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第27話

よろしくです!!!












「リュウトさんどうしたんですか?」


1週間経った今は王城の庭でリルルとティアと俺の3人でお茶をしている。


ちなみにここ1週間はずっと王城のリルルの部屋に泊まってばかりいるので宿は引き払った。


「いや、これからどうするかなぁ〜って思ってさ」


「え!?お義兄ちゃんどっか行っちゃうの!?」


「行かないよ。リルル達が学校卒業するまでどうするかなぁって思ってただけだよ」


そう、今、俺は本当にどうするか迷っている…


「では、リュウトさんも王立魔術学校に入ってはいかがですか?結構楽しいですよ」


「あ、それもいいかもね……考えておくよ」


「え〜!いくなら王立騎士学校に来てよ〜!」


はぁ、まじでどうするかなぁ…

冒険者として仕事をしてみるか?

そんな考えがふと浮かんだので即行動。


リルル達とのお茶も早々に切り上げ冒険者ギルドに向かう。

王都の冒険者ギルドはテノネの冒険者ギルドの約2倍はある。


でけぇ〜、こんなにでかい建物はこの世界に来てまだ一度も……いや、王城があるから…まあ、王城以外だったら間違いなく1番でかい建物だ。


ギルドを見ていても仕方がないのでギルド内に入る。


ここのギルドはテノネと違い、一階がギルド受付で二階が酒場になっているようだ。

依頼ボードのところに行き依頼をみる。


えーっと、なるべく報酬が高いやつで強い魔物と戦いたいから討伐系依頼を中心にみるか…


おっ!こんなんがいいんじゃないか?


依頼は王都近くの街道を塞ぐ魔物の討伐で指定ランクはAランク。報酬は金貨5枚(50万)

魔物はサンドモレイという名前だ。


砂ウツボねぇ、受けてみるかな…


そう思って依頼の髪を取ろうとしたところで声をかけられた…


またテンプレか?


「おう!兄ちゃん!お前さんにはまだこの依頼は早いんじゃないか?やめときな」


すいません…てっきり絡んでくるのかと思ったら注意してくれたのか。


何ていい人なんだ!


「これはどうも、俺はリュウトって言います。一応これでもSランク冒険者なので問題ないですよ」



そう、俺はSランク冒険者に3日前なったのだ!


実はクロディアさんが


「魔王を撃退できる程の腕の持ち主ならSランク冒険者でいいんじゃないか?Aランクは釣り合わないだろ」


という感じで王様権力を行使してSランク冒険者にしてもらったのだ。



「なんと!君が最近Sランクに上がった冒険者なのか!?俺はグランってんだ!よろしくな!」


「こちらこそよろしくお願いします。それとそんなに大きな声で言わないでもらえますか?注目集めちゃってるんで……」


「ああ、すまんな。これから気をつけるとするよ」


そんな時にうるさい奴が入って来た。


「あーーー!!お兄ちゃんだ!久し振り!っていうかどうしてここにいるの!?てっきり旅に出たのかと思って食堂やめて冒険者としてお兄ちゃん追っかけるつもりだったのに!……むむむ!?リルルさんと他の女の匂いがする!?でも、この匂いはリルルさんに似ているから妹?っていうか!!お兄ちゃん!大人の階段リルルさんと登ったでしょ!?」


「大声で言うなバカ、それがどうしたんだよ」


「どうしたもこうしたもないよ!なんで私より先にリルルさんなの!?くそっ!!ジョニー!私にもいつかは愛を頂戴ね!」


「どこに話しかけてんだボケッ!!」


頭を叩くとむー!と唸って涙目になっていく。


「あー、ごめんごめん強く叩きすぎた許してくれ」


「じゃあ、今すぐここでジョニーの愛を頂戴!」


露出狂かよこの変態妹がっ!


「お前には多分一生兄妹愛しかやれないから無理だ。それより何しに来たんだよ…」


「あー!話逸らした!まあ、いいんだけどね。っていうかさっきも言ったと思うんだけど?冒険者登録しに来たのよ」


ああ、確かにさっきも言っていたような気がしなくもないがまあ、いいんだけどね。

適当に相槌を返してから依頼を受けにいく。


ちなみにグランさんは俺たち兄妹が騒いでる間に一声かけてどこかに言ってしまった。


「お願いします」


そう言いながらとても可愛い受付嬢さんに渡す。


いてっ!


誰かに腕をつねられたと思ったら隣にリルルがいた。


いつ…………?いつ来たの?


