第30話
よろしくです!!!
明日から気合入れるぞ!!なんて言ってしまったが、今日はまだやる事があったのを忘れてしまっていた。
使用人の雇用である。あと、移住。
リルル達には移住するので荷解きはしないで欲しいと予め頼んでおいた。
今の時刻は約午前11時30分だ。
よし、まだ時間はあるな……
なので奴隷商に行こうと思う。
奴隷はとにかく安月給で一生懸命?働いてくれる大事な労働力だ。
最初、買う時に金がかかるとはいえ今は半端じゃないほどの金があるので問題ない。
奴隷商の場所を巡回している騎士さんに聞きながら進んでいく。
俺の屋敷から徒歩で約20分のところに結構評判だという奴隷商があるというので行ってみることにする。
奴隷商の外見は普通の貴族の屋敷と同じぐらいの大きさで清潔感が漂っていて門番には強面のお兄さん達が槍を持ちながら両脇に立っている。
俺とリュカは門の中に足を踏み入れ、奴隷商本館の中に入っていく。
奴隷商に入ったらまずやることはここにいる奴隷達で気になるやつがいるかどうかだ。
例えば、よく主人公は鑑定の能力的なやつを使って奴隷を買っている。
しかし、俺にはそんな能力などないので魔術で応用するしかないのだ。
門に足を踏み入れた時からイメージを開始していたので奴隷商本館に入る頃には鑑定擬きを出来るようになっていた。魔法だな。
ちなみに鑑定擬きとは人物を見るとその人物のことを詳細に教えてくれるというものだ。欠点は人にしか使えないことぐらいだ。
それはさておき、本館の中に入るとこの奴隷商の店員だと思わしき人物がとんできた。
「どうもこんにちは、グルック奴隷商にようこそお越しくださいました。担当を務めさせていただきます。私、ピレモンと申します。早速ですが今回はどんな奴隷をお探しで?」
「一般奴隷を買いたいんです。予算はいくらでも」
俺が端的に答えると男は俺達のことを上客と判断したのか俺達を奥の部屋に連れて行ってからオーナーを呼びに行った。
別にオーナーを連れてこなくてもいいのに…
リュカとおしゃべりしながらオーナーを待つこと約3分扉の開く音がした。
「こんにちは、私がこの奴隷商のオーナー、スイフトスと申します。どうぞお見知り置きを」
そう言って挨拶してきたのは40代くらいのおっさんだった。
まあ、イメージどうりなんだけどね
こちらも挨拶をし本題に入る。
「今日は一般奴隷をお探しと伺ったのですが具体的にはどのような物をお探しですか?」
「屋敷のメイドと執事、それから警備をしてもらうための人員が欲しいんですよ」
「そうですか、では、全てこちらで見繕ってもよろしいですか?」
「任せるのはメイドと執事の方だけでいいですか?20人程でお願いします。警備を任せる奴隷は自分で選びたいので。あと、メイドと執事の方はあとで見せて貰ってもいいですか?」
「もちろんいいですよ。では、こちらはメイドと執事の方を見繕っておきますので、こちらのピレモンが奴隷のいる場所まで案内します」
そういうとオーナーのスイフトスさんは入って来たドアから出て言ってしまった。
「では、私が案内しますので、どうぞこちらに」
そう言ってピレモンが歩き出したので俺とリュカはその後に続く。
ピレモンに案内された場所は建物の二階だ。
「この二階には8部屋ございまして、奥の4部屋が男、手前の4部屋が女となっておりますのでご自由にご覧ください」
では、遠慮なく見せてもらおう。
警備には10人程度欲しいのだ。
しかし、10人では1000坪もある場所を警備なんて無理だ。けれど俺の魔術で結界を張り泥棒や暗殺者などの侵入を防ぐ。
では、なぜ警備が必要かというと、単なる牽制に過ぎない。まあ、牽制だけが目的ではないけどね。
男の方が牽制に向いているので強面の男の人達を探しに男部屋4部屋全てみたがみんな優しそうな顔をして碌に剣も握ったことのない人達ばっかだった。
まあ、この際女でもいいか…
というわけでまず女の一部屋目…
ん〜……めぼしいやつは10人に8人が可愛いって言いそうな容姿の黒髪エルフの女性(168歳)で、見た目年齢19歳。
とっても愛らしい容姿の赤髪狼人族の女の子(14歳)で、見た目も14歳くらいだ。
ちなみに、今俺が使っているオリジナル鑑定はこの世界には存在しないスキル表示もしてくれているので黒髪エルフ、赤髪狼人族の強さも大体わかる。
レベル4
剣術レベル3
弓術レベル9
森歩き(ウッドウォーク)
風魔術
魔力量1400(+1000)
