第10話
よろしくです!
セバスチャンに連れられて王城に来ていた。
メイドさんに案内され入った部屋にはリルル、王妃、国王、お義兄さん2人がいた
その内のリルルとユフィアさんは心配そうな顔で、国王は余裕綽々の表情でアイザック義兄さんの方は何か聞きたそうで、カビル義兄さんは特になしといったところか?
「リルル?どうしたんだ?そんな心配そうな顔をして…」
「いや、信用してない訳じゃないんですよ?ただ、その今日の戦いを見ていて優勝出来るのか不安で…」
「ああ、それなら問題ないよ。本選の賭けで自分の倍率を上げようと思ってさ。だって、リルルと結婚しするんだから金は必要だろ?しかも、今日だけで輝金貨196枚の儲けが出たんだよ?これを使わない手はないよ」
「それなら良かったです」
リルルとユフィアさんは明らかにホッとしたようで国王はというと
「はっ!実はマジでギリギリだったんだろ?悪いことは言わないからさっさと棄権しちゃえ!」
といって来るしアイザック義兄さんは「後で話があるからいいかな?」といって来た
何だろ?
まあ、そんな雑談をしながら時は過ぎて行きまたもユフィアさんから「今日も泊まって行きなさいな」と言われたのでお言葉に甘えさせて貰った
そして、晩御飯をみんなで(シルも一緒)食べてからアイザック義兄さんと話した
「リュウト君が今日使っていた武器は『日本刀』だよね?何処で手に入れたのか教えてもらえないかな?」
今、この人日本語で日本刀って言った!?
『あの、日本人の方ですか?僕は神崎 龍人と申します』
日本語でそう答えると明らかに驚いたようで
『き、君も日本人なのかい!?僕の名前は源 義経だ今は妻と弁慶を探しているところなんだが西洋の剣にはなれなくてな』
み、源 義経!?しかも弁慶!?どういうことだ?それと意外に超〜有名な人物にあっても余り動揺しないな俺…
『あ、あの、源 義経さんは死んでしまったのでは?』
『ああ、死んだよ…あの時俺が殺してしまった妻と弁慶は俺と一緒に転生したらしくてな…』
誰に聞いたんだ?神様か?そう問うと『神様が教えてくれたんだ』と答えてくれた。
だが、俺が使っていた日本刀はシルのお陰なのでと言うと明らかに落ち込んだが、『東の方にヤマトっていう国があるらしいですよ。多分そこには日本刀に似たものがあると思いますよ?』というと元気になった。
わかりやすい人だなぁ〜
それからシルが日本刀になっていると言外に言っても全く反応しないってすごいなぁ〜
因みにヤマトっていう国があることを知ったのは亜神になった時にこの世界の情報がある程度入って来たので知っていたのだ
まあ、そんな話をしてから今日もリルルの部屋で泊まった
翌日
目が覚めた…なんか柔らかいな
そう思って布団の中を覗いて見たら下着姿のリルルが抱きついていた
!!??
お、俺やってないよね?大丈夫だよね?やっちゃったの??
そんなことを考えている内にリルルが起きた
「ん?あ、おはようございます」
そう言うや否や自分のいる場所、自分の姿を確認すると顔を真っ赤にして
「赤ちゃん出来ちゃったかな?」
と言った………って、ええええぇぇぇ!!!???
やっぱり、やっちゃったの?
「冗談ですよ、でもさすがに下着姿は恥ずかしいのであっち向いてて貰えますか?」
そう言うと笑った
はぁ〜〜まじでビビった。やっちゃったかと思ったじゃん。それと恥じらう姿もまた可愛い♡しかし、スタイルいいな…だいたいエルフの人たちって基本的に薄いのに…ハーフエルフだからか?まじモンのボンッキュッボンッは初めて見たぞ…
そんな朝を迎え朝食を済ませた
「もうそろそろ闘技大会始まるけどリルル達は行くの?」
「いえ、今日はリュウトさんが出場しないので行きません。それがどうかしましたか?」
「いや、リルルが闘技大会行くなら行こうと思ったけど行かないならいいかなぁって」
そう言うとリルルは
「じゃあ!街に行きましょうよ!一日中王城にいるのも何ですしね」
「そういえば何でリルルは外にいても騒がれないの?王女様なんだよね?」
「あ、そういうことですか、それなら問題ありません。メタラユ王国の王家は18歳になってから一般に知られるようになるので今は大丈夫ですね。ですがリュウトさんと結婚したらバレちゃいますけど☆」
そう嬉しそうに言ってくれるとこっちまで嬉しくなってくる
そういうことで今はリルルと腕を組みながら街中をぶらついている。因みにシルは興味がないと常にブレスレットのような形になり俺の腕についている
「しかし、昨日より人がかなり減ってないか?」
「闘技大会が開かれているからですよ。多分皆さんそちらに行かれたのだと思います」
まじかよ、闘技場ってどんだけ人が入るんだよ…
そんなことを話しつつ服屋によって服を買ったり露店で買い食いしたりとにかく王都を楽しんだ
これ、完全にデートだよね?
その日も王城に泊まった。
翌日
王城で支度を済ませた俺はリルル達と一緒に闘技場に来ていた
「リュウトさん!闘技大会一回戦頑張って下さい!」
「ああ、優勝出来るまで負けらんねぇからな!」
そう言ってハグしてから別れ1番最初に向かったのは
「よし!狙いどうり俺の倍率が上がってる!」
っていうか…賭けが成り立っていない…いきなり本選の1回戦からSランク冒険者だぜ?そりゃ賭けなんて成り立たないな…だが!俺は勝つ!ので、自分に輝金貨200枚つぎ込むと周りから真の馬鹿を見るような目で見られてしまった。
因みに俺が出る1回戦3試合目の倍率は、Sランク冒険者が1.1倍、俺が150倍だ。
これ、俺が勝ったらこの賭けを開いている商会潰れるんじゃね?だって輝金貨3万枚だよ?日本円にして3000億だよ?絶対用意出来ないよね?まあ、借金さしてでも現ナマで貰うけどね!
自分に賭けてからスタッフの人に案内してもらって個人用控え室に向かった
人型にしたシルと話しながら待つこと待つこと1時間
さすがに退屈になって来たところでスタッフさんに呼ばれた。
「リュウトさーん!準備して下さ〜い!」
「わかりましたー!」
そう答えてからシルを全身鎧、日本刀形態にしてから控え室から出た。




