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16/29

高岡くんがマスターだった日

朝倉さんの思いつきは、だいたい唐突だ。


 そして、だいたい俺の予定を巻き込む。


「デイキャンプ行くぞ」


 金曜の午後、朝倉さんはうちのフロアに来るなり、そう言った。


 俺はキーボードを打つ手を止めた。


 高岡も、隣でコーヒーを飲む手を止めた。


 坂本さんだけが、画面を見たまま言った。


「断る」


 早い。


 内容を聞く前から断った。


 正しい。


「まだ何も言ってねえだろ」


「デイキャンプと言った」


「言ったな」


「断る」


「理由は」


「お前発案だからだ」


 強い。


 でも納得しかない。


 朝倉さんの発案は、基本的に人間関係を揺らす。


 前回もそうだった。


 坂本さんの家で二次会。


 しかも本人より先に美沙さんへ許可を取るという、順番だけがなぜか独自ルートのやつ。


「今回はちゃんとしてる」


 朝倉さんが言った。


 俺は嫌な予感がした。


 坂本さんの目が、少しだけ細くなった。


「何を」


「美沙ちゃん誘った」


 俺は目を閉じた。


 ちゃんとしていない。


 まったく、ちゃんとしていない。


「……俺には」


「今言ってる」


「順番が違う」


「でも、美沙ちゃんめちゃくちゃ乗り気だったぞ」


 坂本さんの手が止まった。


 分かりやすく止まった。


「……何と言っていた」


 声が少し低くなった。


 いや、低いのはいつもだ。


 ただ、その中に微妙な揺れがあった。


 美沙さんが楽しみにしている。


 この情報は、坂本さんにとって強い。


 強すぎる。


「外でごはん食べるの久しぶりで楽しそうって。おにぎり作ろうかなって言ってた」


 朝倉さんは、低く渋い声で、しかし完全に面白がって言った。


「あと、カズくん行けるかなって」


 終わった。


 坂本さんは、もう断れない。


 俺は見た。


 坂本さんが静かに息を吐くところを。


「……場所は」


「お、来た」


「場所は」


「川沿いのデイキャンプ場。日帰り。駅からバス出てる。車出すやつは酒飲むな」


「当たり前だ」


 坂本さんが淡々と言った。


 その声はまだ冷たかった。


 でも、行く方向で話している。


 負けた。


 坂本さんが負けた。


 相手は朝倉さんではない。


 白石美沙さんである。


「藤谷、高岡」


 朝倉さんがこっちを見た。


「お前らも来るよな」


「予定が」


「拒否権はない」


「社会人に拒否権はあります」


「美沙ちゃん来るぞ」


 それは俺に効く言葉ではない。


 と思った。


 けれど横で、柏木くんが顔を上げた。


「そのデイキャンプは、業務上必要ですか」


 来た。


 柏木澄人。


 新人。


 坂本さんの静かな詰めを「早めに分かって助かりました」と受け止める男。


 朝倉さんだけは苦手な男。


 そして最近、美沙さんを「もう知らない方ではありません」と分類更新した男。


 朝倉さんは、にやっと笑った。


「ない」


「では不参加でお願いします」


「美沙ちゃんも呼ぶぞ」


「行きます」


 早い。


 毎回早い。


 判断が早い。


 理由も明確だ。


 でもその理由でいいのか。


 俺は高岡を見た。


 高岡は淡々と言った。


「学習してるな」


「どっちが?」


「全員」


 やめろ。


 そのまとめ方は怖い。


     *


 当日。


 空はよく晴れていた。


 良すぎるくらい晴れていた。


 俺たちは駅からキャンプ場行きのバスに乗り、河原に近いサイトまで歩いた。


 藤谷直樹、休日に会社関係者とキャンプ場にいる。


 どうしてこうなった。


 いや、理由は分かっている。


 朝倉さんである。


 美沙さんは、帽子をかぶって、柔らかい色のワンピースの上に薄手のパーカーを羽織っていた。


「わあ、気持ちいいね」


 その一言だけで、来てよかった気がしてしまう。


 怖い。


 美沙さんは自然に場を支配する。


 怒鳴らない。


 命令しない。


 ただ楽しそうにするだけで、全員の目的が「美沙さんを楽しませる」に統一される。


 坂本さんは、すでに荷物を整理していた。


 仁くんもいた。


 当然のようにいた。


「姉さん、日差し強いから先に座って」


「大丈夫よ」


「大丈夫じゃなくなる前に座って」


 姉さん防衛モードである。


 仁くんの目が鋭い。


 坂本さんも低い声で言った。


「ミサ、先に日陰に入って」


「まだ日陰ないよ?」


「作る」


 作る。


 言い方。


 まるで会議資料の修正みたいに言う。


 朝倉さんが後ろで缶を開けた。


 プシュッ。


