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「そうそう!ここここ!いっつもダンボール置いてんなって思ってたんだよ!」

「……俺も」

その部屋は、1階にあり、多分僕の部屋に行く時には目に見えるだろう位置にある。

「ドアもないから中が見えるんだよな〜ここ。つーかダンボール多いな!」

実は僕の家は広い。いや、僕の部屋はそこまでだけど、家自体は広いのだ。

なぜかと言えば、そりゃ父さんがここに住むことにしたってだけなんだけど、まー何年も前に仕事上の関係で東京に行っちゃったからな。

以来僕はこの広い家を1人楽しく過ごしている。もうね、全っぜん寂しくないのよ。

「よっしゃー!そんじゃあこのダンボールを開けていこう!どこで開ける!?やっぱあの部屋か!」

「あの部屋だね?よっしゃ持っていこうと言いたかったけど……」

「……どうした?」

少し僕は考えた。恐らく、この時の僕は聖夜に頭をのっとられていたのだろう。

「せっかくなら撮影しない?」

そう。僕もいつの間にかウーチューバー脳になっていたのだった。



「はいどうもー!イヴです!」

「2回目です!ケンでーす!」

「はいそんでこちら初登場!漫画家の、佳伊零世先生でーす!!よろしくでーす!」

「……どもー零世でーす」

「言っとくと、零世先生はいっつもこんなんよ!今日だけテンション低いわけじゃないからな!」

聖夜はそう忠告を入れる。どうやらチャンネルでは既に自分と零世先生に繋がりがあることを言っていたようだ。

「して。今日の企画は?」

「はいなんと。僕が考えたわけなんですが」

「珍しい!」

「今日は僕の家にいるわけなんですが!」

「だいじょぶそんなこと言って!?」

大丈夫だ問題ない。バックは白だし、僕の家に上げてるのは信用できる人だけだし。

「今日は送られてきたフィギュアを開けていきたいと思います!」

「……どういうことだケン」

「はい、えー僕の父はですね、まぁ有名なのかは知らないんだけど、えーにゃーマンってやつなんですよ」

「いやめっちゃ有名だからね?普通に2ch騒がすくらい有名だからね?」

「それで僕はあのー、その父から、月に三体くらいフィギュアを送られてまして!」

「……羨ましい」

「それがダンボールに入っているわけなんですが!こっからよこっから!」

「こっからの話は俺達も聞いてないからな」

「これからイヴ君とれ……零世さんにはフィギュア3体選んでもらいます。ダンボールのままです」

「……ほうほう」

「なるほ」

「そして!ここにはイヴというフィギュアの値段がある程度分かる人がいます!!」

「おー確かに俺そういうの得意よ!」

「なので!今からやる企画は!」

デデン、と聞えた気がする。

「どちらが高いの持ってくるでしょーう!!」

「なるほど!3つダンボールを持ってきて、より高価そうな物が入ってそうなものを選び!そしてある程度の合計金額を俺が査定し!!その値段が高かった方の勝ちという事だね!」

「解説イヴくんありがとう!そしてなんと!僕はその勝った方に!その選んだフィギュアを貰ってもらおうと思います!!」

「えー!!?!?いいのーーーー!?!?!?やったァァァァァああああ!!!!」

「……来てよかった……っ!!」

「制限時間は30分!早速スタートしましょう!」

「はい!ケン!!」

「なんだいイヴ君!!」

「ダンボールならなんでもいいんですか!?」

「フィギュア入ってなかったらカウントしないからな!!あと自分でダンボールを作るのもなし!よっしゃスタートじゃあ!!」

「……やるか……っ!!」

「慌てずに、しっかりと見極めますよふっふっふっ!」

そうして、零はダッシュで、聖夜は歩いてその部屋に向かった。

僕はカメラを持ち向かう。

ちなみに零は顔バレが嫌なのでマスクを被っている。


そんなこんなで30分が過ぎたのだった。

どこに割り込むか忘れた……っ!!


消えんなよ、消えんなよぉぉおおおおおお!?!?

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