体力量400
これが黒髪エルフちゃんので次のが赤髪狼人族ちゃんだ。
レベル2
短剣格闘術レベル2
双剣術レベル2
獣化
魔術適正なし
魔力量150(−50)
体力量500(+300)
愛らしい顔をしてかなり強い…鍛えればもっと強くなるな…
そして、普通の騎士が
レベル3
剣術レベル5
槍術レベル5
魔力量300
体力量300
といった感じだ。
ちなみに最大、術レベルは10である。
黒髪エルフと赤髪狼人族の子をキープして2部屋目に向かう。
2部屋目には特にめぼしいやつはいなかった。
そして3部屋目のドアを開ける。
お!いるいる!………
紫髪の人族(18歳)、茶髪の人族(21歳)、白髪の白狼族(17歳)の3人だ。
紫髪の人族は、
レベル4
剣術レベル1
槍術レベル6
水魔術
魔力量400
体力量400
茶髪の人族は、
レベル5
剣術レベル7
槍術レベル4
弓術レベル4
毒魔術
魔力量500
体力量500
白髪の白狼族は、
レベル3
剣術レベル3
弓術レベル4
獣化
治癒魔術
魔力量250(−50)
体力量600(+300)
という感じだ。
もちろんこの3人もキープさせて貰い、4部屋目に向かう。
4部屋目に行ったのだがこのへやも特にめぼしいやつはいなかった。
「ピレモンさん、他に奴隷がいる場所はないですか?」
「いるにはいるのですが、そこに立ち入るにはオーナーの許可がないと入れないんですよ…すみません」
じゃあ、あとでスイフトスさんに許可貰うか…
もう、ここにはようがないので先程までいた応接室?にキープしておいた奴隷達を連れて戻る。
部屋に戻るともうすでにスイフトスさんは席に着いて俺を待っていた。
「すみません。遅れてしまったようですね」
「いえいえ、気にしないでください…それから、こちらの20人でよろしいでしょうか?」
そう言ってスイフトスさんが視線を向けた先には20人の男女がいる。
男が5人、女が15人だ。
年齢は1番年上で19歳、1番年下で15歳だ。
男の方はよくわからないが、女の方は全員10人に8人が可愛いって答えるような容姿をしている。
「ありがとうございます。それから、ここ以外にも奴隷がいる場所があると伺ったのですがそこの立ち入り許可をもらえないでしょうか?」
「こちらとしては全然構わないのですが、ここに来たばかりの奴隷や欠陥品などをおいている場所ですので汚いですし少々臭いのでご気分を害すことになるかもしれませんがそれでもよければ」
「そのくらい大丈夫ですよ、連れて行ってもらえますか?」
そう言ってスイフトスさんに連れて行ってもらう。
ほかの奴隷達がいる場所は別棟にあるらしく一旦外にから出て向かう。
案内してくれた建物は大きな体育館のようだ。
中に入り最初はまだ来たばかりの奴隷達を見ていく。
奴隷達の目には怯えの色がよく見える。
そんなに怖がらなくてもいいのに…寂しくなっちゃうよ…
それはともかく、戦闘力がたかそうなやつを3人見つけた。
2人は黒髪と茶髪の人族の男で1人は金髪翠瞳エルフの女だ。
ちなみに翠瞳は世界に2パーセントしかいないとと言われているほど珍しくとても美しい瞳だ…ラッキー☆
それよりステータス?をみていこう
黒髪人族(20歳)のステータス?は、
レベル4
剣術レベル6
槍術レベル5
盾術レベル4
魔術適正なし
魔力量400
体力量400
元騎士だそうだ。そうでなきゃ一人でここまで強くなったってことだろう?すごすぎだろ
次に茶髪人族(19歳)は、
レベル3
剣術レベル4
槍術レベル3
火魔術
魔力量300
体力量300
火魔術の適正があるものの特に修行っぽいことはやっていないので簡単なものしかつかえないそうだ。
最後に金髪翠瞳エルフ(175歳)は、
レベル5
剣術レベル4
盾術レベル2
弓術レベル10
森歩き(ウッドウォーク)
風魔術
水魔術
魔力量1500(+1000)
体力量500
もちろんエルフなので年齢に似合わず物凄く美しく綺麗に見えるし、見た目年齢は17歳くらいだろうか?それに、プラス翠瞳なので普通のエルフより美しくみえる。
それから、さっきから出てくるウッドウォークだとか獣化だとか出て来たがそれは種族適正というものでその種族だけが持つことが許されるスキル?だ。
ちなみに、ウッドウォークは森の中で絶対に迷わず夜闇に包まれた森の中でも難なく行動することができるというもので、とても優れているスキルといえるだろう。俺も欲しい!!!
