衛と言うことは漫画なんかでいるバトル執事やバトルメイドと言うことかわかってるな健也兄さんはと思う太一。
「では早速屋敷の案内を」
メイドさんについていき玄関に入ると。
「おかえりなさいませお嬢様、ご主人様」
二人の執事と一人のメイドに出迎えられる。
「すごーいなんか貴族のお嬢様みたいになった気分」
「ほんとほんと」
姫と千尋が喜ぶ。
「あのぉ自分場違いじゃ?」
「そんなことはありませんよ太一様ここの費用はすべて今月の太一様の給料分と言っていたのでここの所有者はあなた様名義になっております」
驚愕なことを言う執事。
「え?じゃあ今月給料なし?でもそれでも足りなくないです?」
「何をおっしゃいますか政令指定者の給料はプロ野球選手よりも多いですから、今月分もあれば足りますよ。」
「そんなに!そういえばまだ正式にもらってなかったな政令指定者になってから」
自分の給料に驚きを隠せない面々。
「え?いいのかな私たち一切払っていないのに」
申し訳なさそうにする女性陣。
「まあもともとの貯金があるんで全く問題ないですよむしろ一人でこんな広い屋敷にすんでも困りますし」
「それはダメよ子供の三人はともかく私も今月分の給料全部払うくらいはするから」
「そうですか助かります青崎さんでしたら家具なんかを頼みましょうかね」
「ええいいわ」
「そんなことより早く探検しに行くのと部屋を決めましょう!」
ワクワクと言い始める姫。
「もう姫ちゃん落ち着いて」
千尋がなだめるも興奮しまくりである。
「では案内いたしますね」
メイドさんについていき案内されるのであった。




