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欠陥だらけの天才魔術師(副題:天災魔術師になった天才魔術師はスローライフを生きて行けるか?)  作者: Seisei
第一章 レベルアップ編

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025ー1 ポップ、ステップ、大要塞 1

【修行履歴】

2019年11月4日

①25話を6分割しました。

②文章の訂正をしました。

③主人の思考を表す、表現方法の変更をしました。


 翔達は、グアリテーロ・デ・ミータを追って神聖国アガリアンの街道を南下していた。今、目指しているのは、南方の商都アッティーラだ。


 商都アッティーラは、海岸に接した港街で、夢燦河むさんがへの直航便が有るのだ。


 翔達一行の前には、旅芸人や荷馬車を引き連れた商隊などが街道を南下している。彼らの側には恐らく護衛だろう。レベル25〜30の冒険者パーティーが、追随している。


 アリスの世界樹ネットの情報によると、それらのパーティーは、ランクC〜Eを持ったランカー冒険者が多い様だ。


────アリス。この辺は、どんな魔物が出るんだ?


 翔は、アリスに尋ねた。


《街道付近では、レベル15ぐらいまでの魔物しか出ないでしょう。街道には、強い冒険者が大勢行き来していますから魔物も、あまり近づきませんね》


 目の前を行く旅芸人の一団は、大きな荷馬車数台もある大所帯だった。その前後には屈強な冒険者パーティーが、二組も護衛していた。


 これなら、多少強い魔物が出ても何とかなるのだろう。


 さらに、その前の方を行く商隊ともなると、護衛の冒険者パーティーは、ランクB級の、かなり高レベルな冒険者達のパーティーが護衛していた。


 この商隊なら、レベル20ぐらいの魔物が、束になって掛かってきても大丈夫そうだ。


《街道の一番の脅威は追い剥ぎや山賊のたぐいかもしれません》


 翔の思いを察したのか、アリスが補足してくれた。


 魔物よりも山賊の方が、危険だと言うのだ。翔には信じられない。


 その時だった。


「翔。魔物の群れが近づいてくる。右手の森林の遥か奥の方」


 メロは、珍しく緊張した声で言った。


 メロの魔物探索能力は日増しに強くなっていた。これは『神使セオマスターい』の能力せいなのだろうか。


 一瞬後、翔の探知魔法にも魔物の群が近づいているのが探知された。


『ゴブリンの群で数はおよそ七千八百匹』


 探知魔法で分かるのはその程度の事だ。


 しかし、七千八百匹と言う数は、異常だ。率いるのは最低でもゴブリン貴族ロードだろう。昔、闘ったゴブリングレイドよりもレベルも知能も高い奴だ。


 七千八百匹と言う数から想像すると、ゴブリン将軍ジェネラルが率いている可能性すらある。


 翔は、咄嗟に思念波を放って街道の前後の人達に警告を発した。


《警告! ゴブリン軍七千八百匹が接近中。東の森林から西に移動中。安全を求める者は、我等に参集するか、この地点より直ちに逃げよ!》


 翔達のパーティーの前後の約数百メートルに思念波が届いたはずだ。


 目の前の旅芸人の一団が驚いて立ち止まり、翔達を振り返った。


 旅芸人達の一団を護衛している冒険者のパーティーの一つが、凄い走って近づいてきた。


 素早い反応だった。


 アリスの吹き出しコメントよると彼らは、次のような構成だった。


『ランクCパーティー“祝福の風”。レベル20〜24。魔法武闘家。魔法剣士。魔術師。聖職者。重武装騎士二人の六名』


 彼らは直ぐにやって来た。先頭はリーダーなのだろう。


『グスタフ・ハルハーゲン。レベル23。魔法剣士』


 グスタフ・ハルハーゲンは、眩しそうに翔の連れている美女達を見ながら、翔に近づいてきた。


「さっきの警告は君達だな。ゴブリン軍は東から近づいているのだな?」


 グスタフ・ハルハーゲンが聞いてきた。


「ゴブリンは、あちらの方から近づいてくる。距離は約五キロ程だ。ゴブリンの斥候隊が、そろそろ近づいているが君らなら馬車で突っ走れば彼等をやり過ごせるだろう。さっさと逃げた方がいい。前方を行く旅人達や付近の集落にも警告してやってくれ」


「君達こそ、恐ろしく強そうだが、逃げた方がいいぞ」


 グスタフ・ハルハーゲンが忠告した。


「大丈夫だ。何とかなるだろう」


 翔は、曖昧に答えておいた。


 翔としては、ゴブリンの恐ろしさをよく知っているので、隊長格の騎士ナイト級以上のゴブリンを、できるだけ仕留めてやろうと思っていた。広範囲魔法を使えば簡単に退治できるかもしれないが、周囲への影響が心配だった。


