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石じじいの話  作者: Lefeld
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石じじいの話・狼狩人(ロシア)

石じじいの話です。


知りあいのロシア人が、じじいに語りました。


ロシアやポーランドには、「狼狩人」と呼ばれる人たちがいたそうです。

文字どおり、彼らは、村に雇われて狼を狩るのです。

村人たちを安心させるため、そして、家畜をまもるためでした。

狼の群れが村を襲って、子供を含む、多くの村人たちが食い殺されたことがあったのです。

もちろん、羊や牛も襲われました。

狼狩人たちは、森の中に入って狼を追跡し殺します。

射殺することもあれば、罠をかけることもありました。

ときには、「結果的に」「人狼」を狩ることもあったそうです。

つまり、狼を狩ったら、それが「人」だったという事件です。

ある村では、仕留められた狼が、近くの村の美しく気立ての良い十歳ていどの少女だったという例もありました。

その少女狼は、背中が銀色の毛で覆われていて、体は小さいが非常に凶暴な個体だったそうです。

あえて村を襲ってくる狼の群れは、人狼によって率いられているのではないかと疑う人たちもいました。

あるいは、群れの構成個体すべてが人狼なのでは?とも。

ときには、数人の狼狩人が雇われて、一つの群れを殲滅することもありました。

そのようなとき、殲滅した群れの中に、1〜2頭の人狼が含まれていることがあったそうです。

より大きな町中にやってきて、人を襲う狼は、人狼だろうということでした。

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