また、獣化は任意で発動でき、姿形を獣に変え全ての身体能力を底上げするというものだが発動できる時間は5分しか続かず、使い終わったらしばらく動けないというもののため最終手段にしか使われない。
ちなみにウッドウォークは常時発動している。
この3人は今来たばかりの奴隷組なので俺はもう2人ほど探すために欠陥品などをおいている場所に向かう。
確かに欠陥品というだけあって手がなかったり目がなかったりしてグロ光景が広がっているし、血の匂いも充満している。
俺はその中でも一際酷い状態の女の人を発見した。
両目、両腕の肘から先、両足の膝から先、両乳房、左耳が無く、ついには性器を抉られている。とてもじゃなく酷い光景だったのでこんなことをした人の神経を疑う。
流石の俺でも引いてしまった…
戦争では人の形すら残っていない死体はいくつも見てきたが、こんなになっているのは見たこともなかった。
「この人は?」
俺はその人のことが気になりスイフトスさんに聞いてみる。
「その人は元シンクリネア王国騎士団副団長だったらしいんですがある組織に捕まってしまい拷問されてしまったようで…これは売り物にならないと言って返そうとしたんですが置いておくだけでいいと言われてしまって、多分あと数日で死んでしまうでしょうな…」
シンクリネア王国騎士団副団長だっただと!?それだったらかなり強いはずだ!
俺は期待しながら女の人(22歳)を鑑定?した。
レベル9
剣術レベル10
槍術レベル8
盾術レベル9
火魔術
風魔術
魔力量900
体力量900
おーー!超強いじゃん!っていうかもう、化け物じみてるよ!人のこと言えないけど
「おいくらですか?」
俺は買うためにスイフトスさんに聞く。
「使い物になりませんがいいんですか?本当に買ってくれるというなら銅貨二枚でどうですか?」
銅貨二枚!?幾ら何でもそれは安すぎではないか!?いや、いいのか…奴隷商から見れば何の役に立つかわからないし、場所を取るだけなのか…
そのあとは、俺の治癒魔術で応急手当をして部屋に戻る。
ちなみに俺のステータスは、
レベル300
剣術レベル10
盾術レベル10
短剣格闘術レベル10
銃剣格闘術レベル10
槍術レベル10
格闘術レベル10
真神化
火魔術
水魔術
風魔術
地魔術
雷魔術
毒魔術
光魔術
闇魔術
時空魔術
治癒魔術
古代魔術
無属性魔術
魔力量30000
体力量30000
改めてみると俺ってかなりの化け物になっているよな
はっ、現実に戻らなくては
「一般奴隷20人、警備用の奴隷9人、合わせて29人でよろしいですか?」
「は、はい、それで、いくらでしょうか?」
「では、今後も私の奴隷商をお使いいただきたいのでおまけにもう1人一般奴隷をおつけして合計輝金貨二枚でどうでしょう?」
かなり安いと思ったのだがもっと値切って最終的に輝金貨一枚と白金貨5枚になった。
みんなの年齢を考えると普通は一人当たり白金貨1枚くらいだから半額にしてもらったってことだね
そのあと、俺は奴隷商の馬車を3台借りて奴隷30人を俺の屋敷に運ぶ。
屋敷を目にした奴隷達は一様に驚き自分の世界に入ってしまっている。
「では、今から鍵を渡すので、その鍵に書いてある番号の部屋に行って荷物を置いたらまたここに集合してね!質問はある?」
そう言うと1人の女の子が手を挙げた
「どうぞ〜」
「あ、あの、部屋がある建物ってどれですか?見渡す限りだとあの厩舎みたいなところですか?」
「? あそこは馬とか入れる厩舎で君達の暮らす部屋があるのはあそこの別棟だよ」
そして俺が指差したのは普通の貴族が住むくらいの大きさの別棟だ。
それを聞いた奴隷達は目と口を思いっきり開けて別棟を見ている。
「んじゃ、また後でね〜」
そう言ってリュカを案内係に任命し俺はボロボロの女の人を抱き上げて屋敷の中に入る。
屋敷の中にある俺の研究施設のベットに女の人を寝かせて話しかける。
「喋れる?今から君の体を治すから驚かないでね?それから今から使う魔術は絶対に他の人に話さないでね?」
俺がそう言うと女の人はコクリと頷く。俺は頷きを肯定と判断し魔術を発動する。