「俺達は、強そうな奴だけを仕留しとめて群を瓦解がかいできないかやってみる。どちらにせよ、こいつらは完全に掃討そうとうするには、数が多すぎる。できるだけ早く付近に知らせてやるのが一番だろう」


「分かったが、俺達のパーティーも手伝うぞ」


 グスタフ・ハルハーゲンが言った。


「ああ。好きにしろ」


 二人が会話している間にも、街道の北側から冒険者に守られた商隊や、旅人達が三十人程が集まってきた。


 南側からも商隊が二組走ってきた。


 見回すと約五十名程が集まって来ていた。


 翔の探知魔法では、ゴブリンの斥候隊約三百がそろそろ着くころだ。


「イリス。悪いが、ゴブリンの斥候隊、約三百が、そろそろやって来る。できるだけ取残しの無いようにやってくれるか?」


 翔は、時間稼ぎがしたい。これだけの数の人達を守るには、何かの防御用の設備を作った方が効率が良い。


「待て。こんな女の子一人で対処させるつもりか」グスタフ・ハルハーゲンが喰ってかかってきた。「メンバーの中でも一番小さい女の子じゃないか」


 なにしろ、イリスは、見た目が十二歳ぐらいの女の子(胸は大きいが)に見えた。


「ゴブリン如きが何百来ようが、この娘は屁でも無いだろう。心配ならこいつについて行っても良いぞ」


 翔は、笑いながら言った。


「そうさせてもらう」


 グスタフ・ハルハーゲンは半分怒ったような強い口調で言った。


「イリス。悪いが彼らの面倒も見てやってくれ。しかし、甘やかす必要は無いぞ」


 翔は、申し訳無さそうに言った。


 クスリとイリスは、笑った。


「大丈夫ですわ。翔。安心して」


 少女の口から出てくるにしては色っぽい口調でイリスは、言った。


 イリスとグスタフ達のパーティー“祝福の風”六名が街道から外れて森林に入って行った。


「レイラ。アメリア。お前達は、ゴブリンの本体の方に先に行って、強そうなのを、少しでも退治していてくれないか、俺も直ぐに行く」


 翔は、言った。


「私も行って、ゴブリンの隊長をやっつけたい」


 メロがわがままを言い始めた。


 メロは、女の子を苗床にして子供を作るというゴブリンが大嫌いなのだ。


「お前は、魔物を召喚して、この人達を助ける役目だ。一番重要だ」


 メロには、“一番重要”と言う言葉が説得力を持つと、翔は、良く理解していた。確かに、目の前の救いを求めてきた人々を助けるのが最優先だ。


 メロは、少し不満そうだったが、その一言で黙った。


「では行ってくる」


「翔。メロ。皆さんをお願いします」


 アメリア、レイラがそれぞれ言った。


「すまないが、ゴブリンにこちらの場所を悟られたくないので走って行ってくれ」


 翔が念を押した。


 アメリアとレイラの二人は、頷くと、風の様な速度で、ゴブリン達がやって来ると言う方向の森林に入って行った。


 翔は、振り返って、集まった人達を見回した。


 先程の翔の警告を聞いたのだろう、この周囲に住むという村人なども合流し始め、集まって来た人は百を超えたようだ。


 集まって来た者の中には、旅をしている、冒険者も混じっていた。“青い盾”、“大熊グレートベアー”、“隼”の三つのパーティー十九名だった。


 先程、翔の前を行っていた、Bランクのパーティーが護衛する商隊は、先を急いで行ったようだ。


「本当に先程の思念波には驚きました。翔さんは凄い魔術師ですな」


 そう言ってきたのは、冒険者パーティー“隼”のメンバーでセキ・コーエンと言うレベル28の魔術師だった。


「あれ程の思念波を放つ事ができる魔術師なら、命を預けても大丈夫と判断しました。ゴブリンは、今も近づいてきているのですか?」


 セキ・コーエンが尋ねた。


「間違いない。直ぐに、さっきの二人が攻撃を始めるだろうから、しばらく足止めされるだろう」


 翔は、そう言うと、耳をすませてゴブリン達の方に意識を向けた。


 翔が、しばらくその様子でいると、こちらからは森林が邪魔をして見えないが、ゴブリン軍のいるあたりから雷の落ちるような爆発音が聞こえ始めた。アメリアが魔法で攻撃しているのだ。


