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再会2

アメリカ・カルフォルニア州サンフランシスコ市サンフランシスコ国際空港

観光、バカンスの名所として有名なこの地だが異世界でのゲート作成、及びコントロールに成功した都市とても有名であり、DWAWの本拠地がある。

経済の都市はニューヨーク、政治の都市はワシントンと住みわけが多いアメリカだがこの都市は異世界渡航の発見のおかげもあってか観光と経済、そして政治にも関わりの高い混同都市となっている。

よって現代のサンフランシスコとは一線を化す超重大都市。日本で言う東京並みの重要性を持った都市である。


「ふう、時差が大きいせいかだいぶ眠いな。」


そんなことを思いながら私はサンフランシスコに上陸した。


プルルルル


優からだ。

ついてそうそうに電話をかけてくるとは確実に近くに居るな。

そう思い、私は右斜め後ろを振り向いた。


「なんだよ、兄貴。俺が見てた連続ドラマのくだりをやろうとしてたのに。」


「どうせそんなことだろうと思ったぜ。」


互いに顔を見合わせて笑った。


「「ハッハッハ!!」」


次の瞬間互いに拳を交わした。


「「やっぱ漢たるもの会ったら拳で語り合えだよな!!」」


突然開幕したバトル漫画のワンシーン。


「な、なんだ映画の撮影か!」


「ていうかアレ異世界渡航者の鎌田 優じゃない?」


「じゃあ相手は一般じゃないのか?」


異世界渡航者はプロボクサーと同じように一般人を攻撃してはいけない決まりがあるのだがこの際それは無しである。

拳を交えていくたびにどんどんと伝わっていく優の進んできた道が、私が目指すべきだった先に行くべき道が!


「流石兄貴!化勁が以前より増してキレッキレで責められねえぜ!」


そしてまだ私が優の兄貴で入られているということがなんと嬉しいことだろうか。

兄貴、そう呼ばなくなったのは私が異世界をあきらめる言葉を口にしたころだった。そのころから私を兄貴とは呼ばなくなりマー君と呼ぶようになった。


「また兄貴って呼んでくれるんだな。」


「そりゃそうだよ、俺が憧れてたのは異世界を目指す兄貴なんだから。」


そうだったな、誰よりもお前のお兄ちゃんで居たかったけど逃げ出しまくっていたダメな兄ちゃんだよ。

自分に言い訳ばっかしてその場しのぎでなんか言って乗り切ってめそめそしてたダメ兄。それが今は立派な兄貴になれるかもしれないそう思うだけで自然と技が出ていく。


優が空手ベースの攻撃に対して

発勁、化勁、十字手といった技の数々で乗り切っていく。


「ならこれならどうだ。【フルパワー】」


「っておいそれって異世界渡航者だけに許された【スキル】じゃねえか!」


【スキル】

異世界渡航者だけに許された人知を超えた力。異世界の研究課程で得られたこの力は異世界人ならば誰でも持っている力であり我々地球人にはない力だった。だがそれを使えるようにしたのがDWAW。千差万別あるスキルの種を作り上げた機関。ちなみにスキルを覚えた人間はギネスやオリンピックには出場できないようになっている。


「じゃあ行くぜ兄貴!」


鉄骨すら砕く突きが放たれた。





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