リルルがとてもいい笑顔で俺を射抜く。

とてもいい笑顔なのに……こ、怖いです…


「あの〜、いいですか?」


リルルと見つめ合っていた?ところに受付嬢さんが話しかけてくる。


「あ、ああ、すみません。で、受けられますかね?」


「冒険者カードを提示してもらえますか?」


冒険者カードか、すっかり忘れていたよ…


受付嬢さんに冒険者カードを渡す。



「…………………」



受付嬢さんがフリーズした。


「どうしたんですか?大丈夫ですか?」


俺がそう問いかけるも受付嬢さんはフリーズしたままだ。

15秒待ってからやっと受付嬢さんが我に返った。


「はっ!………すすすすすすみませんでした!!Sランク冒険者様とは露知らず失礼な態度をとってしまい申し訳ありませんでした!」


受付嬢さんの大声がギルド内に響き渡りざわざわし始める。


「おい、あいつが最近Sランク冒険者になった奴じゃないのか?」

「すげぇ」

「え!?じゃあ、あの方が黒様の正体なの?」

「黒様かっこいい…」

「俺、後でサイン貰いに行こ」

「シロちゃんは一緒じゃないのか?」


そんな話し声が聞こえる。


これじゃあ、『認識阻害』を使っても意味がないな…


「それで、この依頼受けられるかな?」


「ももももちろん、だだ大丈夫です」


やばいこの子(19歳)超テンパってる。

無事に依頼を受けることができ立ち去ろうとした時に声がかかった。さっきの受付嬢さんだ。


「あ、あの、もしよかったらサイン貰えませんか?」


おおおぉぉぉ!これが有名人ってやつか!サインくださいなんて生まれて初めて言われたぞ!

もちろん快諾し英語の筆記体でリュウトって書いてみた。


こんな感じなんだな…有名人って…


そんなことをしているうちにユノは登録も済ませてボードを見ていた。


「こんにちは、ユノさん」


「あ、こんにちは、リルルさん。お兄ちゃんとのあれは気持ちよかったですか?」


おい!?いきなり何聞いてんの!?


「気持ちよかったですよ!それはもう!」


リルルが頬に手を当て真っ赤にクネクネしながらリルルが答える。


リルル、答えなくていいのに……


「じゃあ、今度みんなでって言っても3Pだけど、ヤらない?」


こいつ何言ってんの!?


「嫌です!リュウトさんは私のものです!」


はぁ、疲れる…止めに入るか…


「はいはい、この話は終了。ところでユノはどのランクにしたんだ?」


「あっ、あれねHランクにしたよ。テストめんどくさいしね。Hだよ?H、Hしたいなぁ、お兄ちゃんと」


チラッ、チラッ


「うるせ、変態が。それじゃあな、俺魔物の討伐行ってくるわ」


「はい、行ってらっしゃい。王城の私室で待っていますからね」


「行って来ます!」


そう言ってギルドから出て王都の門を目指して歩いていく。

王都から出て今度は目的地の街道を目指す。


ちなみに、冒険者の場合は一旦入り依頼で街を出た場合もう一回入町税を払う必要はない。


目的地にたどり着いたのだが見渡す限りそれらしい生き物は見当たらない。

サンドモレイという名なんだから地面に潜んでいるとかなのかな?


大体砂の中に隠れる魔物とかって地面を歩く音に反応して襲いかかってくるようなやつだから走ってみるか…


と、いうわけで走ってみることにしたのだが走っても走っても出てこないのでだんだんイラついてくる。

仮説で間違ってるかもしれないけどちっとも反応がないってどういうことだよ…って何あれ?


そんな時だった。砂の色と全く同じの尻尾のようなものが地面から真東に数センチ出ている。


………………なんだこれ?


とりあえず突いて見たりちょっとだけ引っ張って見たりしたのだが何も反応がないので本気で引っ張って砂の中から引きずり出すことにした。


「どぉりゃゃ!」


なんということでしょう。

俺が引っ張り出す前は特に何もなかったこの街道移動付近が今ではとても大きなオブジェがあるではありませんか

特に何もなくただただ通り過ぎるだけの街道が今では立派な観光名所?に


ってそれはどうでもよくてなんだこのデカさは……


通常のサンドモレイは大きくても体長が約8メートルの大型の魔物と聞いていたんだが……今目の前にいるのは体長約10メートルちょいもあるぞ?幾ら何でもデカすぎやしないか?


