石じじいの話・学校の怪談(戦後編) :教室と校門関連
石じじいの話です。
これは、学校で起きた怪事の話です。
戦後のことだそうです。
ただ、これらの話が、一つの学校で語られていたのかは不明です。
1. 理科室に「幽霊の標本模型」があったそうです。
箱に厳重にしまわれていたのですが、それを見た生徒もいたということでした。
外国製だったとか。
むかし、授業で使われたことがあったらしいのですが、なにかの「事故」が起きて使われなくなったということです。
いったい、どんな授業だったのでしょうか?
そして、どんな事故が起きたのか?
2. 音楽室に「幽霊の写真」が掲げてあったそうです。*1
まさに「幽霊写真」です。
とても美人の女性の幽霊でしたが、首から下が猿だったそうです。
教育に良くないということで、校長室の書類棚にしまわれました。*2
しかし、なぜ、幽霊の写真が音楽室に掲示されていたのでしょうか?
3. 家庭科教室に着物が出現しました。
その小学校の家庭科教室には、畳が敷いてあり、そこで、ミシンの使い方や衣類のたたみ方を習うのです。
お茶の作法も学びました。
その畳の上に、知らない間に、和服が広げてあることがあったそうです。
また、同じ和服が、衣紋掛けにかかっていることもあったとか。
それは、牡丹の柄の、女性の訪問着でしたが、丈は子供用でした。
見つけるたびにかたづけても、何度も同じ着物が出現したそうです。*3
だれが、そのようなことをするのか、かわかりませんでした。
4. 校門に青白い光が現れることがあったそうです。
夜間に、校門全体が、青白い色で照らされるのです。
数分ほど続くと、急に光が消えて真っ暗になりました。
その青い光は、空の上からまっすぐ下を照らしているようだったといいます。
夜空を見上げても、光源はみとめられませんでした。
遠くから目撃した人によると、かなり上空から光が来ていたということです。
*1 教室に掲げられている教育用の肖像画が動くというのは、学校の怪談の定番です。
*2 「教育に良くない」というレベルではないような気がしますが。
*3 回収された着物はどうなったのでしょうか?
それは、いつの間にか消えて、同じ着物が再度出現したのでしょうか?
それなら、その着物じたいが魔物でしょう。




