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上毛新聞誤報伝 -火事顛末記の1-  作者: 山の下馳夫


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23/25

k氏、証拠隠滅編その1

 我が家を襲った火災について書きたい事が膨らみ過ぎて、一体どこから手を付けていいか迷ってしまった。というか、火事と誤報を経験したことで、世の中の火事や誤報に対して酷く敏感になり、書きたいことが散漫になってしまったようだ。


 今年の10月頃、中日・東京新聞が記事を創作で書いたという報道がなされた。「あれ、やっぱり世の中の新聞というものは創作で記事を書くのか」と改めて思った次第だが、考えれば考えるほど新聞記者というものが解らなくなる事件であった。

 問題となったのは、『新貧乏物語』という連載の中で、若年層の貧困を取り挙げた回である。記事を執筆した記者は「原稿を良くするため」という理由で、実際に取材した内容に、想像でエピソードを付け加えたという。子供の貧困という惨事に、更なる悲愴さを演出するためなのだろうが、これまた『報道』という言葉の概念が覆りそうな話である。

 

 新聞に自分の創作した文章を載せたいなら、川柳や俳句を投稿するなり、小説の大家になって小説を連載するといった正当な手段を踏まなければならないような気がするが、記者というのは自分の倫理観さえ許せばこういった手段もとれるわけである。


 k氏の傀儡として、k氏の起こした火災の被害者を無視し、k氏のインタビューのみで誤報記事を仕立て上げ、無垢な群馬県民に対し発信した上毛新聞社であるが、それはおそらくこの業界ではごく普通、ごく当たり前のことなのであろう。

 中東の街が爆撃されたニュースが、あまりに数が多すぎてとうとう差異がわからなくなり感覚がマヒしてしまうように、数々の新聞による数々の誤報は、堆積の結果一つ一つの価値がなくなっていくのだろう。

 しかしながら、彼らにとっては万の誤報のうちの一つでも、私にとっては唯一つの我が家が燃やされ、T記者の駄文と創作で群馬県内に喧伝され痛ましい事件である、当然忘れらるわけもない。

 

 数か月前、中東のどこかの爆撃のニュースの写真をスマートフォンで見た。焼け焦げた家の中で家の住人が悲嘆に暮れている写真であったが、その状況は燃えた家具の量こそ違えど、k氏に焼かれた直後の我が家と酷似していた。

 被害者や危険な土地に居住する人々に対する同情が湧き上がるとともに、平成28年の日本においてこのような目に合ったことにえらく憤りを感じたものだが、k氏やT記者、そして上毛新聞や富岡市、警察や消防がこういった中東状態と言えなくもないということを思い出したので、何故k氏宅からあがった火が我が家に燃え移り、上毛新聞に誤報され、自然発火扱いで捜査が打ち切られ、k氏によって火事の証拠が隠滅されたのかを、順を追って再度説明することでせめてもの抵抗を表明していきたいと思う。


  次回は、火事の前、k氏の敷地から伸びてきた竹の根が我が家の下水を詰まらせ、火事の際にはその竹が我が家への導火線となったことから語りたいと思う。

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