 それを聞くと、翔は、今度は、両手を広げて集まった者達の方に顔を向けた。


「皆さん! これからゴブリン共から身を守るための砦を作ります。魔法を使います。大きな音がするので、耳を押さえておいてください」


 翔は、そう言うと、皆が耳を押さえのを確認してから、無言で魔法『爆発バースト』を発動させた。


 魔法の爆発の中心点を地中にした。大穴を開ける予定なのだ。


 巨大な爆発が起こった。凄い量の土砂が一旦、上に飛ばされた後、雨のように地上に降り注いだ。その威力に驚いた人々の中には、ひっくり返る者さえいた。


「おお。第六グレイド魔法『爆発バースト』が見れるとは。しかも今のは無詠唱でしたな。何ともこの年になるまで、これほどの魔術師に出会えるとは」


 “はやぶさ”の魔術師セキ・コーエンが驚きの声を上げた。少し興奮しているようだ。


────なるほど。この世界の魔術師は、この程度の魔法でこんなに驚くのか。


 翔は、逆に感心してしまった。まさか、魔法と剣の世界の住人の方が、科学の世界の住人よりも、魔法の程度が低いとは、薄々感じていても違和感が半端ない。


 第七グレイドの『爆炎フラミス』を使って、誇らしげにしていたメロの事を、こけおろした事が少し可哀想になってしまった。


────この世界の魔法は、規模が小さな物しか無いと考えるべきか。魔法も考えて使わないと、あのバカ天使に見つかっちまう、かもしれないな。


 翔は!そう改めて思い直した。


 しかし、翔の元々の世界でも、翔の魔法は、桁外れなのである。彼と比較できる魔術師は、同じ橘の血を引く姉妹に限られていたのだが、そこは、翔の抜けている所だったりする。