今回使う魔術は王城の禁書庫で読んだ限りだとこの魔術が使われたのは約1300年前に神が使ったと言われる治癒魔術の最高難易度を誇る『コピー』というものだ。
『コピー』というのは物体の一部を読み取り同じ物を作り出して、繋げるのだ。
まあ、どんなに体がぶっ壊れても細胞1つ残っていれば死なない限り幾らでも治せるという魔術だ。
俺は治癒魔術『コピー』を使い女の人の体を再構築?していく。
魔術は問題なく発動したのだが目だけが回復しない…
あ、そうか…目は両目ともくり抜かれて細胞がなくなってしまったからか…
仕方ないな……目がないのは不自由だろうと思うから俺が一肌脱いでやる!
俺は自分の右手を右眼のところに持っていき部分麻酔をかけて完全に痛みがなくなったところで自分の眼球を抜き取る。
うぇ……いくら麻酔が効いてても触った感触が物凄く気持ち悪いし、さらには自分の目だし……
取り外した自分の目を女の人の右眼が入るところに入れる。
眼球を入れ終わったらまた『コピー』をかけその眼球の細胞を使い目が再構築?されていく。
女の人の治療が終わったら自分にも『コピー』をかけなくなった右眼を左眼の細胞で再構築?する。
右眼の治療を終えたところで俺は女の人に話しかける。
「奴隷になる前の名前を教えてくれない?」
「はい、私の名前はアイリスと言います。それより助けて頂いて本当にありがとうございます」
俺は体がすっぽり隠れる程の大きさのタオルを渡しながら答える。
「当然のことをしたまでだ。後、これからアイリスって呼ばせてもらうね」
「はい、ご主人様」
「あ、それと俺の眼球をコピーして、新しく作り直したから今の目の色は黒だよ。ちゃんと見えてるよね?」
俺がそう言うとアイリスは鏡の前まですっ飛んでいき自分の目の色を確かめると涙を流し始めた。
「あれ?なんか悪いことした?」
「いえ!ご主人様との繋がりができてとても嬉しいのです!ありがとうございます!」
心の底から嬉しいと思っているだろう表情をしている。
そ、そんなに嬉しいの?
「気になったんだが目の色って前は何色だったんだ?」
「目の色ですか?赤色でしたよ」
言い忘れていたがアイリスはとても美人でリュカとも負けず劣らずのいい勝負するほどの美人加えて髪の色はとても鮮やかな赤で目の色は昔、赤だったという。
なんか2つ名でもありそうな感じだよな…
「アイリス、お前シンクリネア王国騎士団の副団長だったんだから強いんだろ?おまけにめっちゃくちゃ美人だしさ…2つ名とかってないの?」
「び、美人だなんてそんな〜……ウヘヘ……あっ、すみません、お恥ずかしいところを……2つ名でしたか?確かにありましたね。【洋紅姫】っていうんですけど知ってます?」
俺は聞いたことがなかったので素直に首を横に振る。
「聞いたことないですか……なんか凹みますね…まあ落ち込んでても意味がない、じゃあ、ご主人様服を脱いでください!」
そう言って俺のズボンを下ろしにかかる。
「何やってんだよ」
俺のズボンを下ろしにかかってきたアイリスを躱し問いかける。
「何って、性奴隷の奉仕活動ですが?」
それが何か?みたいな顔をして首を傾げる。
「いやいや、戦闘奴隷として買ったんだからそうゆうことはしないよ?もしかして期待してたの?」
「ききききき期待なんてし、してませんから!」
そういって顔を真っ赤にしてうつむいてしまった。
「そっか、じゃあ外に行こうか、多分もう待ってると思うから」
「はい…………」
いきなりテンションが下がったが気にしない気にしない。気にしてもしょうがないしな…
外に行くとやはりみんな揃っていた。
「あれ?その人ってあのボロボロだった…子……ですか………?」
リュカの表情が喋ってるうちにだんだん絶望に染まって行く。
「ど、どうしたんですか?そこの女の人の目がご主人様と一緒ってどういうことですか?」
「ああ、これか?これはなアイリスの目が両目ともなくなってて再生できなかったから俺の目をコピーしたんだよ」
「ってことは、ご主人様と全く同じ目ってことですか?」
「まあ、そうだな」
「うわぁーーーーー!!!そんな!!ずるい!!私も目を無くしますのでご主人様の目をください!!!」
そう言って早速左目をはずしやがった。
グロいよ!!みんな引いてるから!!
