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石じじいの話・短い話:お堂の幽霊;幽霊の多い墓;井戸の幽霊;涼しいところに幽霊が
石じじいの話です。
幽霊についての短い話を紹介しましょう。
1. 「あの寺の『お堂』は幽霊のようだ。」
「怖い。」
と言って恐れる人がいました。
その人は、決して、そのお堂を見なかったそうです。
2. 「この墓場には幽霊が多い。」といって、恐れる老婆がいたそうです。
彼女は、用事があって、その墓をおとずれたときは、いつも、びくびくしながら歩いていたそうです。
その老婆は、ある日、村から姿を消しました。
「幽霊を恐れていた、あの老婆は人間だったのか?」
じじいは、疑問に思ったそうです。
3. ある井戸に幽霊がよく出現しました。
その井戸の水は、とても良質で美味しい水だったので、埋められてしまうこともなく、よく利用されていました。
しかし、その井戸が涸れたら、幽霊はでなくなったそうです。
4. ある人が教えてくれました。
「幽霊がでる場所は、夏に涼しいところだ。」
「気をつけろよ。」*1
*1 たしかに、幽霊が出現すると、そこの気温が下がるという現象はよく言われることです。
しかし、まわりより気温が低い場所に幽霊が現れるというのは、因果関係が逆のような気もします。