 それから翔は、地属性の魔法で、穴の真ん中辺りの地面を持ち上げ大穴の真ん中に島を作った。


 上から見たら、ドーナツ状の穴が空いていある感じだ。


 そして、翔は、そのドーナツ状の穴に、水魔法で、大量の水を注いだ。


 これで、即席で、『掘』の完成だ。


 さらに、真ん中の島の周りを木魔法で柵で取り囲んだ後、島の中央に、高いやぐらを作りこんだ。


 本当に瞬く間に砦が完成した。


 人々は、驚きの声を上げて翔の魔法を見ていた。


 翔は、今、魔法の規模を考えないとダメだと考えたばかりのはずなのに、すでに逸脱いつだつした魔法を使っている事に気付かない翔だった。


「翔。こんなに大きな物まで作れるんだね。神様みたいだよ」


 メロまで感心して言った。


「は? この程度で……」


 翔は、そこで悪い癖が出ている事に気付いた。この世界では魔法で何かを作り出すのは大変高度な事とされているのだった。


「あなたは、半神英雄エインヘリャル様なのか、それとも神の化身ですか?」


 果たして、冒険者パーティー“隼”のセキ・コーエンが驚きながら聞いてきた。


「俺は、唯のへなちょこ冒険者だよ」


 翔は、面倒くさそうに答えた。


「いいえ。何をご冗談を。私は自分の判断が正しかったことを今、確信しました。一瞬でお城を作り上げるなど、神だけができる事です。まさか唯の冒険者などと」


 セキ・コーエンは首を左右に激しく振って、翔の発言を否定した。


「コヤツに常識を言っても通用しない」


 メロが横から言った。


「ああ。お前の『爆炎フラミス』をこき下したことは、謝る」


 翔は、そう言った。


「それはいい。お陰で真の天才魔術師となるための勉強ができる」


 メロは、両目をつむって両手を広げながら言った。将来の真の天才魔術師になった時でも想像しているのだろう。端正な顔に笑みが広がり可愛らしさが倍増した。


「気持ちの悪い笑い方をするな」


 しかし、翔は、揶揄するかのように、すかさず突っ込みを入れた。


 二人の会話を聞いていた普通の魔術師セキ・コーエンは目を丸くしている。


「こちらの綺麗なお嬢さんは、第七グレイドの『爆炎フラミス』を使えるのですか?」


「こいつは今、第八グレイドを勉強中だが、俺もこいつも今は訳が有って第七グレイドまでしか魔法は使わない。頼んでも使わないぞ」


 翔が先に釘を刺した。


「翔は、もっと凄いんだよ。バギューンって『大爆発エクスプロージョン』の特大版を使える」


「詰まらん事を言うな。あんなのは、お前達の基準で特大って言ってるだけで、あれの何千倍の爆発だって有るんだぞ」


「ふぇー。見たい」


 メロが涎を垂らさんばかりに言った。


「もう少し待て。レベル150ぐらいで使えるようになるだろう。お前にもマスターさせてやる」


「『太陽爆発スーパーノヴァ』だね。カッコいい」


 メロは、その魔法を想像しているのか両目を閉じて天を仰いで、さらに、両腕を大きく広げた。


 手には無意識に『大爆発エクスプロージョン』の魔法術式である巨大な魔法陣が花のように開いた。


 魔術師なら、その魔法陣を一目見ただけでメロの実力が分かるものだ。


 セキ・コーエンは、見た事もない巨大魔法のしかも光り輝く様な魔法陣に腰を抜かさんばかりに驚いて、後ずさりした。目は大きく見開き、口は半開きだ。


「おい。魔力を浪費するな」


 翔は、そう叱りつけると手を振ってメロの魔法陣を吹き飛ばした。


 想像を絶するほど美しく鮮明で強固に見える魔法陣は、魔術師の憧れであり恐れの対象でもあった。


 セキ・コーエンにとって、メロの魔法陣は神の領域に見えた。その魔法陣が、あまりにも呆気なく吹き消されたのを見て、ついにセキ・コーエンは、その場に崩れ折れた。


「大丈夫か。さっさと砦に入ってくれ。そろそろゴブリンどもがやってくる。皆もその橋を渡って真ん中の島に入ってくれ。周りが気になるなら物見櫓ものみやぐらに上がって見ればいい」


 翔は、悶絶している魔術師セキ・コーエンを急き立てながら集まったきた避難者達にも言った。


「メロ。レベル40ぐらいの魔物を百ほど出して堀の外側を守らせろ」


 その翔の命令にまたもや過敏に反応する魔術師セキ・コーエンだ。


「ひゃ、ひゃ百ほどって……。レベルよ、よ、40って」


 ちなみにセキ・コーエンの常識では、神級の召還師サモナーでも、そんな高レベルの魔物を複数召還できるはずがないのだ。


 セキ・コーエンは、メロの端正な顔をまじまじと見つめた。魔術師らしからぬファションブティクの店員のような衣装を着た少女は、それだけで浮世離れして見えた。


 鍔広つばひろの山高帽子の尖った先端が折れて曲がっているのも演出なのだろうと思われた。


 山高帽子は、先端が白く下に行くに従って桃色になる。その色彩は派手ではないがその色使いが独特でありセンスを感じさせる。


 言わば「こんな子が」なのだ。セキ・コーエンのような熟年世代からすれば、何もかも理解を超えた女の子が想像を絶するような魔法を展開してみせて、あり得ない指令を平然と受け入れているのだ。


 しかしセキ・コーエンが真に驚愕したのは、次の瞬間だった。


 メロが、召還したのは、レベル40を遥かに超える黒曜犬モーザドゥーク泣女バンシー龍牙兵ドラゴンウォーリア食人馬ケルピー巨牛アウズンブラなどの多種多様な魔物達だった。それらの恐ろしい魔物達が見渡す限り召還されていた。数は百どころではない。


 セキ・コーエンにすれば、伝説だけで知る魔物達だ。レベルも高く特殊技も豊富なこれらの魔物は、普通では、魔界や冥界、巨大な迷宮の深層階にしか住まない魔物達だ。


 その魔物達の吐き出す恐ろしいオーラでセキ・コーエンは、気が遠くなりそうになった。


 見るとセキ・コーエン以外のこの場所に参集した人々の姿は無かった。


 セキ・コーエンが驚愕している間に、翔の指示に従って橋を渡って島の中に入って行ったのだろう。この少年は、いろんな事を考えに入れて全てを進めているのがここに来て分かった。


 こんなに恐ろしい魔物は、近くいるだけで恐ろしくて気が狂いそうになった。


 大きな堀や島に作った柵は、この魔物達の強いオーラから弱い一般人を守るための設備に違いなかった。


 そんな事を思いながらセキ・コーエンも慌てて橋を渡って島の中に入っていった。その時セキ・コーエンの後ろで声が聞こえてセキ・コーエンは振り返った。


「起立!」


 メロの可愛らしい声が響いた。


 セキ・コーエンが見ると少女が召還した魔物の群に、号令をかけたようだ。可愛らしいだけにしか見えない少女の号令に、魔物達が嘘のように従っていた。


「メロ。俺はゴブリンの隊長を退治しに行ってくるぞ」


 翔は、そんなメロに、軽く伝えるように言った。


「頑張って」


 メロの方も、呑気な声で答えた。


「これだけの魔物がいれば、奴らもここには近づかないな。ここの場所が分かっても大丈夫だろう」


 翔は、メロが召還した魔物の群を見渡しながら言った。


「大丈夫」


 メロは、自信満々に答えた。


 翔は、頷くや地を蹴って空中に飛び上がると、恐ろしい速度で一度旋回してから飛んで行った。


 セキ・コーエンは、もはや痴呆のように空を飛んで行った翔をポカンと口を開いて見ていた。


「と、飛んだ」


「おじさん。入るよ」


 メロは、優しく言うとセキ・コーエンの背中を押すようにして橋を渡って、砦に入って行った。


「おじさん。翔を普通の人の感覚で測ったらダメだよ。あの人は少し変なの」


 しかし、セキ・コーエンには、変なのはメロも同じだった。

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