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異世界温泉宿経営♨️ 〜「戦闘スキルをください!とお願いした女神がくれたのは、まさかの“銭湯スキル”でした〜  作者: 回胴めぐり


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【ミレッタside】焦がれる想い


ある朝。


「ダイチ!」


朝早く、旅館の前にミレッタの声が響いた。


「おう、ミレッタ」


大地が振り返る。


そこには、大きな鞄を背負ったミレッタが立っていた。


「今日は鉱山に行ってくる!」


「鉱山?」


「ああ」


ミレッタは鞄を叩く。


「魔道具を作るのに、上質な魔石が必要なんだ。それと――」


腰に下げた袋を見せる。


「ミスリル鉱石も欲しい」


「ミスリル?」


「魔力伝導率が高いからな。温泉の魔道具を改良するなら、できるだけ質のいいものが欲しい」


「なるほど」


大地は頷いた。


「お前一人じゃ危なっかしいから、俺も行くよ」


「……い、いらねぇよ!お前も忙しいだろ?」


「断られても勝手について行くぞ」


「………ふんっ…勝手にしろ!」


真剣な表情を向ける大地を見て、ミレッタは顔を赤らめて振り返り、鉱山へと歩いて行く。足取りはどこか嬉しそうだ。


それを追いかけるように大地は旅館を出発した。


◇


森を抜け、以前訪れた鉱山へ向かう。


道中、ミレッタは魔道具について熱く語り続けていた。


「この前ダイチが言ってたドライヤーっていう魔道具なんだけど、それにミスリル鉱石が必要なんだ」


「もう作ってくれてるんだな。相変わらず早いな」


「まだまだだ」


ミレッタは笑う。


「この旅館には、もっと色んな魔道具を置こうと思ってるんだ」


「例えば?」


「それは素材を見てからだな」


職人らしい答えだった。


やがて――。


二人は鉱山の内部へと入っていった。


◇


「……ここだ」


しばらく進んだところで、ミレッタが足を止めた。


そこは巨大な空洞。壁一面や天井まで、大小様々な結晶化した魔石や鉱石が埋まっている。


この場所はミレッタと初めて出会った場所であり、救った場所でもある。Sランクの魔鉱巨獣と戦った空間だ。


「相変わらずすごいな……」


大地が思わず声を漏らす。


青。


緑。


紫。


様々な色の魔石が、淡い光を放っている。


「ここなら、かなり質のいい魔石が採れる」


ミレッタの目が輝く。


「それに――」


さらに奥へ進む。


「……あった!」


岩壁の一角。


銀色に輝く鉱石。


「ミスリルだ!」


ミレッタは嬉しそうに駆け寄った。


「しかも純度が高い!」


「そんなにすごいのか?」


「魔道具師にとっては宝の山だぞ!」


ミレッタは夢中になって鉱石を調べ始める。


その横顔を見ながら、大地は笑った。


「目の色変えて…本当に好きなんだな」


「当たり前だろ」


ミレッタは胸を張る。


「魔道具を作るのが、あたしの人生だからな」


その言葉を聞いて――。


大地の脳裏に、ある日の光景が蘇った。


力なく地面で気を失っていたオレンジがかった赤毛の少女。


ーーー守りたいと思った。


意識が戻った後、職人の命である手が動かずに絶望するも、心配させないようにと健気に強がる姿。


ーーー救いたいと思った。


あの時、ミレッタの小さな体の中に秘められた覚悟が大地の心を強く揺さぶったのだ。


ミレッタに目を向けると、ミレッタは考え事をしているのか採取する手を止めて、目を閉じている。


「……ミレッタ?」


大地の声で、ミレッタは我に返った。


「どうかした?」


「……なんでもねえ」


ミレッタは笑う。


「ただ、ダイチも会った時のことを思い出してた」


「ああ」


ミレッタは自分の手を見る。


「この手が動かなくなった時のこと」


「……」


「ダイチが助けてくれたよな」


「ああ」


「……そうだったな」


ミレッタは手を握る。


「今こうして、また魔道具を作れてる」


「……」


「旅館もできた」


「うん」


「仲間も増えた」


ミレッタは大地を見る。


「それに――」


少し照れながら。


「すごく大好きな人ができた」


「……ミレッタ」


