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ゴブリン、秒殺
ロトと別れた俺は、大森林を抜けるために南に進んだ。ロトから大森林を出る方法を聞いたので、問題がなければ10日程で、出られるはずだ。
暫く、南に進みながら、途中で見つけた薬草などを採取する。その時、動く影が見えたので、気づかれないように近づいて見ると、2人組のゴブリンがいた。
足下には、ゴブリン達が捕まえたのだろう、ツノが生えたウサギが生き絶えていた。
ゴブリン達は、獲物配分を決めてるのか、口論してるように鳴き声をあげている。俺には気づいてないようだ。
俺は、スケルトンで特訓した魔法を試すことにした。
ゴブリン達の後頭部に手を向ける。頭の中で銃を想像して、口に出さずに詠唱する。
すると、掌から銃弾が出てきて、そのままゴブリン達の後頭部に吸い込まれて行くように飛んでいった。
腐った林檎が潰れたような音をさせて、ゴブリン達の頭は無くなった。
スケルトンの時に、骨が粉砕されてたから、こうなると予想してたけど、実際こうなるとグロすぎる。それと、精神的な負担は特になかった。でも、好んでやりたいものじゃないから、むやみやたらに、殺さないようにする。
殺したゴブリンは穴に埋めて、ウサギを収納し先に進んだ。




