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隠しきれない、耳の色。

席が近くなり、彼と話す機会が増えた。学校に行くのが一段と楽しみになった。ある、給食前のガヤガヤした教室。私たち2人はどうでもいい話をしていた。そこで、主語がなくて誰が誰だかよく分からない話になっていた。誰が~?と聴いた。すると「めいちゃん。」と言った。ちゃん付けで呼ばれた。めいちゃん、そう呼ばれるのは久しぶりだった。鼓動が早くなって体温が上がった。なんだかうれしくて、自分の名前が出るような話ばっかりした。家でも思い出して、悶えた。ずるい。その呼び方。絶対耳が赤くなっていた。犬だったら尻尾をブンブン振っていた。いつか同じ思いをさせてやろう!そんな決心を固めた。その後、笑いながら給食を食べた。いつもより眩しい星に見とれていた。ずっと見ていた。すると君は、パーカーの紐をみょんみょんし始めた。それからいつも見ているうちに、無意識のうちにやっているということが分かった。そして、好きな給食、金曜日のときは回数が増えるということも分かった。私は心の底から可愛い。そう思った。そして、結菜はこんなところ知らないんだろうな。そう思った。少しでも君のことを独占していたい。そう感じる日々だった。

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