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第64話

かーなーりー遅れましたっ!!

お家事情でゴタゴタしていて……言い訳はいいですね。


これからも不定期的に投稿していきますのでよろしくお願いしますっ!


1ヶ月以上待たせることもあるかもしれませんが、これからもよろしくお願いしますっ!!!

今日は王立魔術学校とはまた違う、学校に来ていた。

この学校は王立ではなく、私立。このクライク公爵家が運営する学校だ。


学校の中には、魔術科、剣術科、経済科、家庭技術科の4つに分かれており、それぞれの建物も存在する。


魔術科はその名の通りで、魔術を極めたいと思うものが通う学科だ。王立魔術学校よりも狭く深くというのが結構有名な場所だ。

そして、剣術科だが、王立騎士学校とやっていることはあまり変わらない。

経済科は、次期当主の貴族の子が多い。領地経営のノウハウや、農協のことなど、幅広く知識を身につけることができる。

家庭技術科は、料理人や錬金術師、などを目指す生徒が多い。建物内には剣を鍛錬する釜があったり、学生のみで運営するレストランがあったりする。


そして、俺は今回、経済科の建物に来ていた。


学科長室に来た俺は、挨拶を一通り済ませた後、学科長に早速本題を切り出す。


「もう直ぐ卒業ということで来た次第です」


学科長は齢76歳のじいさんで、俺の地位を示しても気後れひとつしない強者だ。


「さっさと本題を話さんか」


「失礼いたしました。卒業生を引き抜きたいと思いまして、今回は参りました。まだ、全ての生徒が就職先が決まったわけでは無いのでしょう?」


いつもの口調を改め、丁寧語で話す。


学科長の反応は反対ではなく賛成だった。


さて、何故俺がこんな行動に出たのかというと、ただ単に領地経営がめんどくさかったからだ。

専門知識を身につけなきゃいかんというなら専門知識を持ってるやつに丸投げして仕舞えば?という名案が浮かんだのだ。


それなら、リュカに頼めばいいと思ったのだが、リルルが妊娠してからは断固として拒否され続けている。何故だろう?


とまあ、そんなわけである。


「そうですかそうですか、それは良かった。就職先に困っている学生も多々いたもので。ありがとうございます」


口調を改めて返事をされる。


その後は学科長直々に案内してもらった。


この学校は四年生で16歳から19歳の生徒が九割九分を占める。残りの一分は遅くに入学したものや、早くに入学したものだ。

そして、今回案内してもらうのは、四年一組から八組までの八クラスの授業風景などを見させてもらって選んでいくというわけである。


だが、そんな七面倒なことをやるわけがない。というわけで、俺は学科長に頼む。


「四年生全員を多目的ホールに集めてもらってもいいですか?」


多目的ホールというのは、この学校にある施設で、コンサートホールみたいなところだ。収容人数も見た目同様にかなり大きい。

もちろん、それに快く了解の意を示した学科長と多目的ホールに向かう。


その際に、学科長が宝石に向かって喋っていた。多分あれで呼び出しているのだろう。



ガヤガヤザワザワ


という訳で、すぐに集まってくれた四年生だったのだが、目の前にいる俺。公爵が突然呼び出したということで少しざわついている。


「えー、今回集まってもらーー」


「静かに!」


はい、このタイミングである。

教師というものは全員こうなのだろうか? 人がせっかく喋ろうとしたのに静かに!を割り込ませてくるのは……


俺はザワつきが収まったのを見計らい、再度口を開く。


「えー、今回集まってもらったのは、求人のためです。質問は?」


説明が全くないというのは、ただ単にめんどくさいからである。

生徒達がわからないこと、知らないことだけを教えればいいのだから、最初っから生徒達に聞けば何の問題もないという訳である。


「具体的にはどのような求人でしょうか!?」

「領地の内政をしてもらいます」


「給料はいくらくらいでしょうか?」

「月給金貨2枚程を予定しています。昇級して行くごとに給料も上がっていきます」


おおっ!!


「採用人数はどれくらいを予定していますか?」

「今は10名程考えさせてもらっています」


「特別手当や休日、交通費支給などあるのですか?」

「特別手当はちゃんと出ます。休日も週に2日を考えています。交通費などに関しては採用者にだけ教えます」


おおおっ!


スガんっ!!


その時、空から何かが降って来た。


あっ、今日、弟の誕生日だ。


忘れてた〜……(汗

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