それより動かないんだが…


動かないことに疑問を持った俺はサンドモレイ?の頭付近に近づいて行き顔を見て驚いた。


ウツボではない…まさしく東洋の龍の顔だ……


というかまだ息はあるのになぜ死んだふりなんかしてんだ?


「おーい、起きろ」


俺が声をかけると龍は一瞬ビクッと体を震わせてから怯えた目と感謝の目を向けてくる。


「そんな怯えた目を向けんなよ…寂しいだろうが…」


その言葉で警戒が解けたのか目から怯えの色は消えた。


「お前喋れるか?俺はリュウト、お前こんなとこで何してんの?」


俺がそういうとコクリと頷く龍


《私の名前はないんです。すみません。ここに埋まっていた理由ですが実はここから真東の方向に私の住処があるんですが親子ゲンカをしてしまいもう帰ってくるな!って言われて投げ飛ばされたんです》


「で、埋まって動けなくなっていたところを俺に助けられた。っていうこと?」


《はい、その解釈で間違い無いです。あと、龍の状態だとテレパシーしかできませんが人の状態だと喋ることも可能です》


「ふーん、親子ゲンカってことは君が子供の方?」


《はい、そうですよ。ちなみに私は今年で846歳です》


両親一体何歳だよ!?


「1000歳越えるとエンシェントドラゴンって呼ばれるようになるけど両親ってエンシェントドラゴンなの?」


そうですけど何か?みたいな顔をしてくる。エンシェントドラゴンって今はいないんじゃなかったっけ?


「まあ、いいや。本題?なんだけど、ここら辺にデカイウツボみたいなやつ見なかったか?」


《ああ、いましたよ。確か向こうのほうです》


そう言って街道の少し先を鼻でさす。


「んじゃ!また会う機会があったらまた会おうぜ!」


そう言って立ち去ろうとしたのだが


《ちょ、ちょっと待ってくださいよ。私も連れて行ってくれないんですか?これも何かの縁、あなた様程の力の持ち主なら私をテイムするくらい簡単でしょう?お願いします!テイムしてください!力を持つ者の下につくのが私の幸福なのです!》


テイムしてくれって言ってくるドラゴンって……


まあ、領地の守りとしても魔物駆除の時にも使えるしテイムしてもいいんだけど龍の姿だとねぇ…


「お前が人の姿になれるなら考えなくも………服着ろ」


俺がそう行った瞬間に人の姿になった。ただし素っ裸である。どんだけテイムして欲しいんだよ…


見た目は、とても美人であるがリルルには劣るな。ということはこの龍、性別は女だ(見た目年齢は22歳くらいかな?)。胸の大きさはクレアより少し小さいかな?程度だ。イコールとても大きい。とても、いいね!形も崩れてないし!


《服、無いです……》


しゃーない、魔力でつくるか……とても疲れるんだよなぁこれ…維持も大変だし…


「今は俺の魔力で作った簡易な服だが王都に入ったら何か好きな服買ってやるから今はこれを着てろ」


そう言って一枚の体全体が隠れる大きなローブを渡す。


それを来てもらったのだが、正直言ってかなり、か〜な〜りエロいです。


その後は要望どうりテイムしてからサンドモレイのところに向かったのだが……さっきテイムする際に大量の魔力を使ったもんだから、1番近くにいたと思われるサンドモレイはショック死していた……おいおい、海のギャング…どうしたんだよ……いや、この場合は砂のギャングか?


サンドモレイはとても美味しいと言われているので魔石だけ(シルで)取りサンドモレイ本体は亜空間に一旦収納し、門から見えなく近いところで取り出し引きずっていくことにした。


もちろん足跡はちゃんと消すよ☆


というわけで王都に帰ることにする。


王都に着いた、門番さんにとても驚かれてるがなんとか通行許可をもらい龍の入庁税を払ってから王都に入る。


「龍って呼びにくいから名前つけない?」


「ご主人様がそうおっしゃるなら……名前をつけて貰えませんか?」


「う〜〜〜ん………じゃあ、リュリュ?リュカ?ドラン?リュウ?どれがいいかな?」


「じゃあ、1番マシなリュカでお願いします」


マシって、まあ俺も同じ意見だしいっか


「りょーかい、じゃあ、冒険者ギルドに向かいますか!」



今日も平和(?)である。





やっぱり題名の変換は来週の火曜日にしたいと思います。

コロコロ変えて申し訳ありません

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