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23、ハナクソの女
大学での勉強は高校までのそれとは全く異なっていた。講義とゼミ、時間割も自分で登録する。必須科目や選択科目を単位を取るためバランスよく組んでいく。
組んだ講義に出席すると、隣に座って来た女がいた。分厚いメガネを弄りつつ、挨拶してくるその女。
「こ、こ、こ、こんにちは、、、」
「・・・。・・・。・・・あ、どうも、、、」
…やべえ、ハナクソの女だ…
例の入学式の特大ハナクソが着弾した女である。
不自然な顔で微笑むその女。…なんだ?こいつ?…
講義の間中ずっと、チラチラこちらを見て、微笑むその女。
…う、うぜえ…
講義が終わって席を立ち歩き出す、修人。振り返ると、女が追いかけて来やがる!や、やべえよ!やべえよ!
トントン!
肩を叩かれた。
恐る恐る振り返ると、女が言った。
「こ、こ、こ、こ、これ、お、お、お、お、お返しします、、、」
律儀に返されたのは、可愛い折り紙に包まれた、ハナクソだった。
「も、も、も、も、もう、や、やややや、や、やめてほしい、でででで、です」
コイツ、やややや、やべえよーーーーー!!!




