↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
中2病にも程がある!!  作者: 天宮城リベル
PR
19/42

学校生活は楽じゃない13

「会長!何でこんなの入れちゃうんですか!!私は断固反対ですよ!!!」

「何を言っているんだ美千留(みちる)、もう決まったことなんだ、異論は認めん!!」

叫んだのは美千留と言う名の子だったようだ。どうやら俺が入るのに反対のようだが、すでにその要求は通りそうにない。会長は決定を変えることはないらしい、至極残念なことに。

「みーちゃん、諦めた方がいいですわ。すーちゃんは1度決めたら変わりませんもの」

お嬢様口調の人にたしなめられた美千留さんは、ううっと唸りながら引き下がっていった。あきらめるな!頑張ればなんとかなる!

美千留さんすぐそばの会長といえば腕を組んで、えっへんと得意気な顔をしている。あなた別に誉められたわけじゃないと思うんだけど…。

会長が得意気な顔を続けていると、お嬢様口調の人が会長に一言

「すーちゃん、あの子達に自己紹介をしてもらいましたけど、わたくし達はまだしておりませんのよ」

「あぁ!そうだったね!私達の自己紹介がまだだったね!!」

指摘された会長は、そう言うと席から勢いよく立ち上がり、つかつかと俺らの前までやって来る。

「私がこの廉陽高校の生徒会長、西京鈴花(さいきょうすずか)だ!西の京の鈴の花で西京鈴花だ!よろしく!」

そう言うとガバッと俺に手を差し出してきた。これは握手しようという合図なのか?なんと漢らしい。

握手でも女の人の手を握るのは恥ずかしいので、あ、あぁ、とか顔なしみたいに言いながら下を向いて握手する。やっぱり恥ずかしい。

おずおずと握った手をガッチリと掴み直してくる。

俺とひとしきり握手をすると、隣の波島波瑠にも握手をしている。

それも終わると会長は自分の席に戻る。

「この2人も紹介しようか、こっちが会計の…「星之宮桜華(ほしのみやおうか)ですわ、よろしくお願いしますわ。えっと…それじゃあ、はーちゃんに、けーくん、とお呼びいたしますわね♪」

はーちゃんにけーくん?それは俺らの事だろうか、そうだろう。けーくんねぇ、少し子供っぽい気もするがまぁいいだろう。

そう思っていると波島波瑠がなにやら衝撃を受けている。何に驚いたのか気になった俺は波島波瑠ぐらいにしか聞こえないボリュームで話しかける。

「なにに驚いているんだ?」

「けー…くん……………」

俺の声が届いたのかわからないがけーくんと言う言葉を復唱している。何か驚く要素があったか?わからん奴だ。

「桜華はな、名前の頭文字をとってちゃん付けくん付けして呼ぶ癖があるからあまり気にしなくていいぞ」

会長がそう言うと波島波瑠の動揺は消えたようだ。やはり何に驚いていたんだろうか?

「それでこっちが庶務の桐宮美千留(きりみやみちる)だ」

「よ、よろしく…」

やや照れ臭そうに俺らに向かって挨拶をする。俺もペコッと頭を下げておく。

「ちなみに、私と桜華は3年生で美千留は1年生だ。剣士と波瑠の方が年上ということだ」

俺の方が庶務の子より年上なのか、下手に出て損したな。もっと堂々といよう。先輩風をふかせておこう。てか会長ナチュラルに俺の事剣士とか呼んでるし、そういうのさらっとできるのってすごくない?

各自の自己紹介も終わり間ができる。その間に俺は気になっていたことをぶつける。

「結局我々はなにをするんだ」

「わ、私も気になります!」

波島波瑠もきになっていたようだ。

結局俺らが何をさせられるかが大切なんだ。あほみたいに忙しいのは勘弁してほしい。出来れば毎日休みがいい。

「そうだね、それじゃこの生徒会のなんたるかをおしえてあげようじゃないか!!」

めんどくさそうな説明が始まりそうだ。




朝投稿になってしまい申し訳ない

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。