思い通りにはなかなか行かない12
1か月ぶりになって申し訳ない!
消えたわけではないのであしからず!!
間があいたせいで文がおかしくなっているかもしれません(笑)
ご指摘のほどよろしくお願いします!
「先生に言われたんだ、『中2病問題の解決のためだ』って」
お母さんをけしかけてお兄ちゃんが隠していた話を聞き出せたと思ったら、私が考えてた事と全ッッ然違って一瞬理解することが出来なかった。
部屋を出ていこうとするお兄ちゃんを慌てて捕まえて理由を聞いたら、中2病問題の解決ぅ?どうして?意味わかんない。
そう思ったのはどうやらお母さんも同じだったみたいで
「それとこれは話が別ではありませんか?剣士のそのおかしな言動と生徒会に入る、というのは繋がりが見えません」
「そーだそーだー!」
お母さんが言いたいことを言っちゃったからその言い分に便乗する。お兄ちゃんはお兄ちゃんでお母さんの「おかしな言動」というワードが心に刺さったようでうぐぅっ、と声を漏らしている。
「ちゃんと説明してよ、いちいち説明やめないでよお兄ちゃん」
「お、おう…」
私にそう言われてお兄ちゃんは説明を再開した。
「中2病のために生徒会に入ったんだけどそれが何に繋がるかは俺も全然わからないんだ。ただ先生に生徒会に入れ、って言われただけなんだ。どう中2病のことに関わってくるのか、それがどう解決に繋がるのか、俺は一切情報を受けていない。つまるところ、俺は放り込まれただけなんだよ」
説明したのに説明になってないよお兄ちゃん…、私たちの求める説明はそんなんじゃないの!もっと、はっきりしたものが欲しいの!
「つまり、剣士も私たちと同様に意味がわからない、と?」
「そ、そういうこと。でも…、」
「でもってなに?お兄ちゃん」
だからさ、そう言うところで話を止めないでよ!お兄ちゃんのばーか!
「いや、…何でか生徒会長だけは納得してたんだよ『理解した』って言ってたからな。俺にはさっぱりわからん」
「っていうことは…」
「剣士の学校での出来事で、剣士がわからないなら私達にもわかりません」
「そ、そうっすね…」
お兄ちゃんが理解してないことなんて私達がわかるわけない。
「学校であったことはそれだけなのですか?」
「…え?あぁ、そうだよ…うん」
「それならこの話は終わりにしましょう。それと剣士、仕事をするには責任を持ってやりなさい。いいですか?」
「わ、わかってるよ」
そう言うとお母さんとお兄ちゃんは椅子から立ち上がって、部屋からでていってしまった。
「なんだこの物足りなさはぁぁぁ!!!」
これはもう叫ばずにはいられない!
なんで?どうしてこう最後が分からないままで終わっちゃうの?お母さんは気にならないの?
確かにお兄ちゃんが分からないなら私達にも分からないけども!なんと言うか、こう、好物の最後の一口を取られてしまったような、目の前のおやつに手が届かないような、そんな満たされない感じだ!
もー!私はこの満たされないのをどうすればいいの!
「あぁ!もう!!」
「夜宵うるさい、もう夜だぞ。しずかにしろ」
そして、リビングのドアを開け、顔だけ覗かせているこの満たされない感じを作り出している張本人に怒られた。
「うっさい!お兄ちゃんのバカ、ボケナス、剣士」
「え…、何で俺罵られてんの?て言うか剣士は悪口じゃないだろ…」
ショックを受けているお兄ちゃんをリビングにほっといて自分の部屋に戻る。
何とかしてこの満たされないのをどうにかしたい。でもいったい私に何ができるだろ?
お兄ちゃんと同じ高校にいるわけでもないし、お兄ちゃんの友達に聞こうってもお兄ちゃん友達いないし。高校に私の知り合…
そうだ、あの人がいる。あの人なら間違いなくお兄ちゃんのことを知ってるはず。と言うか知らなかったら調べさせるまでだよ。
問題はどうやって聞き出すかだね…。
焦って動くより、慌てず、座して待つべきかな。
備えあれば憂いなし。必ず来るチャンスを逃さないために、あらゆることに対応できるようにしておかなければ。
必ず、暴いてみせるんだよ…!!