大地は少し屈んでミレッタの手を握る。


「だからさ」


ミレッタは笑った。


「あの時、あたしを助けてくれて……本当にありがとう」


「俺は当たり前のことをしただけだよ」


「それでもだ」


ミレッタが一歩近づく。


「ありがとう」


そして――。


ミレッタは大地の唇に、自分の唇を重ねた。


短い口づけ。


けれど。


二人にとっては、それだけで十分だった。


「……あたし、今すげえ幸せだよ」


「俺もだ」


ミレッタは嬉しそうに笑った。


◇


それから二人は、必要な魔石とミスリルを採取し、大地のアイテムボックスに詰め込んだ。


帰り道。


森の中は、夕暮れに染まっていた。


木々の隙間から差し込む光が、二人の足元を照らしている。


「……静かだな」


ミレッタが呟く。


「ああ」


ユズキの権能が効いているのか、この辺りの森では魔物と遭遇することが無くなった。


二人は並んで歩く。


しばらくして――。


ミレッタが立ち止まった。


「……なぁ…ダイチ」


「ん?」


「……あのさ…手…握っていい?」


「いいけど?」


大地はミレッタの小さな手を握った。


「あたしはさ……エレナみてぇに綺麗じゃないし、リゼみてぇに胸も大きくない。それに、セリーナみてぇな色気もない…」


「………」


大地を握る手に力が籠る。

職人の顔をするミレッタは自信満々なのに、恋愛に関しては自分に自信がないのだろう。


「あたしなんか…んっ…ーーーーーーーッ!」


大地はミレッタの唇を自分の唇め塞ぎ、発しようとした言葉を静止する。


「……んっ…ちゅ…ぁ…ん…」


大地の舌がミレッタのおぼつかない口内を蹂躙し、ミレッタは顔を赤らめながら受け入れる。


「俺はミレッタの健気で頑張り屋な所が好きだ。誰が見てもお前は可愛いし、体も知っているとおり夢中だ」


ミレッタは涙を流しながら、真剣な大地の表情を見つめる。すると、体の奥底ーーいや、下腹部の辺りが燃えるように熱く、畝り収縮し、疼きが止まらない。


「……ぁ…ダ、ダイチ…切なくて…家まで…待てなぃ」


「俺もだよ」


大地はミレッタの衣服に手を掛け、夕陽の下に晒す。少女のように控えめな肢体に実った禁断の果実の先端に到達し、舌でじっくりと転がしながら味わう。


「……やっ…ぁ…らめ…あん…」


木に背中を預けているものの、下半身は小気味良く痙攣を繰り返しながら、大地を悦ばせようと腰を浮かせてゆく。小さいながら感度は人一倍のようだ。


「健気なミレッタも可愛いけど、この体みたいに素直になればいいのに」


秘部の花弁からは蜜が溢れて滴り、両脚を流れ落ちる。十分に濡れ、準備ができた花弁の中の狭い恥肉を二本の指で掻き分けながら進む。


「……ぁ……はぁ…ん……裂け…ちゃう…から」


ミレッタの弱点を知っている大地はミレッタの両腕を片手で纏めて、頭の後ろで固定させる。


「あ!……ぃや…んっ……そこは…っ!」


中指と薬指は恥肉をゆっくりと内から外へ掻き出しながら、淫らな脇を舌先を使って遊ぶ。


「…あっ…ぁん……ぁあ…ふっ…んっ!」


掻き出す速度を速めると、秘部からは淫靡な水音と共に決壊したダムのように勢いよく、蜜が飛沫をあげた。


「ーーーーーーーーーーーーッ!!」


焦点が合わない瞳で快楽の波に身を任せて痙攣しているミレッタを無理やり起こし、背もたれにしていた木を両手で掴ませ、こちらに桃のような肉付きの良い双臀を向けさせる。


「……はぁ…はぁ…んっ…」


「いくぞ…ミレッタ」


赤らめた顔に潤んだ双眸を携え、期待するミレッタの淫猥な秘部に猛々しく屹立したものを充てがう。


「……う、うん……めしあがれ?」


ーーーしばらくすると、肉と肉が打ちつけ合い、弾ける音が静かな夕暮れの森に何度も何度も響き渡った。


◇


翌朝。


工房のミレッタは、さっそく採取したミスリルを机の上へ並べた。


「……よし」


その目には、職人としての強い光を感じる。


「最高の魔道具を作ってやる」


そして。


その隣で大地も笑っていた。


「ダイチの夢はあたしが叶えてやるからな!」


「ありがとう…でもゆっくりでいいよ。俺は今で十分幸せなんだからな」


温泉から始まった二人の物語は――。


少しずつ。


確かな絆へと変わっていった。

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