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魔法少女を回避したい  作者: タコ
第3章

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退院

100話突破!!ついでにPVも15000超えました!!

 一般病室に移された太一は眠っていたが夢を見ている。内容は千尋の過去の様な物がちらほら映し出されている。


「お母さん!僕女の子になりたい!」


 小さい頃の千尋が言う。


「そうねこんなにかわいいんだから女の子になれるわよ」


 そう言って母親らしき人物に抱きかかえられる幼き千尋。そして映像が変わり中学生らしき頃の千尋が映し出される。


「お母さん僕女の子になれるよね?」


 学ランを着ている千尋はどこか今までよりも男らしかったがそれでもとてもきれいな顔立ちだ。


「いいかげんにしなさい!あなたは男なんだから女になれないの!わからないの?どう頑張っても無理なものは無理なのよ!もう中学生なんだから今後のことを考えてよもう!」


 母親にきつく叱られる千尋。


「はいお母さん」


 どうやら家族には反対されているようだ。また映像が飛び今度は最近のものとなる。


「聞いてよお母さん僕魔法少女に選ばれたんだ!だから僕女の子になれるよ!」


 いつもの魔法少女の格好になって異能課の人と一緒に話をしている様子が映し出された。


「はぁ異能とかいうのは信じます。それとそちらで働くこともこの子に強要しないのなら構いません。ですがそれとこれとは別でしょ変身解除したら男になるんだからその時はしっかりと男としてふるまいなさい!千尋の将来が心配だからお母さんきつく言うんだからね!」


 否定されづつけて落ち込む千尋だが内心ではあきらめていない。


 今までみんなに否定され続けた。同級生も最初はそうだねとか言ってくれたけど皆否定してきて居場所がなくなった。僕はどうしても女の子になりたいのになんで。


 心の内を聞く太一そして今度は太一の知る映像に。


「ええ、服部 太一です 紫色の杖もらってきましたどうぞよろしくお願いします!!」


 自分が映し出されていた。どうやら自己紹介の時だ顔がキョドっていて気持ち悪いと思ってしまう太一。


「ねぇあのおじさんあんたが男だってこと知らないんじゃない?」


 姫に言われそうだと思った一同。


「そうだねでも皆あの人には自分で言うから黙ってて。昔男だって言ったらすごく怒ってきた人もいたり女の人でもすごく怖いこと言われたことがあるから」


 心配そうに言う千尋。


「もちろん!私たちはあんたが男でも大丈夫よだって変身が解除しててもあんなにかわいいんだから!かわいいは正義よ!」


 姫の言葉に感謝する千尋。そしてまたも映像が変わるそれは初めて千尋が男だと告げた旅館での場面だ。


「僕ね女の子になりたいんだ。だから魔法少女になったの一度女の子になってわかったけど僕あの体が一番しっかり来るんだ」


 とても震えて頑張ってこたえる千尋。


「なるほどならいっそ魔力操作を極めて本当に女の子になっちゃえば?黄瀬さんみたく魔力の生命体みたいになってさ」


「え?そんなことできるの?」


「できるんじゃないかな魔法なんてものもあるし」


 千尋は目の前にいる人物にとても驚愕してとてもうれしい気持ちになった。


「・・・僕!なるよ女の子に!ありがとうおじさん」


 そう元気よく告げる千尋考えていることが流れてくる。


 魔法少女の皆にも女の子になればいいなんていってもらえなかった初めて僕の事を応援してくれる人に出会えた。何だろうこの気持ち僕はお兄さんのことが気になって仕方ないたぶん僕はお兄さんに...


