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小さな花の物語  作者: 燈華


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私の愛情は生きているの花

白いカーネーションの花束を胸に抱える。


私の隣に彼はいない。

いなくなってしまった。

今の私は一人だ。

一人ぼっちだ。


寂しさはある。

心の中にぽっかりと穴が空いているのと自覚している。

でもそれだけではない。

温かいものも確かにあるのだ。


私の愛情は生きている。

少なくとも今は。


この先のことはわからない。

それでいいと思う。

永遠の想いなんて、あるのかどうかもわからない。

信じる信じないもない。


私にわかることは一つだけ。

今の私にはまだ彼への愛情が生きている。


それだけだ。

それでいいと思う。

それが今の私にとってのすべてだ。


風に煽られてカーネーションが揺れる。

それをしっかりと抱え直した。




読んでいただき、ありがとうございました。

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