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石じじいの話・黒海の怪事(ロシア):十年に一度;海の真水
石じじいの話です。
朝鮮で、知りあいのロシア人が語った話です。
いずれも、黒海北部海岸で見られた事象だそうです。
1. 10年に一度 死体が何百体も海岸に流れ着くことがありました。
それらは、海難事故で遭難した人たちでした。
彼らが遭難した年は、まちまちでしたが、一度にうち寄せられるたくさんの死体のすべてが、例外なく腐敗していないのが不思議でした。
10年前に遭難した人も、1年前に遭難した人も、死体の状態は同じだったのです。
10年間に死亡した人の体が、まとめて冷凍保存されていたのか?
魚ではあるまいし。
この現象を知っている人たちは 大量死体漂着事件が起きたときに、または、起きそうなときに、その海岸地域を訪れたそうです。
遭難した身内の遺体を探すために。
2. 黒海では、大量の泡が湧き出ている海域がありました。
非常に狭い範囲だったので、おおまかな場所は判明してましたが、発見するのは容易ではありませんでした。
その海域の海水は淡水だったのです。
それは飲める水でした。
飲んでも、なんの害もありませんでした。
幸運にも、その場所に行きあたった漁師たちは、その機会に、飲水を汲むのが慣わしだったそうです。




