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第49話

よろしくです!!!


俺は昨日の続きをする。


亜空間から残りの培養器を取り出してプラグに繋いでいき、全ての培養器をプラグに繋いだら、中を緑色の液体で満たす。ホルマリンみたいな物と思ってくれていい。

緑の液体で培養器を満たしたら、今度は錬金術でホムンクルスの種?を作り、中に1つずつ入れ1週間放置する。


放置している間に兵器製造に取り掛かる。


この前書いた設計図を取り出し、そこに書いてある部品を魔術で作り組み立てる。


設計図は特に問題がなかったようで、ちゃんと設計図通りにできた。


ここまでできるのに2日。


次に実験だ。

この実験で不要な部分や必要な部分を書き出して改良を加える。

そんなことを繰り返してさらに3日。


ついにRPGみたいなやつと、オートマチックグレネードランチャーが完成した。


ほぼ設計図通りに完成し、試射して見たところ何も問題は見当たらない。

完璧だ。


それを部隊編成して作られた部隊で必要なところの部隊や数をアイリスから聞き、量産を開始する。

それと同時に前回俺が作った化け物ライフルも人数分量産する。


これで5日間使う。


量産している間にホムンクルスの素体は出来上がっており、そこに遺伝子情報などの情報を大量に入れていき身体に馴染ませるのに7日間。


そんなこんなで2週間が過ぎていき、出撃の準備を終えた俺たちは公都を出立する。


トナティウ公爵軍約1800+ガンシップ20機。クライク公爵軍約8000。王国正規軍約4万。その他貴族軍約23000。冒険者、傭兵約7500。の合計約8万300の軍勢で挑む。

対する帝国は旧子爵領に10万を置き、実際に戦闘となるのは約55万。


数だけを見てしまうと圧倒的にこちらが不利だが、士気はこちらの方が高い。

何故かと言うと、俺の軍がたった300で35万を全滅と言っていいほどに追いやった実績があり、その軍が今回は1800もいるのだから士気が上がれども下がることはなかった。今回は8万300と言う大群で動くので奇襲は出来ないので、真っ正面からぶつかることにする。


真っ正面からぶつかると言っても、言葉通りにぶつかってしまってば絶対にこちらが負けてしまうから先制攻撃で大ダメージを与えるつもりだけどね。


戦場として選ばれた場所はガンシップで約15分のところに位置する草原で、周りには何も遮るものがない。


メテラユ王国軍側が到着すると、既に帝国軍はいつでも戦闘可能な状態で整列していた。


情報が漏れていたか…


今はそんなこと気にしている場合ではないと思い、クライク公爵に頼みごとをする。


「なるべく口上を長くして時間稼ぎしてくれませんか?」


「わかりました」


そう言うとクライク公爵は自分の馬に跨り口上を述べ始める。

口上が始まると両軍が戦闘態勢に入る。

と言ってもこちら側はRPG擬き(これから強化RPGと呼称する)とオートマチックグレネードランチャーの照準を定めるだけだが…


口上は十分程で終わってしまったが俺はクライク公爵にサムズアップする。


帝国軍は口上が終わると一斉に押し寄せてくるが、こちら側の指揮権は俺にあるのでまだ誰も動かない。


「敵竜騎兵に向けて対空ミサイル発射よ〜〜い!撃て!!!!!」


俺がそう言うと空を飛んでいる無数の竜騎兵に向けて3000発以上の前回作った対空ミサイルが発射され、爆発する。


真昼間の青い空が紅蓮に包まれ、そこから全ての竜騎兵が自軍に突っ込んでいく。

それを見届けながら次の指示を出す。


「強化RPG発射!!!!!」


待機していた全ての強化RPGが発射され、帝国軍前衛がミンチになって吹き飛ぶ。

その姿を見て何人かのものは胃の中のものを外に出してしまったが仕方ないだろう。

それくらいグロいのだ。


「強化RPG次弾装填!オートマチックグレネードランチャー発射準備!!撃てっ!!」


次は手榴弾の2倍以上の威力を持つ弾丸が一斉に連射され、帝国軍を掃討していく。

そうしている内に遠くの方からジェットエンジンの音がかすかに聞こえてきた。


おっ!来たか…


「牽制射撃を行いながら全軍後退!!急げ!!!!」


叫ぶと徐々に後退していき、遠くの空に太陽の光を反射させて輝く20の物体が見えて来たので無線で呼びかける。


《俺が合図した後1分掃射した後に一隻だけ残して撤退しろ。わかったか?》


《了解しました!》


グレネードランチャー、強化RPG、弓、魔術などの牽制射撃を行いながら味方の兵達は帝国軍上空で左旋回し始めたガンシップを見上げて声も出ない様子だ。

全てのガンシップが左旋回をし始めたのを確認した俺は再度無線に声をかける。


《掃射3秒前、3……2……1……掃射!!!!!》


俺の合図とともにガンシップに搭載されたガトリングガンが火を噴く。

先の戦いのように蹂躙が始まる。地は抉れ、盾や鎧など物ともせずに人の身体を撃ち抜き、赤色の巨大な血飛沫で出来た花を咲かせる。

こちら側から見ると酷いやグロいなどの感想しか出ないが、その標的になったものは、ジェットエンジンの音が、ガトリングガンの発砲音が、悪魔の囁きに聞こえるだろう。


《掃射終了まで、5……4……3……2……1……終了!》


《掃射終了!!》


掃射が終了するとそこに立っているのは自分の仲間の死体が上に被さったお陰で生きているもの、運良く弾が当たらなかったもの、魔術の操作に長けていて魔術で身を守ったもの……推定約2000残っているかいないか程度しか立っているものはいなかった。


俺は地獄絵図と化している戦場に走り出し、命令を下す。


「全軍突撃!!追撃は無しだ!あんまり離れるなよ!!」


生き残りの帝国軍は約2千、馬鹿では無いので蜘蛛の子を散らしたように逃げ出す。


「殺しはするな!捕虜にしろよ!!」


どっちが攻撃して防衛していた側かわからなくなりながら捕虜を捕まえ残しておいた一隻のガンシップに見張りと捕虜を乗せて公都に戻ってもらい俺たちは子爵領の帝国軍が拠点としている比較的大きい街に向かう。


攻城戦か…攻城戦は守側より3倍の兵力は必要って言われてるけど大丈夫かな……?


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