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気づいた事実と進化

お店をするようになってから数日。


ふと森の警備に回しているドライアドを呼び戻した。


単なる気まぐれ、それ以上のことはない。


現れたのは引き締まったからだのドライアド。


その手にはよく研がれた木剣が握られていて、体には所々傷がある。まさに歴戦の猛者と言った様子のドライアドがそこにいた。


核に触れると一気にエネルギーが私に入る。


警備に出しているドライアドは動き続けるように狩った魔物からエネルギーを吸収するように作っていた。余ったエネルギーは核に蓄えるようにも・・・。


一体だけでもこの高揚感・・・これはもしかして・・・。


私はすぐに森中のドライアドを集める。


街に住んでいる人々がなんだなんだと集まってくるがそれよりも大事なことがある。


順番に余ったエネルギーを回収していくと・・・、ブワッ!!以前、感じたことあるエネルギーの吸収量。どうやらシラヌイに次ぐ個体が出ていたが即座にドライアドに殺されていた様だ。


そんなことよりも・・・私はエネルギーを吸収したことで進化を遂げる。


今までの植物以上に固く、靱やかな素材になる。さらにある程度の火への耐性もあるように感じる。


試しに掌から木の槍を射出する。


スパン!!


私はこの日、二度と街の近くで腕試しをしてはいけないと悟った。


轟音と共に森が禿げ、大地が隆起する。


着弾と同時に爆発音と爆風が街に押し寄せる。


たった1本でこの威力。今なら固有種ともやり合える気すらする。というか圧勝なのでは??


とりあえず禿げた森を直して1度森を確認する。


今までは確認だけだったのがその場にいながら森の植物を動かし、再生させることができるようになった。


試しに狼型の魔物を串刺しにする。下から生えた竹に串刺しにされた狼型の魔物が一瞬で吸収されて塵になる。


森全体が私の体になったようだ。核もなくなった事でほぼほぼ不死身の体になった感覚だ。私を殺すには森を一撃で消し飛ばさないといけない。


ルシファーの言う魔王なら出来なくも無さそうだが・・・封印されてるから・・・ヨシっ!


っと、そんなことをしていたら森に知り合いが来た。


リサだ。リサなのだが・・・隣にいるのは・・・明らかに人ではない。


感じる圧力としては私と同等・・・いやそれ以上のように感じる。今の私より上って・・・。


すぐにリサを座標にしてボディを生み出す。


「っ!?な、なんだ。ライアか・・・」

「リサ、隣のは誰?」


仮に戦闘になっても森の中なら戦える。このボディも特攻用の爆弾が埋め込まれてる。


「ふん、新しい固有種だからと見に来たが・・・これはいい。お前、俺の配下になれ」

「なに?」


リサの隣いた白髪の男。この男、生物としての格が違う気がする。


「ん?あぁ、すまんすまん。俺はリヴェウ」


リヴェウ・・・リヴェウ!?固有種の『白龍リヴェウ』!?


「ん?あぁ、すまない。別に争いに来たわけではない。ただお前ほどの逸材だ。配下にしたくなるものだろう?」

「いやだ。私は誰かの下になんかつかない」


ビリッ


「ほぉ?耐えるか」


リヴェウから魔力が放たれた瞬間、リサが気絶した。


「とりあえず魔力を落ち着けて・・・話し合いなら街に招待する」

「ム?街があるのか?ならば招待を受けよう」


一瞬で引っ込む魔力。


『白龍リヴェウ』は強い。だが勝てないわけではない。そう感じた。


私たちは気絶したリサを持ち上げて街へと向かった。

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