 全員が振り向いた。


「朝倉」


 坂本さんの声が下がった。


「電車とバスだから問題ない」


「そういう問題ではない」


「言い出しっぺですよね」


 仁くんの声も下がった。


「監督役」


「最初から働く気がない人の言葉です」


「仁くん、刺さるねえ」


 朝倉さんは木陰もない場所で、なぜか楽しそうだった。


 低音で雑に笑っている。


 この人は本当に、存在するだけで場をかき回す。


 そして今回の主役、天幕が出てきた。


 坂本さんと仁くんが、美沙さんのために用意したものだった。


 大型のタープ。


 いや、二人の言い方を借りるなら、天幕。


 日差しを避け、風が抜け、椅子を置いて、少し横になれるスペースも作れるらしい。


 完璧だ。


 説明上は。


「設営手順は確認済みです」


 仁くんが言った。


「構造は単純だ」


 坂本さんが言った。


 二人とも、非常に頼もしかった。


 頼もしく見えた。


 十分後。


 天幕は地面に寝ていた。


 完全に寝ていた。


 布とポールが、河原の草の上で何かの敗北みたいな姿になっていた。


「このポールを先に通すべきだ」


「でも、その場合こっちの張力が足りません」


「張力を確保するには、こちらを固定する必要がある」


「固定する前に立ち上げないと、姉さんが座る場所ができません」


「目的は一致している」


「手段が一致してません」


 会話のレベルは高い。


 だが、天幕は立っていない。


 俺は思った。


 すごい。


 こんなに賢そうな会話をしながら、成果物が地面にある。


 坂本さんと仁くん。


 仕事と学業と理屈では、何でもできそうな二人。


 美沙さんを守るという目的では、珍しく完全に一致している二人。


 なのに。


 布とポールが言うことを聞かない。


「藤谷」


 高岡が隣で言った。


「何」


「顔が笑いをこらえてる」


「こらえてるんだから言うな」


「無理だろ」


「無理」


 その通りだった。


 しかし、笑うのは命に関わる。


 坂本さんと仁くんの共同失敗を笑えるほど、俺は強くない。


 柏木くんは、天幕を真剣に見ていた。


「坂本さん」


「何だ」


「これは、設計ミスですか」


「違う」


「では、運用ミスですか」


 坂本さんの目が細くなった。


 柏木くん。


 そこは踏むな。


 地雷だ。


「柏木くん」


 仁くんが静かに言った。


「はい」


「今、姉さんの休憩場所がまだありません」


「はい」


「余計な分析より、手を動かしてください」


「承知しました」


 柏木くんは素直にポールを持った。


 いい子だ。


 ただし、持つ位置が悪かったらしく、布がさらに絡んだ。


「あ」


 俺は小さく声を出した。


 坂本さんが黙った。


 仁くんも黙った。


 朝倉さんがビールを飲んだ。


「いい天気だな」


「働け」


 坂本さんと仁くんの声が、初めて完全に重なった。


 息は合っている。


 天幕は立たない。


     *


 そのときだった。


「貸して」


 高岡が言った。


 声はいつも通り淡々としていた。


 俺は横を見た。


「え?」


「貸して」


 高岡はもう、上着を脱いでいた。


 いや、脱いでいたというか、作業しやすいように袖をまくっていた。


 誰だ。


 いや、高岡だ。


 でも誰だ。


 高岡は地面に置かれたペグとロープを見て、軽く膝をついた。


「先に張る方向を決める」


「張る方向?」


 俺が聞くと、高岡は布の端を指した。


「風、こっちから来てる。入口を風下にしたほうが楽」


 入口。


 風下。


 急に専門用語が来た。


 いや、普通の日本語だ。


 でも、それっぽく聞こえる。


 坂本さんが少し目を細めた。


「説明書には」


「説明書は無風前提」


 高岡。


 坂本さんの言葉を途中で切った。


 生きている。


 すごい。


 いや、やめろ。


 俺の同期が急に強い。


 仁くんが一瞬だけ驚いた顔をした。


「高岡さん、設営できるんですか」


「少し」


 少し。


 その言葉は信用できない。


 高岡はポールを一本持ち上げた。


「藤谷、そこ持って」


「え、俺?」


「他に誰がいる」


「いるだろ、いろいろ」


「今、動けるのはお前」


 なぜだ。


 なぜ俺だけが即戦力扱いなのか。


 いや、即戦力ではない。


 ただの手である。


 高岡は淡々と指示を出した。


「柏木、そっちの端。張りすぎない」


「張りすぎない、とは何パーセント程度ですか」


「手で持って少し遊びがあるくらい」


「数値化されていません」


「今は感覚でいい」


「承知しました」


 承知するんだ。


 感覚を。


 柏木くんが、感覚を承知した。


