お勉強タイム
早速王都のギルドマスターのところに来てお勉強をし始める。本当はリサに聞こうと思ったのだが今は依頼で街にはいないらしい。
「スキルっていうのは技術であり、才能だ。長年剣のスキルを使い続けた凡人と触って数時間の天才・・・どちらが勝つと思う?」
「ウーン・・・テンサイ?」
「そうとも言いきれない。それこそ、その天才の技術は凄いものだろうがそれでも、努力した凡人には勝てない。逆に天才が努力したら凡人はほぼほぼ勝てなくなる。これが普通のスキルだ。他には世界で1人だけが持つことができると言われている上位スキルだ。これは全部で14個あると言われているが細かい内容は秘匿されている」
上位スキル・・・多分ルシファーが使ってきたのは上位スキルなんだろうな・・・。つまりあれほどの能力が上位スキルにはあるってことか。
「あとはもう自分が欲しいスキルにあった鍛錬を続けることだ。剣スキルなら剣を振るう、槍スキルなら槍を振るう。それでスキルを得るんだ」
「アリガトウ。コレオレイ」
私が生み出した実には液体が入っている。この実に種は存在せず、液体を飲むことである程度の欠損も治すことができる。所謂エリクサーだ。
私の戦闘スタイルは罠を貼ること、特攻兵によるホーミング攻撃、あとは木の枝による近接攻撃・・・。
基礎となるのは罠と特攻兵だがこれはスキルには特にない。つまり私が取るべきスキルは槍だ。ただ、スキル一つだけでは効率が悪いので他のスキルの情報だけでも手に入れてとく。
家に戻り、木の槍を振るう。力を込めて作ったこともありその耐久性は地面に叩きつけても壊れないほどだ。型なんてものは知らないこともあり自己流で特に近距離への対応を学んでいく。
槍の長所はリーチの長さだ。基本的に超接近戦は避ける動きをする必要があり、前面に構えて近づけないようにする。足元には常に竹を生やせるようにしながらの動きを叩き込む。
竹を生やす時は必ず私の体の一部が地面についていないないといけない。自然と足運びはすり足気味になり隙を減らしていく。達人は足運びで相手の動きを見るとも言うので外装はロングスカートのようなものを意識して足元を隠す・・・いや、そもそも足である必要がないのか・・・外装をスカートのように変化させると同時に足を無くして中身は圧縮した植物を入れる。これで常に植物を解放しての緊急回避が行える。
ダミー人形相手に少しづつだが型ができ始める。
槍先は常に相手に、足運びなんてものはないので行きたい方向に体全体を引きずるように移動。
普通の槍の達人が見たら違和感だらけ。まさに近距離戦闘を嫌がる様子が分かるが私はそこを自身の特性でカバーできる。
動きは覚えた。戦略もたてた。あとは実践あるのみ。
私は手頃な盗賊、山賊の依頼を見つけて街を出た。