 何か言いかけたところで太一は目を覚ます。


「あ、起きたみたい」


 目を覚ますと魔法少女全員が揃っていた。


「私起きたこと報告してきますね」


 黄瀬が飛び出してどこかへ消える。ぼーっとした頭で先程のことを一気に思い出すとなぜか涙が出てきた。つらいことうれしいことを一気に受けたせいかもしれない。


「え?ちょなんで泣いて」


 慌てる千尋があわあわとハンカチを渡してくる。


「ああごめんなんか勝手に出てきてなんでかな?」


「怖くないですそれ?なんかの後遺症?」


 青姉さんが目をみて言うが病室に先生がやって来て診察が始まった。


「異常はありませんね退院は今日検査を終えたら明日退院ですねそれと涙の件は精神的なものかと思います戦いで起きた精神的な傷はカウンセラーにご相談をお勧めしますね。」


 そう説明されて退室していく医者。


「太一さん私たちが操られているときとても辛かったですよね。私たち先程勇樹さんに怒られていたんです。魔法ばっかりに頼ってるからって」


 全員がうつむくとすぐに否定する太一。


「きつく言われたみたいですけど兄は心配していない人にはなんも助言を与えてくれません。期待しているから言っているんですよ。それに操られてる間すぐに助けられなくてごめんなさい」


 謝る太一。


「なんでお兄さんが謝るの?だめだよ僕お兄さんが傷ついた姿見てると怖くて怖くて思い出すのが嫌になる操られているときの記憶」


 頭を抱え苦しそうにしてる千尋。


「あ、そういえば今しがた緑池さんの夢を見ましたよ」


 話を変えようと奮闘する太一。


「え?夢?僕の?」


「はい幼い頃の緑池さんとお母さんのやり取りでした女の子になりたいとかなんとかそしてお母さんが可愛いから大丈夫って言い返すところを」


「なんで知ってるの昔の僕のこと!」


 ぐわっと顔を近くに寄せられる太一。


「たぶん緑池さんとこの前の戦闘で魔力がつながったせいかと。なぜかあの時勝手に魔力が体に宿って聞こえたんです。助けてって声がそれを聞いて動こうとすると力がみなぎっていって...」


 説明しているとだんだんと顔を赤くしていく千尋。


「もしかして僕の心の声とか聞いた?」


 問い詰められる太一。


「い、いえ特にはでも夢で女の子になりたいって気持ちは強く伝わりましたね」


 ほっと胸をなでおろす千尋。


「そっかー僕の熱意が伝わっちゃったかー僕の女の子に対するあこがれはすごいんだよ!だからお兄さんもこれからも僕のこと女の子としてみてね!」


 元気を取り戻した千尋。


「そうだねってもともと最初から見てたから何も変わんないね」


「見てたってお兄さん僕のこと見過ぎ!」


 キャーといつもの感じに戻って和やかになる。


「そういえばミーさんが魔法少女の騎士だとか言ってたようなあの魔力合体状態みたいなの」


 姫が話し出す。


「それって何なんだろうね」


「さあ?」


「でも親善試合の時僕お兄さんに僕の騎士さんとか、からかったけどあれが原因?」


 んーっと考え込む一同。


「まあまた今度聞いてみましょうかそろそろ面会時間も終わるし太一さんはケガ人よ帰りましょう。それと統括が後で連絡くれって言ってましたよ。」


 青姉さんが全員に退室を促し帰路につかせる。


「はいわざわざお見舞いありがとうございました」


「うん、じゃあねおにいさん!」


「また学校で!」


 ペコリと黄瀬がして全員が帰っていき太一はケータイを取り出すと今後の予定をずらりと書かれたメッセージがたくさんあった。


「あの一件で自分が太一だってことばれてないんだあんな堂々と変身したのに」


 情報共有のメッセージにはそんなことも書かれて学校生活はまだまだ続くのであった。

毎回ケガばっかですねリアルで戦闘なんかしたらこんなもんだろと思っています。100話突破記念として次回より太一の兄勇樹の話を書きますお楽しみに!

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ゲームばっかりしてますよければどうぞ https://www.youtube.com/@tako%E7%A4%BE%E7%95%9C
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