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久しぶりの森

凄い久しぶりに森に帰ってきた。


植物系の魔物だからかな?やっぱり森は落ち着く。


というか私の能力が上がってるのか森の内部だけだが全体のことを何となく理解できている。


魔物の数やどこになんの植物があるのか、そして侵入してきている人々。全てが分かる。森自体が私の体の一部になっている感覚だ。


さて、せっかくこんな広大な土地を手に入れたのだ。大きな家を作って今度リサやミリスでも招待してみたい。


森の中にある大木が家になっているファンタジー感満載の家をイメージする。掌から種を作り地面に落とすと急速に成長してあっという間に大木に育つ。


触れている状態で少し制御して扉のようなものを作り内部を空にして木々を作り椅子や机を作る。窓とかは無理だが薄いが丈夫な植物を使い陽の光も取り入れられるようにする。


完成!マイホーム!


・・・さて、やることが無くなった。


そうだ!せっかくなら眷属を作って森の警護でもさせてみよう。仮に人が襲ってきても問題ないように・・・そうだなぁ、人型の植物を作って私みたいにドライアドとして自由意志で動いてもらおう。


そうと決まれば早速実験。


イメージは私と同じ種族だがより近接戦闘に特化した姿。さらに、右手は木剣のような形に、左手は自由に使える用に指先まで作る。


ぐにぐに

ぐにょーん

ぐにぐに


形を整えれば・・・完成!


生まれたドライアドは跪いて私に挨拶した後直ぐに森の中に消えていく。少し様子を見ていると近くまで来ていた魔物を討伐してエネルギーとして吸収した。


うわぁ、自分で作っといてなんだけど割と化け物が生まれてしまったかもしれない。


近接特化とはいえほぼ傷のつかない植物で作られた高速移動高火力の騎士・・・植物だから弱点は火だけどそれも耐火性の植物でカバーしてる。


ま!いっか。とりあえず後4体くらい作ってっと・・・。これで森は大丈夫だよね!


私の体から取れるとはいえ植物を育てるのも大事だからなぁ。よしっ!


地面に手をつけるとボコボコと隆起してふかふかの土が生まれる。植物の根を地中で何度か動かして畑に適した土にした。後は生み出した種を蒔いてっと・・・完成!


かなり上手くできたと思う。これで私が吸収した植物の8割はここで育てられる。


残り2割は・・・まぁ、聞かない方がいい。ろくでもない植物ばかりだったので。


それはそうと家もできたからなぁ。ここからは少しのんびり暮らそうかな。あっ!そうだ。折角だから地中にも植物伸ばして地下ダンジョンみたいなのを作ろっと!


こうして後に語り継がれる『深淵』と呼ばれるダンジョンが生まれてしまったのであった。

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