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ゆるふわ☆ぱ~てぃ~! どう見ても冒険者に見えないお嬢様が無双する!!  作者: 風祭 憲悟@元放送作家


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第28話 キッチンカー復活☆おまけ付き!

「はい、昨日お預かりした大魔石を返却致します、

 他所で売るくらいでしたら、こちらに卸していただきたいのですが」

「いえ、僕らの方で使うので、すみません」「あとDランクに昇格させて頂きますね」


 翌朝の落ちついた頃合いを待った冒険者ギルド、

 熟女受付嬢さんから最後に預けていた大魔石を返して貰うと、

 僕ら『ゆるゆる☆ふわふわ』を、一気にD級へと上げてくれる提案が!


「ええっと、良いんですか」

「はい、スタンピードをスピード解決していただいたので」

「良いのかな、どうしよう」「貰っておけ、D程度ならプラスしか無い」


 わざわざアドバイスしてくれたS級デブいや戦士のブラザさん、

 領兵のミリーナさんも大きく頷いてくれている、一応メンバーにも確認を。


「アンさん、D級になっちゃっても良い?」

「いただけるものは~、いただいてしまいましょ~」

「ベティちゃんも」「ランクが上がってもぉ、ゆっくりはできるかとぉ~」


 マイペースで良いってか。


「ナオミさんとしては」

「依頼の選択肢が増えるのは、良い事ではないかと」

「そういう考え方もあるのか」「我々に適した仕事を選べば良いだけでは」


 色々と突っ込まれるのが怖いけど、

 まあ言ってもまだまだDランクだからね、

 ここは素直に受け取ってしまってもいいや。


「わかりました、Dランクを受けます」

「ちなみにBランクからはテストがあります」

「ならCランク止まりでも良いかな、それじゃ!」


 ということでナオミさんに大魔石を渡し、

 冒険者ギルドから出る、大通りに場所を確保っと、

 そしてナオミさんのアイテムボックスに大魔石が入るとスマホとかいう手鏡を何やら確認している。


「……これでキッチンカーを再召喚できます」

「完全に直ったんだ」「すでに修理済みで代金の支払いがたった今」

「じゃあ行こうか」「はい、では早速……どうぞ」「ほんとだ、綺麗に直っている!」


 無事に召喚された、

 相変わらず大きいなあ。


「良い匂いがします~」

「これはぁ、ひょっとしてぇ~」

「うん、これは後ろに」「開けてみましょう」


 後部のサイドを開いてみせるナオミさん、

 するとショーケースの中に、ぎっしりと多種多様なドーナツが!!

 遅れてやってきたシルバーイーグルの皆さんも含め、みんなして覗き込んでいる。


「ジャック、これはどうするんだ」

「ミリーナさん欲しそうですね」「何なら買うぞ」

「ナオミさん」「ジャック様の判断で、これらはあくまで『おつり』ですので」


 僕らはいつでも買えるけど、

 ここに居るみんなは次に会うまでお預けだ。


「買いたい人、挙手!」

「おう」「私もだ」「では私たちも」「私もですわ!」


 最後、熟女受付嬢さんまで!

 と思ったら他の受付嬢までわらわらと。


「でもナオミさん、お高いんでしょう?」

「銀貨1枚でお好きなのを2個、といった感じでしょうか」

「やっぱりそこそこするね」「ここにいらっしゃる皆さんは、そこまで出せない額では無いかと」


 みんな軽く頷いている、

 そう考えると気軽にあげてた12個入りって結構な額だったんだな、

 更なる路銀を稼ぐためにも、ここは……って一応確認だけしておくか。


「すみません、ここで勝手煮に商売しても良いんですか?」

「すぐ終わるのでしたら構いません、私の権限で何とかしますわ」


 さすが熟女受付嬢!


「では販売準備を致します、一旦閉じますね」


 売り場が閉められ後ろの扉から乗り込むナオミさん、

 みんな銀貨を用意している、ええっとこれって売れた分だけ、

 今回は僕らのお金ってことになるんだよね、捲き上げているみたいで悪いな。


(とはいえ正当な報酬の、そのおつりだ)


 ようは換金して貰っているようなものだ、多分……

 待っているとしばらくののち、再びサイドが上に開いた、

 そしてドーナツの入ったショーケースの向こう側に立っていたのは……!!


「ナオミさん、その服は」

「はい、こちらのお店のコスチュームです、販売店の」

「落ちついた感じといか、パン屋さんっぽね」「ドーナツ屋さんですよ」


 ここでいきなり銀貨6枚を出すブラザさん。


「まず12個、これとこれとこれとこれを……」

「甘そうなのばっかりですね」「大体味はわかった」

「では私はお任せで36個、いや48個頼む」「ミリーナさん焦らないで!」


 銀貨じゃらじゃら出してら。


「次は我々が」「シルバーイーグルさん、代表でまとめられません?」

「では余りは冒険者ギルドを代表して、私が残り全てを買い取らせていただきますっ!」

「ずるいぞおい」「ブラザさん、じゃあ今、追加があれば」「並び直さなくて良いのか、助かるぜ」


 といった感じで、

 おまけというかついでというか、

 お釣りのドーナツも普通に全て捌けたのでした。


(さて、いよいよお別れだあ)


 みんなとも、

 そして辺境伯領とも。

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