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88/88

88)アリアのご奉仕

※男のパンチラシーンがあります。




「シスター・ディディ、……はい、あーん、だ」


ホテルの部屋でゴロついてると、メイド服のアリアがケーキを差し出してきた。

挿絵(By みてみん)

「何してんのよアンタ」

私がベッドの上で跳ねながら問いかけると、アリアは無表情のまま語りだす。


「……珠天の所で、同じことをしたと聞いた。だからわたしも、シスター・ディディに同じことをしたい。御奉仕する。させてくれ」


やきもちを妬いてるらしい。

そんなアリアの頭を撫でる。

撫でやすいように屈みこんで、猫のように目を細めてるのが何か可愛い。

だから言ってあげた。


「そんなことしなくても、アンタ達は私の大事な育て子よ」

「……育て『子』じゃ嫌だ」

「じゃあ何がいいのよ」


問いかけるとアリアが悩み始める。

それから赤面して小声で呟いた。


「……恋人、がいい」


おまっ、童貞の癖に何処でそんな知識を学んできた!? と思ってると「少女漫画で読んだ」とのことだった。童貞の教科書になるのか少女漫画は!!


「……放課後に手とか繋いで帰りたい」

メイド服の男と手を繋いで帰るの、割とレベル高いな……。


「……校舎裏でシスター・ディディに告白とかしてみたい」

もう現時点で告白されてるようなものですが!?


とにかく御奉仕させろと五月蠅いので、床でも拭いててくださいと告げた。

するとアリアは頷く。


「わかった。床を舐めてもいいくらいに綺麗に拭く」

「いや、舐めないでね本当に!」

挿絵(By みてみん)

この子、私が見てないと何するか、わからないわ!

で、床をしこしこ拭いてるアリアの背中を見てたけど、気になって仕方ないものがあった。


メイド服のスカートがピラピラ動いて、パンツが見えそうで見えない!

べっ、別に見たいわけじゃないんだけどさ~。

まさか下着まで女性物だったりしたら、引く層と喜ぶ層に分かれそう……。


ちょっと確認してみるか。女物ならガチで教育的指導が必要になりそうだし……と、私がアリアのスカートを後ろから、ぺろんと捲る。


……ちゃんと男物だった。

挿絵(By みてみん)

「ふぃ~! 良かった良かった」

「シ、シスター・ディディ……」

赤面するアリアに私はオッサンのように応える。


「お? どうしたどうした?」

「は、恥ずかしい……」

女装癖があるのに、羞恥心はあるんかい!(暴言)

エロい顔と声しやがって!


そしてアリアは恥ずかし気にスカートの裾をたくし上げかける。


「……でもシスターが見たいなら……我慢する」

べっ、別に見たくねーし!? と私がアタフタするも、どんどん上がってくスカートの裾。

流石に前からパンツ見るのはムーンライト行きよ! と私はスカートを押さえる。


アホみたいな攻防を続けていると、アリアがクンクンと鼻を動かした。


「……シスター・ディディから、良い匂いがする」

「あ~、シャンプー変えたのわかる~?」

(攻防中)


するとアリアが突然、抱きついて来た! アンタはいつも急ね!

そしてベッドに押し倒される。

ふかふかのベッドでバウンドしたけど、アリアは大型犬みたいに頬ずりしてきた。キスとか以前にちょっとしたくらいだからか、ぺろぺろ頬を舐めてきた。犬か!


「ステイ! ステイ! アリア!」

「嫌だ。シスター・ディディに、もっと触れたい」


珍しく逆らうやん!?

そうしてアリアのペロペロが一段落つくと、アリアが「……暑い」と赤面しながらメイド服のリボンを外しだした!?

うぉぉおおおおおい! この作品は全年齢です!


そこで私は思いついた。


「暑いなら洗ってあげる! 服は着たままでね!」

『洗ってあげる』にアリアはピコーンと反応したのか、のこのこお風呂場についてきた。

グヘヘ……おろかものめ!

そして服を着たままのアリアの頭をわっしゃわっしゃ洗う。

当然のようにメイド服はビッシャビシャで肌に張りついてるけど!


頭を洗ったげた私は「体は自分で洗いなさいね~」と言い残してバスルームを飛び出し、とりあえずガルーのスーツ(着替え用)を脱衣所に置いておくのだった。

ごめん! ガルー! サングレのスーツじゃ細すぎるの!!

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