ほのぼの
あれから近くの盗賊、山賊で実験をしてかなり戦い方を身につけた。まぁ、能力に差がありすぎて怪我をおっても問題ないからこその実験だが・・・。
最初の方はそれこそバシバシ遠距離攻撃や超近接に持っていかれたが能力を駆使しての間合い管理はかなり上手くいった。
さて、今日は・・・ほのぼのする!
作った村では盗賊、山賊に捉えられて帰る場所のない人々を受け入れてそこそこの大きさになってきた。
食料も問題なく、戦闘面も一旦落ち着いた。固有種の情報はリサやギルドマスターに調べてもらってる。
今日は以前からルシファーにお願いして作ってもらっていたあれを確認する。
受け取っていた石の箱を壊すと中からは枯れた葉っぱが現れる。
断じて怪しいものではない。・・・・多分。これは紅茶用に作った茶葉を乾燥させたものだ。別に飲んだら高揚感があるものという訳では無い。絶対無い。
茶葉にお湯を注ぎひとくち飲む。
ただこれは・・・以前、ギルドマスターに渡したもの(エリクサー)と同じ効果があるように感じる。詳しく調べれば違うかもしれないが部位の欠損程度なら直せそうだ。まぁ、私が個人的に楽しむ分にはいいか。そそくさと体の中に収納して次の物体に目をやる。
もう一つの植物を生み出す。医療用の植物たちだ。部位欠損系はおいそれと出回っていいものでも無いので熱冷まし、喉の腫れを抑えるなどそれぞれの特徴にあった植物を大量に集めた。
街ができれば当然、金銭取引が起きる。その時に街のトップが無一文なんて示しがつかない。
ギルドマスターに予め相談してギルドの地下を借りることにしている。
何の店かというと先ほどの植物を扱う薬局件ギルドマスターの繋がりでの治療行為だ。薬局の方は手頃な値段にしているが治療行為に関しては高額での請求をする予定だ。
と言っても、私がいつまでも入れるわけではないので店番として1人、街の住人を連れてきている。
計算関係ができるので店番に適任だろう。基本的には1人で店を回してもらう予定なので一日5h勤務で売り上げの3割が給料になる。護衛としてドライアドも2体つけているので何があっても大丈夫だろう。
「ヨロシクネ」
「神よ、私、ミローディアの名にかけてこの店を守り抜くことを誓います」
片膝をついて頭を下げる女性を横目に店をあとにした。
・・・・・なんか信者みたいになってるけど大丈夫だよね?
この考えは後に大きな間違いだと気づく。
具体的には20年後、ミローディアを教祖とする『神木教』が一大勢力として名を馳せるのだが・・・この時の私はまだ知らない・・・。