「さあ!早くご主人様の目を!!片目だけに留めたんですから!!」
はあ、しょうがないな……
まだ麻酔は効いてるだろ…
俺は左手を左目に当てて左目を取り出す。
グチャ………
「うわぁーーーーー!!!いってーーーー!!!!『ヒールヒールヒールヒールヒールヒールヒールヒールヒールヒールヒールヒールヒールヒールヒールヒールヒールヒールヒールヒールヒールヒールヒールヒールヒールヒールヒールヒールヒールヒールヒールヒールヒールヒールヒールヒールヒールヒールヒールヒールヒールヒールヒールヒールヒールヒールヒールヒールヒールヒールヒール』!!!!!」
ふぅ……
ここまでかける必要はなかったが痛みが引いたのでよしとしよう。
ん?ちょっと待てよ?なんで麻酔が効いてなかったんだ?もしかして亜神だから?まあ、考えても仕方なし…
あれ?リュカもこんなに痛かったのかな?
俺は心配そうに俺のことを見つめるリュカに問いかける。
「リュカもこんなに痛かったの?」
「私は愛の力でなんとかなっていますがご主人様こそ大丈夫んですか?」
「自分も痛い思いをしているのに他人を気遣う心優しさ、惚れるッ!」
最後のはアイリスだ。聞かなかったことにしておこう。
あ!いいこと思いついた!
さっさと終わらせるために自分の左目をリュカの左目が入っていたところに嵌めて『コピー』をかける。
俺は思いついたことを実行するためにリュカの手からリュカの金色の目を取って自分に嵌め、『コピー』をかけ、試したいことを実行する。
魔力を抜き取るのだ。
魔力を譲って貰う際に体液同士をくっつけなければならない。
といことを利用しリュカの目についた体液を俺に嵌めることによって常時体液同士が触れている状態になるため魔力吸収が可能ではないのかと考えたのだ。
実際それは成功した。やったね!!
リュカの溶姿を説明してなかったから説明しておく
髪色は深緑のロング、金色の瞳、超美人という感じだ。
リュカは自分の瞳が俺に嵌められているのがうれしいのか今にも発狂しそうな表情で俺の顔を覗き込んでる。
でも、片目だけ金色っていうのもなんか変なので俺は、元の黒色、リュカの瞳の色も金色にみえるように闇魔術の『幻影』をかける
リュカは実験が成功した時に1度は喜んだもののあることを思い出してまたもや表情が絶望に染まる。
「ご主人様ともうキスができなくなった?」
そういうことである。俺は別に構わないのだけどね
ちなみに奴隷達(アイリスを除く)はずっと引いていた。
そんなこんなで時は過ぎていきひと通り屋敷の説明した後は奴隷一人一人に大銅貨一枚ずつ渡しあまり遅くならないようにと伝えて待ち合わせ場所の噴水広場にリュカと2人でいき全く昨日と同じ展開になってからリルル達を学校まで送る。
「みんな聞いて、明日屋敷に引っ越すから学校が終わったら校門の前に荷物を持って集合して」
「わかりました。では、また明日教室で会いましょう」
そういって俺達は別れた。
別れた後はクレア、イリス、リュカ、人間形態のシル、俺の5人で宿に残った荷物を全て屋敷に移し内装も完璧な屋敷で寝ることにした。
明日はいよいよ学校だ。
張り切って行くぞ!!!