 高岡すごい。


「仁くん、こっちのペグ打って」


「角度は?」


「斜め四十五度くらい。ロープと逆方向に」


「分かりました」


 仁くんが従った。


 従った。


 あの仁くんが。


 坂本さんの細い目を怖がらない仁くんが、高岡の指示に素直に従っている。


 俺は見てはいけないものを見た気がした。


 高岡は最後に坂本さんを見た。


「坂本さん、ポール支えてください」


「……分かった」


 坂本さんも従った。


 坂本さんが、高岡の指示に従った。


 俺は空を見上げた。


 今日、何かが起きている。


 世界の構造が少し変わっている。


「藤谷、ぼんやりしない」


「はい」


 俺まで従った。


 悔しい。


 十分後。


 天幕は立っていた。


 きれいに。


 風を受けても、ちゃんと逃がす形で。


 布は緩すぎず、張りすぎず、下には椅子とテーブルを置けるだけの広さがあった。


 美沙さんがぱっと笑った。


「すごい。素敵」


 その瞬間、高岡の評価が全員の中で上がった音がした。


 見えた気がした。


 仁くんが、素直に言った。


「高岡さん、すごいですね」


「慣れです」


 柏木くんも、真面目な顔で言った。


「高岡さんは、屋外設営におけるマスターです」


 出た。


 マスター。


 タイトル回収。


 俺は高岡を見た。


 高岡は少しだけ考えてから言った。


「マスターではない」


「では、準マスターですか」


「違う」


「でも、悪くない呼称だと思います」


 誰の口調だ。


 いや、柏木くんだ。


 でも、坂本さんっぽい。


 高岡が俺を見た。


「藤谷」


「何」


「顔がイジけてる」


「イジけてない」


「イジけてる」


「同期が突然マスターになったら、誰でもこうなる」


「ならない」


「なる」


 俺は少し離れたところでビールを飲んでいる朝倉さんを見た。


「朝倉さん」


「何だ」


「言い出しっぺですよね」


「うん」


「働いてませんよね」


「高岡がいたから」


「便利な言葉にしないでください」


 高岡が淡々と言った。


 朝倉さんは笑った。


「高岡、やるじゃん」


「言い出しっぺが一番働いてないです」


「監督だって」


「監督も立ってください」


「厳しい」


「普通です」


 高岡。


 今日、本当に強い。


     *


 美沙さんは、天幕の下の椅子に座った。


 坂本さんが背もたれの角度を確認して、仁くんがクッションを差し出した。


 この二人、天幕は立てられなかったのに、美沙さん周辺の環境整備は異様に早い。


「姉さん、飲み物」


「ありがとう」


「ミサ、暑くないか」


「大丈夫。風が気持ちいい」


 美沙さんは、本当に楽しそうだった。


 それを見て、坂本さんの目元が少し柔らかくなる。


 職場では絶対に見ない顔。


 見てはいけないものを見ている気もする。


 でも、もう慣れた。


 いや、慣れてはいない。


 慣れたことにしたいだけだ。


 美沙さんが作ってきたおにぎりと、簡単なおかずがテーブルに並んだ。


 だし巻き卵。


 唐揚げ。


 浅漬け。


 小さなサンドイッチ。


 デイキャンプというより、白石美沙さんによる野外救済活動だった。


「食べられるものだけでいいからね」


 美沙さんが柏木くんに言った。


 柏木くんは、まっすぐ頷いた。


「はい。すべて食べられます」


 仁くんの目が鋭くなった。


「食べるんですか」


 来た。


 屋外でも来た。


 温度が少し下がった。


 自然の風ではない。


 人間関係の風である。


「はい」


 柏木くんは、何の迷いもなく答えた。


「白石美沙さんは、もう知らない方ではありません」


 坂本さんの周囲の温度も、少しだけ下がった。


 天幕の下なのに寒い。


 すごい。


 屋外でも氷河期は来る。


 美沙さんは、怒らず、押しつけず、ふわっと笑った。


「食べられるものがあってよかった」


 その一言で、また空気が戻る。


 本当にすごい。


 仁くんはまだ少し不満そうだったが、何も言わなかった。


 坂本さんも、柏木くんを一度見ただけで、おにぎりに手を伸ばした。


「カズくん、それ梅だよ」


「ミサは?」


「私は昆布」


 坂本さんは、自分が取った梅のおにぎりを美沙さんの前に置いた。


「じゃあ、交換」


「え、いいの?」


「いい」


 声が柔らかい。


 俺は唐揚げを噛んだ。


 唐揚げがおいしい。


 情報量が多い時、唐揚げは救いである。


 朝倉さんも唐揚げを食べていた。


「美沙ちゃんの唐揚げ、うまいな」


「晴臣さん、それ三つ目」


「数えるなよ」


 仁くんが低く言った。


「朝倉さん、姉さんの負担を増やすなら持参してください」


