表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
婚約破棄されましたが、辺境伯様と魔石爆弾で幸せになります!  作者: にのまえ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
12/16

12話

 淑者らしからぬ言動をやってしまった。

 彼の両親に「王妃教育を受けたはずよね」と言われてしまわない?


「……すみません、失礼しました」


「フフ、ローリスさん気にしなくて良いのよ。カエサルから毎日のように、ローリスさんの話は聞いていましたわ。魔石爆弾と言うのでしたわよね」


「そうだったな。私もカエサルから聞いて、早く見たくてうずうずしていたよ。それがあれば魔物討伐が楽になるのだったな」


 お義父様とお義母様はご存知のようで、目を輝かせている。カエサルを見れば、頬を染めて優しく見つめられている。

 

(お二人とカエサル様が期待しているみたいだから、見せた方がいいかしら?)


 私は応接間にメイドのキャロルを呼び、魔石爆弾が入った箱をもらった、その箱をテーブルの上で開いた。


「これが魔石爆弾なのか? キラキラ光る石?」


「この魔石って、魔力を込めないと使えない魔力石よね。この国でも取れる場所があるなんて聞いたことがないわ」


 お義母様は石を一つ掴み、眺めた。


「聞いてください、母上。辺境地近くのローリスが持つ、鉱山で発掘できます」


「え? 何故それをカエサル様が知っているのですか?」


 私が説明する前に、カエサルがウキウキと話し始める。それに私と、部屋の隅に立つキャロルが驚いた。


「あ、それは……」


「カエサルは助けてもらったあの日からずっと、ローリスさんを見ていたものね。おバカ王子の婚約者だと知っても諦めれず。学園に入学してもずっと好きで、だからあの子にいいように使われてしまうなんて」


「それは言わないでください、母上!」


「うんうん分かるぞ。いちど愛してしまったら諦めが悪いのは私と同じだな。お前が、他の女性とは結婚できない。愛する人の幸せを願い、生涯独身でいると言ったのもわかる」


 それって、カエサルはずっと私を好きだったということ?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