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第18話

よろしくです!!!!!

「おっはよ〜!お兄ぃ〜〜!起きて〜!」


「後少し…………ん!?」


朝起きたら俺の上で馬乗りになったユノが肩を揺すっていた。


なんでここに居るのか尋ねたところ、不法侵入したとのことだった……


まあ、異端審問官時代の俺の隊で斥候を務めていたんだからこの部屋に乗り込むぐらいおちゃのこさいさいか…


「てか、なぜ裸?」


「だって〜、このままだとリルルさんに正妻取られちゃうじゃん?だから今から既成事実を作ってしまえば私が正妻になれると思った訳よ!」


「いやいやいやいや、ないない、お前を妻に迎えるとかないから。それに妹を女として見れないから」


ユノは自分の大きな胸を俺の胸に当てて上目遣いで見てくる。


「でも、お兄ちゃんのここはもう元気いっぱいだよ?ユノを女として見て居るって事じゃないの?」


「バカ!お前どこ触ってんだよ!元気いっぱいなのは生理現象だっつーの!全く…さっさと服を着ろ」


そう言いながらユノの肩を掴んで無理矢理引き剥がす。


朝から騒いでいたので横に寝ていたシルが起きてきた。


「マスター、おはよ…」


超眠そうな目を俺に向けてから俺の腕に抱きつき腕輪になった。


シルに負けじとユノも抱きついてくる。


「おい、何故お前が抱きつく?それからさっさと服着ろや」


「えーー!服着れなーい、きーせーてー!」


「全く、赤ちゃんかよ…下で待ってるから服きてからこいよ〜」


そう言って部屋を出る。


下の食堂で朝飯の注文をしてから今日の予定を思い出す。


今日は、食べ終わったら昨日の鍛冶屋に行きナックルナイフを受け取る。その後はリルルと一緒に闘技場に行き決勝戦に出場して夜には表彰式に参加する。


こんなもんかな?


考えているうちに朝食が運ばれて来た。


朝食のメニューは、サンドウィッチ、野菜スープ、サラダ、林檎だ。



朝食を食べ終えた頃にユノが降りて来た。

俺が部屋を出てから20分くらい経っている。遅くない?


「お前遅くないか?」


「いや〜、着替えていたらお兄ちゃんの下着を発見してしまったもので……ぐへへ」


お、お前…兄の下着で何やっていたんだよ……引くわぁ…


「と、とにかく俺はもう行くからな」


そう言って椅子から立ち上がるとユノに引っ張られた。


「こんなに可愛い妹を置いて行くの?」


こ、こいつやりよる。見てくれだけは良いので上目遣いで見られていると周りからの視線が集まってしまう。


「置いて行っちゃうつもりだけど?」


「昨日はあんなに激しくしてくれたのに……私は遊びだったて事?」


涙目になりながら見てくるし、この問答を聞いた奴らの俺に対する視線が痛い…ていうか怖いです……


「わかったよ…待てば良いんだろ?待てば…」


そうしてユノが食べ終わるのを待つ事15分。食べ終わったとこでユノと一緒に鍛冶屋に向かう。




鍛冶屋の中に入り昨日の女の人を探す。


あ、いたいた


「あの、出来てますか?」


「あ、昨日の面白い注文をした人ね?ちょっと付いて来てくれない?主人が会いたがっているのよ」


「はあ、良いですよ」


まあ、その位なら良いだろう


そのまま奥の扉を開けて中に入る。


扉の向こうはとても暑かった。

そりゃそうか鍛冶屋だもんな…


女の人はこちらに振り向きここで待っててねと言ってさらに奥へ行ってしまう。


しばらくユノと辺りを見渡しながら待っていると女の人が男の人を連れて戻って来た。


へ?何故にヤクザを連れてくるんだよあんまし関わりたくないのになぁ〜…


はっ!この世界にはヤクザいないよな…では、なんなんだ?


「紹介しますね、此方が私の主人のベルゴートです。あっ、そういえばまだ私も名乗っていませんでしたね、私はシャーロって言います。よろしくお願いしますね」


「ベルゴートだ、よろしくな!」


すっごい笑顔で言って来た。


!?!?ぎゃ、ギャップがありすぎる…

見た目はスキンヘッドにヤクザみたいな強面……ギャップありすぎじゃない?


おっと、いけね俺らも挨拶しなくては


「どうもご丁寧にありがとうございます。俺はリュウトと言います」


「ゆ、ユノです。お兄ちゃんの妹です」


自己紹介を済ませてから早速本題に入る。


「それで、出来ましたか?」


「ああ、出来上がってるぜ!なんせフェンリルの素材を持ってこられちゃな!此方もやる気が出たってもんよ!それから敬語やめねぇか?なんかやりづれぇや」


「わかったよ、それでどんな出来か見してもらっていい?」


「おうよ!じゃあ、ちょっとここで待ってくんな!」


俺は1人で待つ。


ちなみにユノはシャーロさんと女の話があると言って二階に言ってしまった。


ベルゴートが戻ってくると手にはフェンリルの銀の毛で出来た鞘に収められているサバイバルナックルナイフと3枚の白金貨を持って来た。


「これが注文の品だ。それから、これだけのためにこれは貰いすぎだから7枚はありがたく頂戴しとくよ」


「おお、そうか。けどな、これは俺の気持ちだ。革を鞣すのだって魔導具使ったんだろ?それから昨日注文して今日出来てるってのがおかしいんだよ。そのお礼として受け取ってくれないか?」


俺がそういうと、そういう事ならと言って受け取ってくれた。


「それよりお前さんは面白い武器を思いつくな…ナックルとナイフを一緒にしちまうなんて…」


「まあ、俺の故郷にはこういう武器があったからな、俺が思いついたわけじゃないよ。それからこの武器は魔改造を施してもっと強力になって貰うからな…」


そんな事を話しながらユノ達を待つ。


結局ユノが降りて来たのはあれから20分後だった。

長くね?


ユノと一緒に今度は噴水広場に行きリルルと合流。

そのままみんなで闘技場に向かう。


闘技場まではリルルとイチャコラしながら進んで行く。

もちろんユノは俺たちがイチャコラするのをジッと見ていた訳ではない。


闘技場に着いた後はリルル達と別れ昨日とは違い転移で直接控え室に行く。


ちなみに受付の人には事前に伝えていたのでパニックになることはなかった。


控え室でシルと話しながら待ち続けついに決勝戦の時が来た。


スタッフさんに呼ばれて俺達は椅子から立ち上がり装備を整えてから控え室を出る。


控え室を出て幾度か角を曲がって選手入場口に着く。


選手入場口に着いた時にはすでに司会が喋り始めており会場が盛り上がりつつある。


「では!選手の入場です!」


司会の声が耳に入り舞台に上がっていく。


ボッコボコにして完全勝利をもらってやる!!!!!








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