「持参した」


 朝倉さんは、どこからか別の唐揚げパックを出した。


 どこからだ。


 また出た。


 唐揚げ。


 仁くんが一瞬黙った。


 朝倉さんがパックを差し出す。


「食うか」


「いりません」


「一個だけ」


「……一個だけです」


 食べるんかい。


 俺は心の中で叫んだ。


 高岡が隣で小さく言った。


「餌付けだな」


「言うな」


「でも、悪くない」


「坂本さんみたいに言うな」


「今日はマスターだから」


「調子に乗るな、マスター」


 高岡は少しだけ笑った。


 ほんの少しだけ。


 悔しい。


 今日の高岡は、なんかずるい。


     *


 食後、美沙さんは天幕の下で少し休んだ。


 風が抜けて、布がゆっくり揺れた。


 坂本さんは隣に座り、仁くんは少し離れたところで飲み物を整理していた。


 柏木くんは、天幕のロープを見ていた。


「高岡さん」


「何」


「この張り方は、どこで学んだのですか」


「前に、少し」


「少しの範囲ではないと思います」


 それは俺も思う。


 高岡は、少し考えた。


「一時期、ハマった」


「ハマる」


「道具の構造が面白かった。天気とか風とか地面で、やり方が変わる」


「可変条件への対応ですか」


「そう」


 柏木くんの目が少し輝いた。


 やめろ。


 尊敬するな。


 いや、していい。


 でも俺の同期だぞ。


 俺が先に知っていたはずの高岡だぞ。


 高岡がマスターだったなんて、聞いてない。


 仁くんも近づいてきた。


「高岡さん、あとで収納の仕方も教えてもらえますか」


「いいよ」


「姉さんが疲れないように、次は僕が立てられるようにしたいので」


 仁くん。


 目的がぶれない。


 美沙さんが聞いて、少し困ったように笑った。


「仁、そんなに頑張らなくてもいいのよ」


「姉さんは休んでて」


「もう休んでるよ」


「さらに休んで」


「さらに?」


 美沙さんが笑う。


 坂本さんの声が柔らかくなる。


「仁の言う通り。今日は座っていて」


「カズくんまで」


「今日はそういう日だ」


 美沙さんは少しだけ目を丸くしたあと、嬉しそうに笑った。


「じゃあ、今日は甘えようかな」


 その瞬間。


 坂本さんと仁くんが、同時に少しだけ表情を緩めた。


 珍しい。


 方向が同じ。


 この二人は、美沙さんを休ませるという一点では、こんなにも息が合う。


 天幕は立てられなかったが。


 そこがまた、少し可愛い。


 俺はふと、立ち上がった天幕を見た。


 高岡が立てた天幕。


 坂本さんと仁くんが美沙さんのために用意した天幕。


 朝倉さんが思いつきで始めたデイキャンプ。


 柏木くんが「業務上必要ですか」と言いながら来た場所。


 俺と高岡が拒否権なく連れてこられた休日。


 めちゃくちゃだ。


 でも、悪くない。


 そう思ってしまった自分に、少しだけ驚いた。


「藤谷」


 高岡が言った。


「何」


「顔が納得してる」


「読解するな」


「分かる」


「分かるな」


 高岡は、いつもの顔でお茶を飲んだ。


 今日、彼はマスターだった。


 天幕の。


 屋外の。


 そしてたぶん、俺の処理落ちの。


 帰り際、朝倉さんが伸びをしながら言った。


「またやるか」


「断る」


 坂本さんが即答した。


「美沙ちゃん楽しそうだったぞ」


「……頻度を考えろ」


「月一?」


「年一だ」


「間取って季節ごと」


「間を取るな」


 美沙さんがくすっと笑った。


「でも、また来たいな」


 坂本さんが黙った。


 朝倉さんが笑った。


 仁くんが予定を確認し始めた。


 柏木くんが言った。


「次回までに、天幕設営を学習します」


 高岡が淡々と答えた。


「まずペグから」


「はい、マスター」


「マスターではない」


 俺は思った。


 たぶん次もある。


 そして次も、俺に拒否権はない。


 でもまあ。


 天幕の下で美沙さんが笑っていて、坂本さんが少し柔らかくなって、仁くんが唐揚げを一個だけ食べて、高岡が静かにマスターになっているなら。


 少しくらいなら、悪くない。


 いや。


 高岡が尊敬されすぎるのは、ちょっと面白くない。


 同期だから。


 そこは譲れない。


 俺は帰りのバスで、高岡に小さく言った。


「次、俺も何かマスターになる」


「何の」


「それはこれから考える」


「遅いな」


「うるさい」


 高岡は窓の外を見たまま、少しだけ笑った。


「期待してる」


「坂本さんみたいに言うな」


「言ってみたかった」


 高岡、お前。

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