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個性的の花
バカップルの会話です。
苦手な方はご注意ください。
今日は恋人と植物園に来ていた。
いろいろな珍しい植物があってなかなか面白い。
今見ているのはバンダというラン科の花だ。
「個性的な花だね」
「そうだね」
彼はちらりとわたしを見る。
「何?」
「あー、やっぱ何でもない」
「気になるんだけど」
「気にしなくていい」
ぷくりと片頬を膨らませる。
その頬をつつかれる。
両頬を膨らませれば両手で潰された。
彼の手を払い落とす。
「んもう、やめてよ」
「はは、可愛いな」
「絶対嘘。不細工な顔になったでしょ。最悪」
「いやいや。可愛い可愛い」
「嘘ばっかり。可愛い顔しか見せたくないのに」
「どんな時でも可愛いぞ」
「調子いいことばっかり言って。そんな言葉じゃ騙されないから」
「いやいやホントホント」
「嘘嘘嘘」
「ホントホントホント」
言い方に吹き出すように微笑ってしまった。
わたしの負けだ。
彼も微笑った。
「行くか」
「うん」
仲良く手を繋いで歩き出した。
読んでいただき、ありがとうございました。




