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第16話

よろしくです!!!!!

窓から刺す光によって目を覚ました。


横を見るとシルの顔がすぐそばにある。


シルの頭を撫でてから着替えているとシルが起き、腕輪になって俺の腕に巻き付いた。


いつものように食堂に行ってから王城に行きリルルと合流してから闘技場に向かう。


今日もいい天気!雲ひとつない青空が広がっている!


まるで、今日から始まる団体戦を楽しみにしているかのようだ。


ちなみにユノは食堂の仕事だそうだ。


闘技場に着くまではリルルとたわいのない話をする。


実に幸せだ。前の世界と比べ物にならないくらいだ。


闘技場に着いた。


俺はリルルとわかれてから人目のないところに行きシルを人間の姿にする。


「マスター…眠い……」


「そんなこと言うなよ〜今日からシルも一緒にやるんだよ?」


シルは小首を傾げて不思議そうにこちらを見る。


「ずっとマスターと一緒だったよ?」


俺が事情を説明し、シルは納得してくれた。正直納得してくれないと思っていたんだがなぁ…


そのあとは、近くの武器屋に立ち寄る。


チリンチリン


中に入るとドアについていたベルが鳴る。


「らっしゃい!おっ!初めて見る顔だな!名前は何て言うんだい?俺はなシビールってんだよろしくな!」


かなり元気のいい中年おじさんだった。見た目は一般人ってとこかな。見た目が一般人って何だろうね?自分で言っててわからないや!ww


「あ、俺はリュウトって言います。よろしくです!」


「で、今日は何しに来たんだ?」


俺は素直にナックルナイフが欲しいと告げるとシルが騒ぎ出した。


「シルというものがありながら!マスターダメ!浮気よくない!」


俺はシルに予備の為に持っておくだけだよ。シルが俺の主装備に決まってるだろ?というと一瞬で収まった。


チョロい…


シビールはナックルナイフのことを知らなかった…何で?


いくら言ってもしょうがないのでこの街オススメの鍛冶屋を紹介して貰う。


店を出る前に礼を言ってから出る。



シビールに教えもらった鍛冶屋を目指し歩くこと5分


ちなみに闘技大会個人戦優勝者(俺)が外にいても騒がれないのは無属性魔術の『認識阻害』という物を使っているからだ。


認識阻害とは対象を認識させにくくするという名前どうりの魔術だ。しかし、これも完璧とは言わず触れたり、探そうと目を凝らして一生懸命探せば認識できるようになってしまう。


話しを戻そう。


ちゃんと着いた。


扉を開けて入ると中はシンプルな作りだ。


奥に入っていくとカウンターがあり、またさらに奥に続く扉がある。


扉の向こう側からは甲高い音が一定のテンポで流れてくる。


「すみませーん!」


二階に続く階段と思われる場所から女の人が降りて来た。


「はいはい、お客さんですね?今日は何ようで?」


「ナックルナイフってありますか?」


ナックルナイフに聞き覚えがないのか首を傾げる。


「なっくるないふ?それは何ですか?どんなものなのか教えて頂けたらお造りいたしますけど?」


「あ、じゃあそうします」


そう言うと女の人はカウンターのしたから紙、羽根ペン、インクを取り出して来た。


「では、こちらにデザインを描いてください」


「え?この紙に描いて良いんですか?紙って高いですよね?」


「あ、良いんですよこの紙は魔導具で何度も使えますから」


へぇ〜、魔導具にも色々なものがあるんだな…

俺も魔導具作れるようになりたいな…


そんなことを考えながら紙にスラスラ特徴も合わせて描いていく。


ちなみに今描いているのはサバイバルナックルナイフだ。

しかし普通のサバイバルナックルナイフではない。

持ち手のところはちょっと大きめに勝つ空洞にして貰う。


描き終わったら女の人に渡すと素材を持って来てくれたら自分の好きな素材で作りますよと言われたので宿に急いで戻りアレを持っていく。


アレを女の人に渡すと心底驚いたような顔をして主人もやる気が出ます!と言ってくれた。


今何時だ?


時間を見るともうすぐ11時…………あれ?結構やばくない!?俺、11時半から試合だよね!?


かなり時間が経っていたのに気付き前払いと、明日の朝までに作ってくれと頼み白金貨一枚渡した。


それと、先程の武器屋が闘技場までの道のりにあった為コンバットナイフみたいなナイフを購入した。


闘技場に着き滑り込みで受付を済ませ控え室で待つ暇もなく選手入場口に向かう。


今回の装備はシルが仮面を何もない真っ白な穴も何も空いていない仮面を付け、白いローブを着た小娘に日本刀をもたせたような感じで、俺が黒いローブに真っ黒い穴も何も空いていない仮面を付けただけのように見えるが、腰にはちゃんと先程買ったコンバットナイフ見たいなやつを取り付けている。


シルと装備を確認しながら歩き、選手入場口まで来た。


闘技大会団体戦では8団体出場し冒険者の団体が俺を合わせて3団体、他国やこの国の騎士団が5団体参加している。


今回の相手は、シンクリネア王国騎士団の団長さん、副団長さん、その他3人だ。


この団体戦は5人までの参加なので相手はフル参加である。


ちなみにシンクリネア王国騎士団はとても強いと評判で団長や副団長なんか一騎当千なんて言われている。


俺たちがボッコボコにしたら面白そうだ。と考えながら舞台に上がり司会が話し始める。


司会が話している間にシルと俺は作戦を立てる。


「シルは団長と副団長以外の3人をやってくれ。あと、殺さない限りは何でもして良いぞ!」


「あい!りょーかいっ!」


シルのいい返事を聞きながら立ち上がる。相手も作戦会議が終わったようだ。


ちなみに闘技大会は年齢制限がない為シルも参加できているし、俺の正体は闘技大会の表彰式までは隠しておく。


俺たちも相手も構えたのを見た審判は舞台の端っこに行き旗を挙げる。



「それではこれより団体1回戦第3試合目を始めます!構え!!!………試合開始!!!!!」


こうして俺とシルの団体戦も始まった。






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