第9話
よろしくです!
闘技大会当日の朝
目が覚めた…
今は午前6時30分、闘技大会は9時から始まるのでまだ余裕だ
シルと支度を済ませ宿の食堂まで行く
「おはよう!」
赤髪ポニテは朝から元気がいいな…俺とシルはそんなに朝は好きではない…
(シルは眠らなくてもいいらしい…)
「あ、おはようございます。朝飯にしてもいいですか?」
「ああ、あそこの席に座ってくれ」
言われた席に座ると朝飯が出てきたのだが…
「多くないですか?」
そう、かなり多いいのだ3人前くらいか?シルのは2人前くらい…どう考えたって朝から食べる量ではない…
「あったりめーよ!だってあんた達闘技大会出場するんだろう?だったら力つけとかなきゃな!」
と言ってきながら背中をバンバン!と叩かれた
朝飯を食べ終わったのは7時半だった…約1時間もずっと食べてたとか我ながら尊敬してしまう…まあ、消化の魔術を使ってたんだけどね!因みにシルは余裕な顔で朝から2人前をペロリと食べていた…
顔を洗い目が覚めたところでシルと一緒に闘技場に向かう。
参加選手は8時半には入場しなければならないから早めに出た
闘技場に着くともうかなりの人が闘技場前に並んでいた…
おっ!賭けをやっているではないか!
と、言うわけで自分のに輝金貨をギルドからおろしてきて24枚あるうちの20枚賭けてしまった。
あれ?輝金貨20枚って日本円で2億?そんなに賭けて大丈夫だったかな?
心配することはないな。だって勝てばいいんだし!
因みに俺の倍率は、10.8倍なので勝ち残れば輝金貨216枚なので日本円にして21億6千万である!
絶対勝ってやる!リルルとの結婚のことも!俺の金の為にも!
一時停止!!!
はいはーい!どうもお久です!司会進行役です!名前はめんどくさいので付けないことにしました!
因みに妻と新婚旅行に行ってました!どうでもいいですね…
さて、今回ですが、闘技大会のことについて説明さして頂きます。
闘技大会は、4年に1回開かれます。オリンピックみたいですね〜。それより!今回の闘技大会は一味違います。
何と!国王が娘を嫁に行かせない為にSランク冒険者を3人推薦枠で出していますからね〜。まあ、リュウトはかなりのチート何も問題ないと思いますけど…
話がずれましたね…
今回の闘技大会は、計7日で個人戦、団体戦が行われ、
1日目 個人戦A,B.C.ブロックのバトルロワイヤル
2日目 個人戦D.E.F.ブロックのバトルロワイヤル
3日目 個人戦本選 1回戦目
4日目 個人戦本選 2回戦目
5日目 個人戦本選 準決勝、決勝
6日目 団体戦 1試合目、準決勝
7日目 団体戦 決勝、午後から表彰式
個人戦は本選出場出来るのがバトルロワイヤルで勝ち残った12名と推薦枠の4名
団体戦は8団体参加でリュウトとシルも入っている。(5人まで参加可能なので普通は5人参加なのですがリュウトとシルは2人で参加します)因みにリュウトは個人戦も出場します。
説明は以上です!ではまた今度!
再生!
闘技場内に入るところにスタッフの人が机を出して受付をやっていた
「個人戦受付ですか?」
「はい、お名前を教えてもらってもいいですか?」
「リュウトです」
「はい、リュウトさんですね。Cブロックなのでこちらの入り口から入って頂き、突き当たりを右に行っていただくと右手側にCブロック選手の受付があるのでそこに行って下さい」
そう言われたので「わかりました」と答えてから闘技場内に入り受付の人の言うとうり進むとすぐに見つかったので受付を済ませ控え室に入った
因みにシルは俺の腰に日本刀形態になりぶら下がっている
控え室に入り椅子に座ると噂話が聞こえてきた
「おい、聞いたか?今回の闘技大会予選から王族の方々皆んな来てるんだとよ」
「それ、俺も聞いたぜ。何だっけな?確か第1王女様の婚約者が闘技大会に出場するらしいぜ」
おうおうおうおう!そりゃ俺の事だな!
そんな噂話を聞きながら待っているとついに闘技大会が始まった!
「どうもこんにちは!今年の司会を務めさせていただくクロルです!
さて!早速第1試合目の予選を始めたいと思います!Aブロックの選手入場して下さい!!」
『おおおおおおおぉぉぉぉ!!!!』
そんな会場の雰囲気に合わせてポーズをとりながら入場するAブロック選手
「それでは!会場の熱気も盛り上がったところで!早速始めて貰いたいと思います!!!審判よろしく!!」
再度会場が熱気に包まれ審判が合図をした
「選手!位置について!!スタート!!」
始まった!と思ったら1人の男が無双し始めた…
確かあいつはAランク冒険者の……何だっけな忘れちまった…まあ、知らなくても困らないしいいか。
ていうか、皆んな弱い…これなら手加減してギリギリ勝ち残った風にして本選、俺の賭けの倍率を高くしてやろう
そんなことを考えながら見ていたらスタッフさんに呼ばれた
「Cブロック選手の方々はこちらに集まって下さ〜い!」
ここで俺と同じようにしていた奴らも皆んな一斉に動き出した
「おう、兄ちゃんお前さんも出場者か?手加減は出来ねぇから精々頑張んな!」
「はい」
素直にそう答えとく
そんなこんなでついに俺達の入場になった
「Bブロック終〜〜了〜〜!!!本選に出場出来るのは前回の準優勝者ルイと今回初参加のナティーでした!
さあ!ドンドン参りましょう!!早いもので惜しくも今日最後の試合になってしまいましたが盛り上がって行きましょ〜!!!!!
続いてはCブロック!!選手の入場です!!」
そう合図があったので俺も周りに合わせながら入場した
王族がいる席に視線を向けるとリルルが手を振ってくれたので俺も振り返しておいた
「では!審判よろしくお願いします!!!」
「選手!!位置について!スタート!!!」
始まった瞬間に俺はフィールドの端により最初の乱戦は避ける
1人、2人、3人、4人、5人、と倒れていき俺の方に来た奴はギリギリ倒せてるように見している
そして、残りの5人ほどになった時に動き出し1人を倒すと俺ともう1人になっていた
「そこまで!!」
審判の声が響きわたると今度は司会の声が響きわたる
「Cブロック終〜〜了〜〜!!!本選に勝ち残ったのは前回準決勝で惜しくも負けてしまったファロルと!今回初参加のAランク冒険者リュウトでした!」
俺はそれだけ聞き終わると控え室に戻り忘れ物がないか確認してから賭けで勝った金を受け取り、ギルドに預けた後、宿に帰った。
宿に帰ったらシルは刀形態から戻り話をした
「マスターはもっと強いと思うけど?」
「ああ、そのことか、それはなギリギリで勝つことによって本選の賭けで儲けるためだよ」
多分…今ものすごく悪い顔になっているんだろうなぁ〜…
そんなことを話していると王城から使いが来た
「リュウト様ですか?」
「ああ、そうだよ」
と言いながら扉を開けると
「私は執事のセバスチャンと申します。王城から参りました。リルル様がお呼びです」
リルルが?まあ、何がともあれ行って見ないとわからないな
執事のセバスチャンさんに「わかりました」と告げ王城に向かうことになった
闘技大会初日の戦いはこうして終わった。




